最低賃金の高いはずのオーストラリアで仕事探し
僕は最初最低賃金の高さを聞いて、わくわくしながらオーストラリアに来ました。
けれど実際に来て働き出してみると、それは大方オーストラリアの現地の人にのみ言えることであると知ります。
ワーキングホリデーで来る外国人に関しては、最低賃金に満たないキャッシュジョブがほとんどです。(ローカルジョブやファームなど、実際に最低賃金の高い仕事はたくさんありますが、最低賃金以下で働いている人が大半だと思います)
僕が最初に見つけた仕事は自分のフラット(共同住宅)に関するものでした。
というのもシェアハウスを管理する仕事です。
仕事内容は部屋の紹介とキッチンやバスルームの掃除備品の補充などです。
それで週に少しばかりレント(家賃)を安くしてもらっていて、週に150ドルで住んでいます。
僕のフラットは5人用です。
ひとつはバスルーム付のマスタールーム。
そして僕の住むツインルーム。
一人がリビングルームに住んでいます。
部屋に空きができたときに、見に来る人はたくさんいます。
時間にルーズな人、条件が読めずに来た途端に帰ってしまう人など、なかなかストレスの貯まる仕事です。
なので、住む人が決まると報酬を貰える以上に、もうその仕事をしなくていいと安心します。
重要な給料問題
新しい生活に慣れ始めると、仕事を探しだします。
僕のしたやり方はGumtreeを使って、電話やテキストを送り続けることでした。
それもほとんど反応がありませんが、たまに電話が返ってくることがあります。
僕は最初の電話がかかってくるのに一週間ほどかかりました。
その最初の一店目はレバニーズ(レバノン料理)レストランでした。
そのレストランは港の近くにあり非常におしゃれな雰囲気でした。
お客さんは水タバコを目当てに来ている人が多かったです。
僕がしていた仕事は、サイドバーでコーヒーやジュースちょっとしたお菓子やケーキを盛り付け、サーバーの人に渡していくことでした。
フルーツジュースやミルクシェーキの作った余りを飲むことができたりして、非常に楽しかったです。
またキッチンに行くと好きなものを作ってもらい食べることができたので、ケバブやサラダなど地中海料理を満喫することができました。
またサイドバーの同僚は、ボスはオーストラリア育ちのレバニーズ(レバノン人)、下で一緒に働く青年はロシア育ちのレバニーズという感じで非常に多言語な環境でした。
その青年はロシア語フランス語アラビア語を話し、日本では考えられないような環境で育ったんだなと、少し羨ましく思いました。
この仕事のただひとつの大きな問題点は、給料が違法で12ドルしか払ってくれないことでした。
そこに僕はイライラを募らせていました。
そしてある晩とても忙しく店じまいがなかなか終わらなかった日に、マネージャーに給料の相談をします。
仕事も慣れてきて一人でその場を任されることも多くなっていたので、昇給してくれるだろうと思っていました。
がその案はすぐに一蹴されてしまいます。
「マイケルも(先程の青年)も12ドルで働いている」というようなことを言われました。
ここで働いていてもダメだと思い返す言葉で、今日で辞めますと伝えました。
今週の週末まで働いてくれと頼み込まれましたが、頑なに拒絶しました。
繰り返す仕事探し
仕事がなくなった僕は、また上記の方法や街を練り歩きレジュメを配る方法で仕事を探します。
また見つけるのにしばらくかかり、不安な日々を送ります。
間にアウトレットモールのカフェでウェイターなどを挟み、現在の時給21ドルのキッチンハンドの仕事に行き当たるのです。
今の仕事に関してはこちらのページをご覧ください。
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