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ワーホリで大切にしたほうがいいこと

旅行で行った海

現在日本を離れ早一年が経とうとしています。今月の末には日本に帰国します。

日本を出て、始めの二ヶ月はフィジーという国で二ヶ月過ごしました。その後、ワーキングホリデービザでオーストラリアに入国してから、シドニー二ヶ月、パース近くの田舎町に5ヶ月、そして現在メルボルンに3ヶ月滞在しています。

出会う人たちには「セカンドビザ使うの?」と言われますが、そのつもりはありません。
オーストラリアのワーホリでの特徴でもあるセカンドビザ。

パース近くの田舎町に滞在し、お金も貯めて、セカンドビザの条件も満たしていますが、今月でワーホリ生活を終了させます。

理由は一つ。

オーストラリアでの生活が日本とはあまり変わりはなく、マンネリ化してしまっているということです。

ワーホリでオーストラリアに来る人たちの平均以上に、様々な場所に行き、いろんなことに感動できたし、出会いも別れも経験してきたと胸を張って言えます。

また、シドニーでは、シティで一番繁盛しているラーメン屋での仕事も経験し、田舎では日本語の情報サイトには載っていないファームで働き、現在はオープンしたての24時間営業のラーメン屋で深夜のメイン(かっこよく言うとヘッドシェフ)をやっています。

日本で僕が普通に生活していたら経験しないようなことばかりの生活に、初めはワクワクしていたものですが、ワーホリという期限の決められた海外生活終盤の現在、マンネリ化してしまっています。

それは、ジャパレスで仕事をし、唯一ローカルで働いたのは田舎町でのみという、ワーホリや留学に夢を抱くような海外生活とは程遠いかもしれません。

どこに行っても、仕事して、遊んで、たまに旅行して。日本にいようが海外にいようが、生活していればこれの繰り返し。ただ少し風景が違うだけ、周りにいる人が違うだけ。

このワーホリ期間中、お金を使って散々遊び、仕事を真面目にこなし、やりたいこともやってきました。そんな僕がワーホリで大切にしてきたことを書いていこうかと思います。

お金・仕事・やりたいことのバランス

田舎は何もなかったけど、写真でみるといい感じ

ワーホリで大切にするべきことは、これしかないと僕は思います。

『お金・仕事・やりたいこと』のバランスです。

オーストラリアは日本よりも労働賃金が高く、ファームなどに行けば時給21ドルとかはざらです。(最近では日本人のワーホリしている人がカモにされているという話をよく聞きますが。ネットにある日本語の情報だけを参考にしてる日本人が恰好のカモにされるのは言うまでもありません。)

日本という国を出て、「とりあえず、海外に出たい。オーストラリアの景色を見たい。写真を撮りたい。」という軽い気持ちでオーストラリアに来ました。その気持ちを大切にして今まで生活してきました。

もともと僕自身、オーストラリアに来て学校に通うことや、これから先どうにかしてオーストラリアに住みたいとは思っていませんでした。ローカルで働こうが、ジャパレスで働こうが、そのことに関して特に希望はなかったです。ジャパレスであれば即採用で働けるし、それでも日本よりは稼げますから、何日もかけてローカルで仕事探しなんてする気になれませんでした。

そこに時間をかけるのなら、少し働いて、移動して、また少し働いて、移動して。というような生活のほうがしたかったわけです。僕は働くこと、お金を稼ぐこと、やりたいことのバランスを意識して生活してきました。

ですので、ずっとファームにいてお金を貯めている人を見ても羨ましいとは思いませんし、むしろずっとファームにいて楽しいですか?と僕なら思ってしまいます。お金を稼ぐのは日本にいても可能なことです。日本でお金を貯められない人が、オーストラリアで貯めたお金を日本でもうまく運用できるとは考えられません。

それなら、仕事を少しずつしながら、ここオーストラリアでしかできないことをして、オーストラリアでしか見れないものを見て、生活していたほうが将来に役に立つと思っています。思い出話の厚みも変わってくるはずです。

仕事・お金・やりたいことのバランスは一人一人違いますので、僕のような生活は望んでない方もいることと思いますが、自分の思うような海外生活を送くるためにはそのバランスを考えることが不可欠だと思います。

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YOSINARI TAKASHI
読んでいただきありがとうございます。現在はオーストラリアのメルボルンから発信しております。個人でのブログも書いており、今後写真活動をしていく予定です。 ブログ〜写真メインの日常雑記録〜