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多文化なメルボルン

街中にはいろんなものがある

アートで溢れた街という風に書きましたが、メルボルンについて少し書きたいと思います。
メルボルンは人口約430万人で、シドニーに次ぐオーストラリア第二の都市です。人口の約半数がオーストラリア国外で生まれた人、もしくはオーストラリア国外で生まれた人を親に持つ人であり、200近くの言語が話されているとも言われています。
つまり、様々なバックグラウンドを持った人たちが多く、集まってきているということです。

また、ジャンルを問わず多くのアーティストが多く住んでいると言われています。

週末のマーケットはシドニーほど多くはありませんが、マーケット一つ一つにアーティスティックなものを多く目にすることができます。

ストリートパフォーマンス

めっちゃうまかったストリートライブ

メルボルンに滞在して3ヶ月、初めの2ヶ月は田舎で貯めたお金で、メルボルンを思う存分遊びまくりました。
街を歩きまわってみて感じたことの一つに『ストリートパフォーマンスをやってる人が多い』ということがあります。

様々なジャンルの音楽、似顔絵屋、髪にカラフルな紐をつけてくれる人、全身を灰色く塗って石でできたオブジェのような集団、ダンサーなどなど。

音楽に関して言えば、彼女が音楽をやっておりギターなどの上手さがわかるのですが、路上でパフォーマンスしてる人もかなりうまいらしいんです!(下手な人ももちろんいますが。)

それで、何枚かストリートパフォーマンスしていた人たちのCDも購入してしまいました。

グラフィティアート

ストリートだらけの路地

続いては、グラフィティ。よくストリートアートとも言われるものです。

日本ではよく悪質ないたずらとして取り上げられますが、オーストラリアは寛容ですね。ストリートアートで埋め尽くされたストリートがあちらこちらに存在しています。業務用のトラックですらグラフィティだらけの時もありますからね。

シティ内にもストリートアートだらけの場所はありますが、世界でおしゃれな街ランキングで上位5位に入っていたフィッツロイ(Fitzroy)という街のストリートアートは『まじかよ!!』と苦笑いしてしまうほどの多さです。
下記のおしゃれなストリートでも少し触れますが、フィッツロイのメインストリートのブランズウィック(Brunswick)ストリートから少し横の道に入ると、もうストリートアートだらけです。
僕も初めて紹介され、行ったのですがまさかあそこまでとは思ってもいなかったです。

また、海沿いの街のセントキルダ(St Kilda)もアート色の濃い街として有名でストリートアートも多く見ることができます。

ストリートアートに関しては、メルボルンに来て一ヶ月くらいの時にストリートアートのワークショップに参加させていただきました。小学生くらいの子供たちから、平日は真面目に働いてそうな女性まで参加していました。聞いたところによると、このワークショップは頻繁に行われており、常に多くの方が興味を持っているのだとか。ワークショップ以外にも、メルボルンのストリートアートを巡るツアーも行っています。

おしゃれなストリート

世界で五本の指に入るおしゃれな街フィッツロイ

次はストリートに関して。おしゃれで有名なメルボルンにせっかくいるので、その中でも特におしゃれな場所に行きたいと思い、色々と自分で調べたり、友人から紹介されたりして、様々なところに足を運びました。

その中で、おしゃれだと言われている通りに実際行ってみて、本当におしゃれだと思った3つのストリートを紹介したいと思います。

(1)上でも触れたフィッツロイのブランズウィックストリートです。ここはおしゃれなカフェやバーが建ち並び、ギャラリーも多くあります。ストリートアートもめちゃめちゃ多く、アーティストが多く集まっていることを思わせる街です。

フィッツロイのブランズウィックストリート

(2)シティから少し離れたチャペル(chapel)ストリートです。ここは昔からおしゃれな街として発展してきたことを思わせるほどおしゃれな街です。まるで古い映画に出てくるような街並みです。このチャペルストリートにはおしゃれなカフェやバーはもちろんのこと、ビンテージファッションのお店がかなりあります。しかもかなりの良質。ビンテージ以外にもおしゃれな人に人気のあるブランドを取り扱っているお店も多かったです。

マジでおしゃれなチャペルストリート

(3)セントキルダのフィッツロイストリートとアクランド(Acland)ストリートとカーライル(Carlisle)ストリートです。特にカーライルストリートは、ヨーロッパ移民が多く、ヨーロッパの言語が多く話されているのが特徴です。
この海沿いの街のセントキルダ(St Kilda)にあるセントキルダビーチは、かつて1900年ごろメルボルンで暮らす上流階級の人々の人気がこの街に集まり、富裕層の邸宅が立てられるようになりました。1912年には当時最新かつ最大級の遊園地ルナパークが建てられ、その後は娯楽地帯として発展してきました。第二次世界大戦後にはセントキルダは歓楽街となりました。 1960年代、このセントキルダの安い家賃を求めて若い芸術家たちやミュージシャンなどが移り住んできました。そこからアート色の強い街として発展してきたのです。

セントキルダのアクランドストリートからの脇道

メルボルンでは多くの刺激を頂いています!おすすめです。

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YOSINARI TAKASHI
読んでいただきありがとうございます。現在はオーストラリアのメルボルンから発信しております。個人でのブログも書いており、今後写真活動をしていく予定です。 ブログ〜写真メインの日常雑記録〜