現在31歳。仕事を辞めてのワーキングホリデー
この原稿を書いている今、こっちではものすごい雨が、途切れながらも午後ずっと降り続いています。まさにバケツをひっくり返したよう。あ、今雷鳴った。
初めまして。古舘悠介といいます。
僕は現在カナダのトロントに滞在しています。現在31歳。仕事を辞めてのワーキングホリデー(以下ワーホリ)で、なんだかギリギリ感が強いですね。
4月の半ばにこっちに来て、この原稿を書いている時点でおよそ1ヶ月半が過ぎています。
これから、僕が今回のワーホリを通じて経験したこと、感じたことなどを綴っていこうと思います。気まぐれな性格なので、時系列に沿って、というわけにはいかないかもしれませんが。
僕の文章が、「子匙一杯くらいであっても、読んでくれた人に何かしらの作用があればそれでいいな」といった気楽なスタンスで綴っていきたいと思います。
文体なんかもその時の気分で変わるかもしれません。それも楽しんでもらえたら嬉しいこと山のごとしです。
なぜ会社を辞めてギリホリに行こうと思ったのか
まずは自分がなぜワーホリに行こうと思ったか、その動機からお話しします。といっても、そんなに大層なドラマがあったわけでもなく、一言でいうと「なんとなく」なのですが。
ワーホリに行くとはっきり決めたのは、2014年の春でした。たしか3月頃。
僕は5年くらい某予備校で講師として勤めていましたが、自分の人生に対して漠然とした不安や不満が常に渦巻いていました。
いろいろあって、体調も長いこと崩していました。ふさぎこんで腐ったり、自分で解決法を探したりと、うだうだする日々。
一方で、自分の友人知人で海外に行く人が多く、また、僕自身も
「海外に行ってみたほうがいいよ」
「海外が合ってると思うよ」
と勧められることもよくあったので、だんだん影響されて徐々に海外への気持ちが醸成されていったような気がしています。
そんな自分を「どげんかせんと」的な試行錯誤と、海外への想いが去年の春に結びついて、その瞬間に、「そうだ海外行こう」となった。こういう感じです。
なぜカナダを選んだのか
僕がワーキングホリデーに行こうと思い立った時点で、僕はすでに30歳でした。
ワーキングホリデービザは30歳までなら申請可能、つまり31歳の誕生日前なら間に合いますが、ギリギリでした。(ビザが認可されてから渡航までの猶予期間は3ヶ月以内や1年以内など、国によって異なります。)
ドイツやフランス、イギリスなど、行きたい国・興味のある国は色々あったのですが、海外経験が少ない、渡航までに時間が欲しかった(仕事の契約期間のため)、といった理由で、オーストラリア・ニュージーランド・カナダの3カ国に絞られました。
オーストラリアは大学時代に短期ですが一度行ったことがあり、せっかくなので行ったことのない国に行きたかった。
ニュージーランドも魅力的でしたが、人口も少ないし、なんとなくすごくのんびりしていそうなイメージがあって、どちらかというと、もう少しワクワクする方に行きたかった。
カナダは国土も広いし、自然も豊かで、人口もそれなりに大きく、アメリカにも近い。
こういったいきさつでカナダを選びました。ただ、結局はなんとなくの直感、自分の感覚によるところが大きいとは思います。
当時30歳。このときに思ったのは、何かをやろうとするときに、あまり考えすぎると動けなくなっちゃうなあ、ということです。
ある程度いい加減に、気楽に決めたほうがさっさと行動にも移せていいような気もします。まず思い立ったらちょっと調べてすぐ動いて、の繰り返しでいくのがいいんじゃないかと。
どうせ全てを完璧にやることはできないし、ミスやちょっとしたトラブルは当たり前ですから、少しでも海外に興味がある・行きたいという人は、それを前提にとにかく走り出してみてください。
次回は、準備期間の僕の生活についてつらつら書こうと思います。では!
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