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留学・ワーホリで何をしたい?

留学・ワーホリで何をしたい?

どこで何をしていてもそうだけど、目標や夢を持つことって凄く大切だと思う。

あと、簡単に投げ出さない気持ち。

例えば…

「留学します」

何で留学したいの?留学して何を身に着けたいの?その先どうしたいの?

「ワーホリ行きます」

ワーホリで何をしたいの?行ってどうするの?その先どうするの?

特に何も考えず現実逃避をするかのような形で海外に出る人もいます。

厳しいかもしれないけど、日本で何もできない人が海外に来て果たして何ができるの?

どこにいてもきちんと目標を持って行動に移している人は場所が変わっても同じことが大抵できます。

あと、すぐには投げ出さないし逃げない。

留学で来る人、海外にいたらそこの言語を話せるようになると思っている人いるけど、常に日本人とつるみ、どこにいても日本語で会話、そんな状態で本当に新たな言語習得が出来ると思いますか?

私は2か月モントリオールに短期留学をした時は日本語話しませんでした。

学校で日本人がいても英語がフランス語でしか会話しませんでした。

例え相手が日本語を話してきても私は話さないって決めていた。

親のお金で留学する人は、そのお金がどれだけ一生懸命働いて得た物か知らない。

私は自分で稼いだお金で来たから余計に無駄にしたくなかった。

ワーホリで来る人、日本で仕事の経験がないとできるバイトは限られています。

言語ができなければジャパレスでの皿洗いがその1つ、言語がある程度でもできるのであればウェイター/ウェイトレスのお仕事もまた1つ。

ただモントリオールは日本人が少ないからジャパレスで働いても接客は英語・フランス語になるはずです。

「海外に身を置きたい」、ただそれだけであれば仕事もせずただその場に身を置く、それでいいかもしれないけど、それなら観光ビザで滞在でも別にいいよね。

カナダなら観光で6ヶ月滞在できるし(延長しなかった場合)。

個人的に疑問に思うことは他にもあって、ワーホリで来てほぼ1年間語学学校に通って終わる人もいるけど、それなら最初から学生ビザ取って学生としてこればいいじゃんね。

ワーホリビザ、1回しか取ることができないし、何も経験がない人にオープンで仕事ができる権利を与えるビザなんて他にないんだよ?

話せるようになって、「ここで働いて生活したい」って思ってももうできないんだよ?

「どうして学生ビザで来なかったの?」と聞くと、「働く予定もしてたんだけど、まず語学力をって思ってたらこうなっちゃった…」って。

その人の人生だし、チャンスをどう使おうがその人の勝手だからいいんだけど、すごくもったいないな~って私は思う。

ちょっと自分の現状を見つめて、先を見て計画を立てたらもっと道が広がるかもしれないのに。

仕事について言えば、ウェイター/ウェイトレスの仕事しか選択肢にないけど

”少しでも英語やフランス語を使って接客の経験を積みたい!”

私はこれも1つの立派な目標だと思う。

カナダではレストランでの接客だったかもしれないけど、この経験を生かして帰国後、別の業種で英語で接客のお仕事ができるかもしれない。

「英語もフランス語も話せないけど海外に身を置いてみたい。でもそんなに貯金がなくてお金が必要だからとりあえず働ける所で働く」というのと

「自分は将来こういうことがしたいからそれに少しでも繋がることをしたい」と思って行動する。

同じ1年という時間かもしれないけど、過程と1年過ごした後で得られる物には大きな違いが出てくる。

自分がすること・していることをいかに目標を持って取り組むかで結果は違う。

あと、海外に出るのであれば、そこの言語をどれだけ習得するか。

昨年から法律改正でほとんどの飲食店でワークビザが降りなくなった今

ワーホリでカナダに来てもその後ワークビザで残るという手段がほとんどなくなったということ。

(私が知る限りはワーホリ後にワークで残ってる人って飲食関係が多いから。

 と言っても、飲食業界はあまり繋がりないから友達から話に聞くところはって状態だけどね)

移民するにも法律がどんどん厳しくなっていて本当にスキルのある厳選された人材しか審査が進まないようになってきた。

じゃあ、ワーホリが終わって観光で数か月残ろうが日本に帰った後どうするの?

どこかの企業で働こうとした時、ワーホリの1年をどうみられるかはあなたが何をしたかにかかってます。

私は日本でもカナダでも人事部の仕事もしていたけど、企業によって人事の年齢は違います。

日本で、年齢が上の方はワーホリと聞いて「遊んできた」とすぐ思われる方が多いのも事実だし、若い人事はそこで何を得たかを鋭く聞く人が多いなと思います。

自分がそこで何をして何を学び何を習得しそれをどうその企業での仕事に生かせるか、これをいかに相手に伝えることができるかがまず面接で重要になってきます。

日本はまだまだ学歴・職歴・その他経歴・資格からまず判断することが多いから、海外にいたなら、英語ならTOEICで実力が見て取れるようにしておくといいと思います。

面接での語りだけでなく数字で見て取れるものがあると説得力があるよね。

まっ、所詮ペーパーテストなんでそれがすべての実力表示に繋がるわけじゃないけどさ。

会話以外にも読み書きもきちんとできてそれが数字で表れていれば

相手に言葉で伝えなくても伝わる事があります。

目安としてだけど、TOEICならやっぱり800点は取っておいた方がいいと思う。

でも本格的に外国とのやりとりができる仕事に日本で就きたいのであれば900点以上持っているのが一番です。

900点以上あると派遣で働くにしてもかなり英語のお仕事紹介してもらえますよべーっだ!

あっ、事務職や営業職の場合は経験ないと難しいと思うけど・・・

海外に来られる方、将来を見据えて、目標を持って、大切に時間を過ごしてください。

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AKANE
大好きな街モントリオールで観光・短期留学・ワーホリ・就労を経てカナダに個人移民(QSWカテゴリー)。街の紹介・イベント情報・食レポ盛りだくさん!育児に追われながらも情報発信していきます。