メルボルンでの節約車中泊生活術
一年半前、タスマニアでのファーム生活を終えた僕は、フェリーに車を乗せメルボルンの地に降り立った。
しばらくは1泊$25のバックパッカーズに毎日泊まって生活していながら、ある事を思い付いた。
“宿代に$25も払うなら、車で寝て$25で美味しいレストランに行った方がよくね?”
自然や動物が豊かな環境で田舎生活を送っていたタスマニアとは違い、メルボルンは人•車•自転車•トラム、そして夜になれば酔っ払いや不審者で溢れかえる大都会。
車中泊をするに当たって注意しなければいけない相手は3つ。
1.不審者
2.警察
3.住民の目
僕はシティ近郊で10箇所近くの場所で車中泊を試し、警察に夜中に起こされ職務質問を受けたり不審者の訪問に何度も遭いながらも、ようやくF1会場で有名なアルバートパークの脇に安息の地を見つけた。ここで数ヶ月生活しているが、警察や不審者の訪問を受けた事は一度も無い。
メルボルンでは節約車中泊生活に必要なものが全て揃っている。
・シャワー
フェデレーションスクエア近くの地下駐車場の中にサイクリスト用シャワーあり。
ドックランズ図書館1Fにもシャワーあり。
・駐車場
クラウンカジノでシルバーカード(ちょっとしたVIP)をゲットすれば半年間無料で毎日駐車できる。
また、このカードを保持していれば秘密の部屋でコーヒーやソフトドリンクも飲み放題。
・食事
飲食店で働いていれば大抵は賄い付き。
自由に支払い金額を決めることの出来るレンティル(LENTIL AS ANYTHING)や、閉店間際のスーパーのセールなどもおすすめ。
このようにメルボルンは快適な車中泊生活を送ることの出来る町ですが、盗難には気をつけてお過ごしください。
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