3,263 views

英語環境に絞ったトロントでの仕事探し

NAOTUGU

トロントに来る前から、トロントに着いたら2ヶ月以内に仕事を見つけるという計画をしていた。

航空券を差し引いたら全財産2000ドル(約20万)くらいしかなかったので、まずは何はともあれ仕事を見つけて生活基盤を整えることが最優先。

しかし、英語の上達を目的の1つに据えていたので、どうせ働くなら英語環境で働きたいという欲があった。

なのでまずは片っ端から求人情報をあさり、英語の使えそうなカフェやバーを中心にリストアップ。

仕事は比較的簡単に見つかるが、英語を使わない環境で働くことになってしまうことが多いので日本食レストラン等は避けた。

しかし、ローカルのお店に絞ってみると…

そもそも募集していなかったり、英語力の要求が高すぎてリストアップした店は次々と消えていく…

このとき自分の英語力のなさを痛感。

リサーチ→リストアップ→訪問→面接

というフローを繰り返しているうちに時間もあっという間に過ぎていく。

ワーホリはやりたいことと英語力と仕事のバランスが大事

Yonge-Dundas Square

トロントに来てから1ヶ月が経過した時点で未だに無職。

あと1ヶ月しかない…

これで仕事が見つからなかったら気温零下のなかホームレス生活…

さすがに焦りが出てきた。

ただ、冷静に振り返ってみると仕事が見つからない理由は明白だった。

英語環境の仕事場という欲を捨てきれずにいたからだ。

英語にこだわらずに日本食レストランという選択肢を選べばすぐに決まったかもしれない仕事はいくつもあった。

しかし、欲張るわりに資金を充分に用意できていなかったためそもそも生きていくこと自体が危うくなってきた。

結局、まずは日本食レストランでもなんでも良いので働いて、生活基盤を整えながら英語環境の仕事も探すことにした。

幸運にも、知人の知り合いがトロントで人気No.1の居酒屋Guuの店長と知り合いだったこともあり

Guuで働き始めることになった。

人気No.1ということもあって、給料以外に貰えるチップが破格で週2で働くだけ約1000ドル(約10万)も稼げた。

結局は効率的にお金を稼げるGuuで働けたお陰で他の仕事も探せたし

その後も元々の目的だったイベントプロデュース活動の方にも注力できるようになっていった。

まとめ

■資金が十分にない場合は仕事の選び過ぎに注意→結局仕事は見つからず貴重な時間だけを浪費するリスクが高い

■資金があれば仕事を選べる可能性が増える

■十分な資金がないと時間に拘束され選択の範囲が狭まる

何はともあれまずは生活基盤が最優先。

欲張るのもほどほどに。

The following two tabs change content below.
NAOTUGU HARA
カナダのトロント在住時の経験、ヨーロッパ1周の実体験などを基に、海外のライフスタイル・文化・旅行情報を中心に発信していきます。