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僕の学生時代の旅と社会人を経験した後の旅の違い

学生時代の旅と社会人の旅の違い

こんにちは。
今回は僕の「学生時代の旅」と現在実行中の「会社務めを経験した後の旅」との違いについて書かせていただきます。

現在僕は期間(帰国日)を決めずに海外旅行中です。
大学4年生の頃にも海外旅行をしたのですが、その後に控える入社の為に旅行期間はキッチリ6ヶ月と決まっていました。
それは見たい場所がたくさんあった僕にとってはとても短い期間でした。

かなり密にスケジュールを詰めて、ある町に(移動日は含めず)1,2日のみ滞在ですぐに次の町に向かうなんてことは珍しくありませんでした。

また僕の場合、学生時代の旅行と現在の旅行との違いにはその「期間」ともう一つ「予算」にも決定的な違いがあります。
社会人(正社員)として働かせていただいたことで、学生時代と比べて倍以上の貯金を用意することが出来ました。

この二つの違いが何をもたらしたのか

それは「時間的余裕」です。
そしてこの時間的余裕がもたらしたのは物事をよく「考える」こと。

以前の旅では次々に新しい情報が入ってきて、それはそれは毎日が刺激的で楽しいものでした。
ですがその情報や刺激はどんどん自分の中を通り抜けていきました。
常に何かが起こるので、一つ一つの出来事が自分の中に留まる隙がなかったからです。

だからそこで手に入れた刺激をゆっくりと自分の中で消化し、吸収していくことが出来ませんでした。
せっかく日本では出来ない貴重な体験をしても、その表面的な部分ばかりを掬い取っていくようなイメージでしょうか。
もちろん先述の通りそれは刺激的で楽しいものでしたので、そのスタイルで旅をしたことを後悔しているわけではありません。

それとは逆に、現在の旅では非常にゆっくりと移動している為、一つの出来事に対して考え込む時間も圧倒的に増えました。
そしてある出来事が起こった要因やそれに関わる人の思い、時には歴史的背景にまで興味を持ち、考えたり調べるようになりました。
自分の気の済むまでそれに向き合う「時間的余裕」があるからです。

確かに学生時代の旅行と比べると刺激の数は少ないと思いますが、その代わり一つ一つの出来事が自分に与える影響は遥かに大きくなりました。
だからたとえ体験する出来事が少なくても、これはこれで自分なりに楽しむことが出来ています。
それに一つの町を、よりゆっくりと見て回る時間も出来ましたし。

はじめにも書きましたが、やっぱり学生時代の僕はとにかく「刺激」を求めていたな、そう思います。
今は3年半と短い期間とは言え社会人を経験したことで、学生時代には見えなかったこと(考えつかなかったこと)も見えるようになりました。
物事の裏側には隠れているものがあることを社会人になって学び、そこまで考える(推測する)ことの楽しさを知ったからです。

知らない土地を歩く楽しさや、たくさんの体験を詰め込んだ刺激溢れる旅
見て回れる地域は少ないけれど、一つ一つの土地や体験をゆっくりと味わう旅

皆さんはどちらの旅行スタイルがお好みですか?

僕は、両方です。笑

たくさんの刺激を得て、たくさんの物事を考えて吸収したい。
ちょっと欲張り過ぎかな?

学生時代の旅と社会人の旅の違い

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仕事をしたくないと主張する自由人だった僕が、カナダでの起業を目論み世界一周をやめるかもしれない話をリアルタイムで綴ってます。 今の僕は仕事をしたい自由人です。 旅は人生を変えるキッカケを与えてくれる。 オフィシャルブログ これが旅人Reyが全力で生きる証、だ! つまるところの、無職独身男性。