15,985 views

フィリピン女子のイメージ

フィリピン女子のイメージ

こんにちわ。

私は、バンクーバーのコーヒーショップで働いています。

カナダでは、たくさんのフィリピン人がファストフード店等で働いています。

聞いた話ですが、真面目に働き英語が第二言語で即戦力になるフィリピン人を、カナダの業者がフィリピン国内でリクルートしているらしいのです。

私が働いているのは、カナダ国内に3600店舗、アメリカに800店舗もフランチャイズ店を持つ、カナダ発祥の”Tim Hortons”というドーナツが人気のコーヒーショップですが、そこでも多くのフィリピン人が働いています。

割合的には女の子が多いのですが、フィリピン女子に対して恋愛感情はおろか、性の対象にもならないくらい興味がありませんでした。

褐色の肌をしていて、太っているというかぽっちゃりした娘が多く、さらに背も低いので、丸いというイメージです。

一見顔立ちがスッキリしている子でも、お尻周りが大きかったり、腿が太かったり、運動全然してないんだなぁって思わせる体型をしています。

彼女らの美は、「厚化粧」でカバーしているように見られます。

若く肌の綺麗な子でも、厚化粧なメイクアップが「綺麗」の感覚なのかなって感じです。

日本のファンション市場がズバ抜けているせいもありますが、彼らのファッションもイマイチに感じてしまいます。

コーディネイトがヘタクソというか、 「なんでその色、ガラなん?」「なんでその組み合わせにしたん?」と、学生服に偽物のヴィトンのバッグを持っている日本の女子高生の方がよっぽどオシャレに思えるほどセンスがなく思えてしまいます。

付け加えて、バンクーバーは世界でもダサい都市トップに君臨する都市ですからなおさらです。

アローズやフーズフー、ビームス等で買い物をしていた頃は選ぶのに苦戦する程だったのに、妥協しても買いたくないと思えるほど、気に入る服や靴が見つかりません。

思わせぶりな彼女に恋

思わせぶりな彼女に恋

さて、話を戻して、そんなフィリピン女子に対する気持ちが恋に変わった体験談を書きたいと思います。

私は2014年12月まで、日本にいる彼女と遠距離してました。

基本的に恋愛に興味のない私は、新しい彼女を見つけることにも興味がなく、「出会う時に出会う」論のもと、何気ないカナダライフを送っていました。

職場の子らとは仲がいいので、私に彼女がいた事、別れたことは、中学高校のクラス並の早さで全員に知れ渡っています。

彼女と別れた後の話です。

フィリピンに彼氏を残しバンクーバーにやってきた一人のフィリピン女子が、彼氏と別れた事を教えてくれました。

彼女は、他のフィリピン女子とは違って、ほっそりしていて小顔で可愛らしい子なんです。

そんな彼女の態度が変わってきたのは、2015年に入った春くらいだったと思います。

始まりはピンチ(つねること)から。

甘えた声で名前を呼んできたり、濡れた手で水を飛ばしてきたりしてきたのが、彼女の最初の変化でした。

毎日のようにメールが来るようになり、冗談を飛ばすと笑いながら腕をギュッと掴んできたり。。。

更にビックリする行動がありました。

ダウンタウンに職場があり、彼女は電車を使って30分ほど離れた場所に住んでいましたが、

「ダウンタウンに部屋を探す!」

って言い出し、ダウンタウンに住んでいる私に部屋探しの手伝いを依頼してきました。

相場を知りたかったのか、私の部屋の条件を聞いてきました。

バンクーバーは物件が異常に高騰していて、一人暮らしなんてできるものではありません。

そのため、最近日本でも流行り出したルームシェアが一般的です。

私の部屋はワンベッドルームで広いリビングルームがあり、リビングルームは二人でシェアしています。

ちょうどリビングルームのルームメイトを募集していたし、ルームメイトを探していることと条件を言うと、ダウンタウンでの部屋探しに苦戦していた彼女は、

「Youの所に行きたい!」

と同棲を思わせる発言をしてきました。

残念ながら、彼女がそう言ってきた頃にはルールメイトが決まっていましたが、

「追い出してw」

「(新しく来る人に)他にいいところ探してあげる!」

と私の所への入居を懇願。

「リビングルーム、カーテンとかで仕切ってね。」

と勝手に話を進めてくる始末。。。

新しい入居者には前金でレント(家賃)を頂いていたのでキャンセルするなんて非道なことが出来るわけもなく、彼女は彼女でなんとかダウンタウンに条件にあった部屋を見つけることができました。

彼女がダウンタウンに引っ越してきて間もない頃には、髪の毛を染めようかパーマを当てようか悩んでると相談されました。

以前、彼女のFacebookで肩までもいかないショートヘアの写真を見たことがあって、その話をするとその写真を探して「これ?」って、見せてきました。

上記で説明したフィリピン女子とは程遠いくらいギュッと抱きしめたくなるほど可愛い彼女が写った写真でした。

「そう!!!これ!!!これマジで可愛い!!!」

一週間後、私は午後からの勤務でした。

「今からサロン行ってくる。」と早番上がりの彼女。

数時間後、サロン帰りの彼女はお店に戻ってきました。

わざわざ店にきたとしか思えない。

髪の毛を染めるかパーマ当てるかで悩んでいたのに、腰近くまであった髪の毛を肩までバッサリ!!

