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シドニーのおしゃれなマーケット紹介

オーストラリアで有名なグラフィティアート

オーストラリアの大都市、シドニー。

どのシーズンも流行の先駆けとなり、海を越えて日本の女の子のファッションアイコンになっているミランダカーや、
フォーマルファションをカジュアルに着こなすハリウッド俳優のヒュージャックマンなどを輩出している都市というだけあって、
さぞかしオシャレな人の行き交う街だろうと身構えて足を踏み入れた私でしたが、

ぶっちゃけ、全然そんなことありませんでした。

そもそも、現代の日本とオーストラリアのファッション業界には大きな違いがあるようで、カジュアルファッションでもシーズンごとに打ったテーマに沿ってブランドの色を出している日本と比べて、
こちらは、普段着に特別なこだわりを持っている若者向けのブランドが日本に比べて圧倒的に少なく、
女子たちがお金を費やすのは、通勤通学用の服ではなくて、週末遊ぶためのボディコン服なんです。
平日穏やかにお酒を楽しむ場所であるパブが、週末もれなくクラブになるという、この街ならではの特徴の1つかと思います。

それでも普段着として人気があるのは日本にも展開しているH&MやZARA、そして今年初め日本から撤退してしまったTOPSHOPなどの、ファストファッションと呼ばれるラインなので、
日本の大学生なんかと比べても、チープで機能性重視のファッションが支持されています。

そんな街シドニーでも、とびきりオシャレがしたい!という人におすすめのお買い物スポットが、
週末各所で開催されているマーケットです。
オーストラリアの中でもシドニーはずば抜けて週末マーケットが多いので、時間の限られた滞在をする方のために、
観光客向けでなく、現地の人に古くから愛されている人気のマーケットを
勝手に日本人を代表して、わたくしが厳しい審査を通してランク付けさせていただいたので、紹介します。

1位 Surry hills Markets(サリーヒルズ)

サリーヒルズマーケット

オシャレなカフェやパブが立ち並ぶサリーヒルズの小さな公園で、月に一度だけ開催されるサリーヒルズマーケット。
規模で言うと他のマーケットに比べて少し小さいかもしれませんが、
この街というだけあって、出店にハズレなし。
街の景観だけでなく、訪れているお客さんや出店者も抜群にオシャレなので、意識が高まりすぎて気づけば予定をはるかに超えてお買い物してしまっている、恐ろしいマーケットです。
ヴィンテージの洋服、アクセサリーを買ったら、
オシャレなカフェでのんびりしていくのもおすすめ。
近くには、日本のパンケーキブームの火付け役の1つとなったbillsもあります。

オープン:毎月第一土曜日7:00〜16:00

2位 Glebe Markets(グリーブ)

グリーブマーケット

こちらはアクセスがかなり難しいかも知れませんが、苦労して行ってもお釣りが返ってくるぐらいの満足度。ローカル色がとても強く、観光客はほぼいません。
小さな公園の中に所狭しと並ぶたくさんのショップは、学生街ということもあり古着の出品が特に多く、古着好きには一番におすすめしたいマーケットです。
日本では手に入りづらく、買うのにためらってしまいそうな値段のブランド物も、
こちらでは手に入りやすい分、古着としての価値も変わるので、格安で買えたりします。
ちなみに私は、ALEXANDER WANGのニットを5ドルで購入しました。日本で新品を買えば300ドルは超えるものです。

オープン:毎週土曜日10:00〜16:00

3位 Paddington Markets(パディントン)

パディントンマーケット

こちらはアーティストが多く住むオシャレな街パディントンにある、教会の敷地で開かれるマーケット。
シドニー近郊では最大規模で、200以上のお店が開かれています。
古着だけでなくハンドメイドの小物やアートクラフトの出店もたくさんあり、帰国の際のお土産に、世界に一つしかないものを買ってみるのもいいと思います。
教会の敷地内ということもあり、天気のいい日には海外らしい素敵な写真も撮れるということも、おすすめする要因の1つです。

オープン:毎週土曜日10:00〜17:00

他にも、オペラハウスの近くの観光名所となっているロックスマーケットや、青果が安く買えるパディスマーケットなど、人気のあるマーケットはたくさんありますが、
今回はファッションのみを重視して選びました。
海外ファッションの文化に触れたい人は、行って絶対に後悔しない3つだと、自信を持って紹介しています。

日本のファッションは、日本人が思っている以上に海外では評価されています。
普段の服からこだわりを持つ、日本人の素敵な特徴を、海外でアピールできたらいいなと、私は日々思っています。

オーストラリアはファッションに偏りのない多国籍国家。
買うのに勇気がいるような大胆なデザインの服も、セカンドハンドなら手軽に買えるので、

「普通」のない国で、人の目を気にせずに思い切ったファッションを楽しんで新しい自分と出会うのも、オーストラリア生活の醍醐味ではないでしょうか。

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NARA RIO
現実逃避から始めた海外生活が1年を超えました。現在はオーストラリアのおしゃれな街メルボルンで、おしゃれにニートしています。