メルボルン生活の味方
メルボルンに来てまず一番初めに困ったことは食費の高さでした。
外食はもちろんお金がかかるので、まずほとんどの人が自炊を試みると思いますが、スーパーで売っている食料品も日本と比べるとだいぶ高いです。
そんな時、日本でいう市場のようなマーケットは生活の大きな味方になります。
もちろんものにもよりますが、だいたいのものはスーパーよりもお手頃な価格ですし、日本では見たことのないような食材がたくさんあるので、見ているだけでも楽しいです。
メルボルン三大有名マーケット
メルボルンにはシティーから近い距離にマーケットが3つあります。
どのマーケットも市民に親しまれていて、特に土日はどこも賑わっていますが、それぞれ雰囲気が違います。
今回はそれぞれの特徴について個人的な感想も含めご紹介しようと思います。
①Queen Victoria Market
シティーの北側に位置するメルボルンで一番有名なマーケットです。
観光ガイドにも絶対に載っており、地元民・観光客共に多くの人々が買い物に来ます。
規模もかなり大きく、野菜・果物・肉・魚・デリ・雑貨などなんでもあります。
特に雑貨エリアは何列もあってすべて回りきるのは困難です。
私も半分くらいしか見たことがない気がします。
このエリアには本当にいろいろなものが売っていて、カンガルーグッズなどいかにもなお土産だったり、洋服や靴だったり、よく分からない健康グッズだったり、ちゃんと見て回れば思わぬ掘り出し物があるかもしれません。
食品などは3つのマーケットの中で一番安いイメージがあります。
また、このマーケットに来て小腹がすいた時におすすめなのが、デリエリアにあるBorekというトルコのパンです。
店の前には常に人が並んでいる人気店ですが、ベテランのおばちゃんたちがテキパキとお客さんをさばいているのでほとんど待ちません。
Borekは何種類かありますが、チーズとほうれん草が入っているのが一番人気なようで最高においしいです。
なかなかボリュームもあって、おいしいのに値段はなんと$3(300円弱)!
この物価の高いメルボルンにおいて驚異的なコストパフォーマンスなので、このマーケットに来たら必ず食べます。
個人的にはメルボルンで一番のB級グルメだと思います。
夏と冬には毎週水曜日の夜にNight Marketという日本の夜店のように食べ物の屋台が出るイベントが開催されます。
どの屋台もこのマーケット内か近隣にあるお店が出店しているものなので、ここでしか食べられないという訳ではないですが、お祭りのような雰囲気が楽しいのでおすすめです。
②South Mebourne Market
シティーからトラムで10~15分ほど行ったSouth Melbourneというエリアにあります。
カフェや小さなお店が多くかわいらしい雰囲気のエリアだけに、マーケットも3つの中で一番おしゃれなお店が多い印象です。
人へのプレゼントなどを探す場合に良いのはこのマーケットだと思います。
通路が入り組んでいて若干迷いやすいですが、それほど大きくないので1時間もあれば回りきることができると思います。
③Prahran Market
シティーから電車で3駅ほど離れており、3つの中では一番こじんまりとしているマーケットです。
他の2つのマーケットと比べると値段はあまり安くないと思いますが、売っているものが新鮮で品質が良いと評判です。
雑貨を売っている店はかなり少なく、食品がメインです。
じゃがいもやきのこなどを、長年専門的に扱っているお店もあります。
マーケットのすぐ横に日本食スーパーのフジマートもあるため、日本人のお客さんもよく見かけます。
South Yarraというおしゃれなショッピングエリアから近いので、お買い物がてら寄ってみるのもよいかもしれません。
人気マーケット比較のすすめ
どのマーケットにもそれぞれの良さがあるので、行ってみて実際に比べてみるのが面白いと思います。
その際はぜひお店の人とのやりとりを楽しむというのもおすすめです。
もちろん英語の壁はあると思いますが、マーケットの人は海外からの観光客にも慣れているので、英語が流暢でなくても比較的優しいように感じます。
スーパーとは違って店員さんにおすすめのものを聞いたり、少し試食させてもらったり、世間話をしたりとコミュニケーションを取ることができるのがマーケットの魅力の一つではないでしょうか。
食費の節約にもなり、更に英語の上達にもつながる(かもしれない)マーケットを活用してみてはいかがでしょうか?
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