あまりの可愛さにほっぺを両手でギュッとし、

「可愛いやん!!!」

そう言うと顔を赤らめた彼女。

気がつけば、彼女にドキドキ・ワクワクしている自分。

彼女のアプローチの罠にハマってしまいました。

明らかに期待のできる状況から一転したのは、それから数日後のこと。

彼女の事をもっと知りたくてデートに誘いました。

喜んでくれるだろうと期待していたのとは裏腹に、その顔はポーカーフェイス。。。

毎日来ていたメールも止み、こっちから連絡しても返事が翌日になったり、返って来なかったり。。。

そしてデートの前日、アレルギーが出たと写真付きでドタキャンのメール。。。

告白もしていないのにフラレた気分が毎日のように続き、職場でも以前のような甘えてくる態度は一切無くなり、話もまともにしなくなりました。

あまりの急変に心がついていけず、「何を考えている?どういうつもり?」と問い正したくて、彼女を呼び出し話をしようと思ったのですが、会う時間が近々に取れず、真面目な話を吹っかけたまま話を保留にして職場で会うのは気マズイ空気になるのは分かっていたので、仕方なしにメールで遠回しに聞くことに。

「最近、俺に対する態度が急変したけど、俺何か気に触ることしたん?もしそうなら謝るし、正直に言って」と。。。

すると、

「えっ?全然意識してなかった。ごめんね。別に無視してたわけじゃないし、最近、たまたま誰とも関わりたくない気分だっただけ。別に嫌なこともされてないし、Youは本当に”good friend”だから。」

“good friend”

何それ?

それ以降、ものすごく話しかけてくるようになったものの、以前のようなことは皆無。。。

珍しく恋愛で頭が一杯になり、苦しくなって、思わせぶりな態度にイライラし、彼女を必死に「どうでもいい」と思う努力をするも、一度”勢いで”急上昇した場所からの急降下の気圧変化に耐えきれず、そう簡単に行くわけもなく、自分の気持ちが落ち着くまでに時間がかかりました。

フィリピン流恋愛事情

フィリピン流恋愛事情

話はさらに続きます。

自分の気持ちが落ち着き、ゆっくり呼吸できる場所へと戻ってきた頃、仲の良いフィリピン男子のバースデーパーティに呼ばれました。

その場には彼女もいたのですが、「やっぱ可愛いなぁ」と思いながらも動じない自分。

その日夜勤だった彼女は途中で帰りました。

それから余計な荒波が立つことに。。。

彼女にはジェンディというフィリピンにいた時からの大親友がいます。

ジェンディには旦那のラルフがいて、彼と私は仲がいいのですが、彼女が帰るとすぐに私のところに来てしばらく最近の話をした後、私の心の奥においていた箱を引っ張り出されるようなことを口にしてきました。

「今彼女いるの?マイキー(彼女の名前)今彼氏いないよ。」

彼女の大親友ジェンディの旦那ラルフからの一言。

可能性があると言わんばかりの問いかけに、仕舞っておいたはずの箱が引き出され、目の前に置かれた気分でした。

離れたところに座り、ラルフの話に耳を立てたジェンディがマイキーの話をしていることに気づき、私の横に駆け寄って座り込みました。

同時にその場にいた全員が興味津々寄ってきて、目の前に置かれた箱を他人にこじ開けられる羽目になりました。

仕方なしに今までの経緯を話すと、それがフィリピン流なんだとか。。。

魅力を振りまいて、近寄ってきたターゲットにデレツンをするのがフィリピンの恋愛事情なんだとか。。。

何それ?

「俺フィリピン人ちゃうし、日本でそんなんやってみ!直ちに“嫌なヤツ”のレッテル貼られるんやで。」

そんな思わせぶりな態度は最低だと思うんですが、日本でもあるんでしょうか。

他人を、友達をテストするような悪態。。。

せっかく努力して振り向いてくれた相手に、一度冷たくする意味が分からない。

「彼女は俺になんて興味ないねん。」

言うと、

「そんなことない。押しが足りない。」

と、まるで私が根性無しかのような言い方をするので、イラッとして、

「キミら俺を知らんだけやん。俺は好きになった娘には、フラれても諦めず、ガツガツ行くこともあるくらい攻めるよ。マイキーのことは、自分ではまだ好きかどうか分かってない。だから、デートにも誘ったし、好きだからデートに誘ったわけではなくて、彼女をもっと知るために誘ったんだ。」

ってムキになった自分。。。

それでも、そこにいたみんなからは応援されました。

優しく揺れる水の上で揺れながら、気持ちのいい日差しを浴びているところに、要らん荒波を立てられた余計な応援。。。

そんな波いらんし、望んでないし。

正直、マイキーにはこれと言って感じるものがないというか、特別なものを感じるものがないので、現時点で興味を持てることは「可愛い」以外ないんですよね。

そんなんで付き合ったとしても、趣味多き私が長続きしないのは目に見えてる。

一度興味を持ってしまったし、完全に意識外すこともできない。。。

その証拠に、フィリピン友の余計と言っていた波に翻弄されてる今。。。

フィリピン流だかなんだかしらんけど、真っ直ぐ来いよ、マジで。

カナダ生活二年半、異国の女性に翻弄されてる日本男子です。

どうなることやら。。。

The following two tabs change content below.
ギリホリでバンクーバー入り、就労ビザを取得。永住権取得と独立を目標に奮闘しています。自然が美しく、自然を大切にするカナダが大好きです。夏はハイキング、冬は大好きなスノーボードを満喫。住み心地のいいバンクーバー、もう離れられません。ブログも更新しています。