留学して感じた日本と海外の文化の違い
こんにちは、オーストラリア・ブリスベンのGriffith大学に留学中の後藤和希です。
プリスベンに留学して、5ヶ月以上が経ちました。
前のセメスターでは、留学生用のコースに入って大学で使う英語を勉強していました。
このコースには他にもいろいろな国から留学している人がいます。
インド、ロシア、中国、ペルー、コロンビア、ベネズエラ、などの国の人々です。
これらの国から来ている友達と交流すると、日本では全く考えなかったような文化の違いを考えさせられたりします。
その文化の違いとはどういったことかをお伝えすることによって、留学するとこんなにいろんなことを考えさせられるようになるんだなと知ってもらえたらうれしいです。
私はインドから留学している友達と話をして、その友達の考え方に感銘を受けたことがあります。
それは私が一緒に出かけたい、と言って彼女が賛成してくれた時、私が何気なく「ありがとう」と言った時です。
彼女は “no thank you no sorry we’re friends” と言ったのです。
日本で生まれ育った私はなにかとすぐに「ありがとう」「ごめんなさい」と言います。
これは日本人の心構えとして小さい頃に教育を受けたものです。
しかし、少し日本人は相手に対して気を遣いすぎてしまうことがあるような気がします。
日本では「他人に迷惑をかけないようにしなさい」と習います。
もちろんこれは相手を大切に想う、という点において大切なことです。
しかし、インドでは「相手に対して迷惑をかけてしまうのは当たり前だからそれを赦すことが大切だ」と考えるそうです。
日本とインド、文化が違うとここまで考え方も違います。
なんだか優しい気持ちになれますね〜
時間厳守は当たり前ではない!?
そして、もう1つ。
文化の違いを考えた出来事がありました。
ペルーから留学している友人とプレゼンテーションを一緒にやった時、彼がなかなか約束を守ってくれず、私がそのことをペルーから来た別の友人に相談したことがありました。
するとその友人が“This is a cultural difference. Japanese are so strict.”と言ったのです。
約束は守るものだと思っていた私にとって、何回もドタキャンされることは思ってもみなかったのです。
しかし、彼の言うように「文化の違いなんだな」と受け入れるしかありませんでした。
日本人は時間にうるさいですが、時間にあまりうるさくない国も多いです^^;
南米の人は基本的に30分遅れてきます。
また、インドネシアから来た友人も彼の国では基本的に30分遅れで集合するそうです。
5人以上でいろいろな国から来ているメンバーで出かける時、最終的に全員が集まるのに1時間かかったことも何回かあります。
日本のように時間厳守でない国が多いですね・・・。
日本にいた時はそれまでの生活が当たり前だと思っていたけれど、留学先でこうやっていろいろな人と関わってみたことによって当たり前のことなんてないんだな、と日々気付かされますよ〜
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