アントワープの病院で出産

Kind en Gezin聴力測定

皆さん、こんにちは。この度お陰様でベルギーで無事出産をすることができました。

今回は、皆さんに出産時の様子や、出産後のことなどお話できればと思います。参考になれば幸いです。

出産ですが、病院からは陣痛の間隔が5分以内になるか、もしくは破水したら病院のEmergencyに来るように言われていました。

ただ、出産当日、陣痛が始まったのは平日の朝だったため、陣痛が始まってからも上の子の保育園の準備などでばたばた動きまわっていました。

結局、病院についた頃には陣痛が2、3分間隔になっており、到着から約1時間で出産となりました。

安産でよかったのですが、出産までの間、病院で陣痛の痛み緩和と、陣痛を早めるため、ボールやお風呂などいろいろ使えるということを聞いていたので、それが見れなかったのはちょっと残念だったかもしれません。

でも、よかったのは、フリースタイル出産を推奨している病院だったので、出産時の姿勢が自由に選べたことでしょうか。

お陰様で前回よりずっと楽に出産できたと思います。

ベルギーと日本、産後のケアの違い

ベルギーの病院食

出産後は母子同室で、出産直後から新生児と一緒の生活が始まりました。

入院期間ですが、通常出産であれば、基本は4日間病院に滞在するようです。

基本的にベルギーでは、出産後に問題がなければ、いつ病院を退院してもかまいません。

私も先生に「いつ退院できますか?」と聞いたところ「ここは監獄でもないんだし、いつでもいいよ。まあ、小児科医の新生児検査が4日後だから、早目に退院するなら後でまた病院に来てね」と言われ、日本とベルギーの病院出産に対しての違いを感じました。

出産後の入院中のケアですが、日に数回、助産師・ときどき産婦人科医や小児科医が病室に来て、母子の状態を確認してくれたりしました。

ただ、日本のように他の母親とも会える授乳室や、事前に決められた指導(授乳指導、お風呂の入れ方指導など)はなく、入院中は基本病室から出ず、わからないことがあれば、助産師を呼んで聞くという生活でした。

これを見て夫は「日本のほうが入院費が安いし、カスタマーサービスがいい」と言っていましたが。

とはいえ、ベルギーの助産師の方たちは皆さんとても親切で「質問があれば何でも聞いてね。聞いたら殺されるってわけでもないんだし(笑)」などと言ってくれました。

まあ、今回は2回目なので、ある程度新生児の子育てがどういうものか分かっていたというのもあり、あまり質問をすることもなく無事に過ごせましたが、初めての出産であれば分からないことだらけで戸惑ったかもしれません。

入院中の食事ですが、日本は授乳のため、特に病院での食事制限はかなり多かったという印象があります。

しかしベルギーは多民族社会のせいか、食事はリストから選択することができ、かつ日本では授乳中は推奨されないもの(特にチョコレートやチョコレートケーキなど)も必ず毎回リストに入っていました。

これについて助産師さんは「まあ、ベルギー人はチョコレート大好きだから、チョコレート無しじゃね」と笑っていましたが。

ただ、それにしても今回本当にギャップを感じたのは夜ご飯です。

中身を選択できるといっても、基本はパンと肉類とヨーグルトなどで野菜ゼロ。

朝も同じく基本はパン、ハムやチーズにヨーグルトなどで野菜ゼロ。

昼だけメインミールという生活でした。

ベルギーの人は普段こういう食生活なのかもしれないし、私も食にはあまりこだわらない方なのですが、出産直後でかつ夜間授乳で夜が長い私には、夜ご飯がパンだけで野菜なしはものすごくきつかったです。

また、1回目の出産が日本で、ご飯は栄養士が栄養管理をしており、かつ豪華な食事を出す病院だったので、この差はかなりショックでした。

だから海外の人は出産後すぐに病院を退院するのかも??

病院でのケアはよかったのですが、正直に言って、退院した時は好きなものをやっと好きなだけ食べられる嬉しさで一杯でした。

退院後の生活や定期検診、予防接種など

Kind en Gezin体重測定

退院後は、Kraamzorgという、出産前後の母親をサポートしてくれる機関が助産師を紹介してくれました。

助産婦さんは退院後1週間、週3回母子の状態確認のため家に来てくれて、いろいろ相談にのってくれたり、お風呂の入れ方の指導などしてくれました。

これは私の保険適用外のサービスで、結局費用は高かったのですが、二人目だったので、病院に行かなくていいというのは大変ありがたく、かつ一番体調の安定しない産後1週間に母子ともにいろいろ面倒を見てもらえたのは本当に助かりました。

また、出産後1週間ほどすると、Kind en Gezinの看護婦が家にきて、子供の聴覚や体重、栄養状態などを確認してくれました。

今後は定期的にKind en Gezinが子供の定期健診や家庭訪問、予防接種を行ってくれます。

予防接種の費用はどうかわからないのですが、定期健診や家庭訪問は無料で、上の子も定期健診でお世話になっており、これは本当にいいサービスだなと思います。

おかげで無事にベルギーでの出産を終えましたが、初めて出産される方であれば、できれば日本で出産したほうが良いかもしれません。

日本の病院では赤ちゃんの世話の方法など、手とり足とり教えてもらえるし、食事も断然ベルギーより日本のほうが良いと思ったからです。

ただ、ベルギーで出産したからといってまったく不都合はなく、どこで出産するかは、自分や家族のその時の状況によって一番いい場所を決めたほうがよいでしょう。

最後に、ベルギーで出産をサポートしてくれた病院の先生や助産師の皆さん、Kind en Gezinの方、そして産前から産後まで一生懸命サポートしてくれた夫には本当に感謝しています。

ありがとうございました。

The following two tabs change content below.
contributor
contributor
BoundtoBoundでは寄稿者を募集しています。 あなたの経験が、これから海外に飛び立つ方の力になるかも知れません。 お気軽にお問い合わせください。