ワーホリでメルボルンに到着して7週間
ワーホリでメルボルンに到着してから7週間、学生寮のようなところに滞在していましたが、つい数日前にシェアハウスに移りました。
このときの体験を今回の記事ではシェアさせていただきます。
ワーホリや留学でメルボルンに来る人の多くが、最初はホームステイか学生寮に滞在し、途中で家賃が安かったり、学校・職場にアクセスしやすいシェアハウスに移るようです。
私も語学学校に通う5週間のみ学生寮に滞在し、その間にシェアハウスを探して移る計画を立てていました。
滞在2週目にして早くもシェアハウス情報サイトにいくつか登録し、探し始めたので3週間もあれば余裕で見つかると思っていました。
シェアハウス見学から契約までの流れ
1.シェアハウス情報サイトを眺めて、良さそうな物件を探します。
家賃や入居可能な日にち、住んでいる人たち(シェアメイト)の人数や人柄、都心部へのアクセスの良さなどの情報と、だいたい家と部屋の写真が載っているので、ひたすら自分の条件に合いそうな物件を探します。
2.不明点や聞きたいことがあれば、投稿者に連絡を取ります。
3.問題なければ、物件の見学の約束を取りつけます。
4.見学した結果、気に入ればそこに住みたい旨を投稿者に連絡し、相手もOKであれば契約成立です!
一見シンプルなこの流れの中に、実は思い通りに進まないことが多々あるのです・・・。
見学に苦労やトラブルはつきもの?
投稿の中には、写真はすごく綺麗だけど内容が薄すぎるものも多々あります。
なぜその内容で人が興味を持つと思えるのか、疑問なくらいひどい場合もあります。
私の場合は、これから1年近く一緒に住むことになるかもしれない、シェアハウスでのハウスメイトを特に重視していたので、投稿に何も書かれていない場合は見学の前に必ず質問を送っていました。
いざシェアハウスの見学に行ったら、男性ばかりの家だったり、とある国籍に偏っている家だったりすると嫌なので見学の前に最低限の条件をクリアしているか確かめておくことは重要かつ効率的です。
実際に問い合わせたら、メルボルンのシェアハウスなのに、全員インド人だった家もありました。
インド人以外に誰も入るとも思えないので、”さすがにそれは書けよ”って思いましたけどね笑
この問い合わせメールの返信率は想像よりも多くないです。
後から、テキストメッセージ(日本で言うSNS)を携帯に送った方が返信率が高いことに気付いたので、メールはそれほどチェックしていないのかもしれません。
さて、仮に返信してくれたとして1回で完璧な回答をくれた人はほぼいませんでした。
”この人たちはちゃんとメールを読んでいるのだろうか”と思うほど、質問を無視して見学の日程を決めようとしたり、部分的に答えてはくれてるけど何かしら抜けている部分があって完璧ではなかったり、かなりイライラさせられました。
物件を見学しても全ては見られない
最低限の条件をクリアしていることを確認し、物件の見学の約束を取り付けた後も苦労やトラブルは続きます。
ちなみに、物件の見学には3パターンあると勝手に分類してみました。
パターン1.物件のオーナーがシェアハウスについて説明してくれるパターン
時間によってハウスメイトたちと会えません。
会えたとしてもじっくり話をすることはなかったので、私のように人を重視する場合はあまり見学の意味がないと感じました。
パターン2.シェアハウスを去る人が説明してくれるパターン
パターン1と同じく、ハウスメイトと会えない場合があります。
もちろんハウスメイト思いの人は、みんながいる時間に見学をセッティングし、ちゃんとハウスメイト達と性格が合いそうか見ている場合もあると思いますが、私が見た中ではあまりなかったですね。
家賃の関係上、去る人は早く自分の後継を探さないといけないので、それほど誰が入ろうと気にしていなさそうでした。
パターン3.シェアハウスに残るハウスメイトが説明してくれるパターン
自分たちと一緒に住むことになるかもしれないので、いろいろ質問をしたり、こちらのことを知ろうとかなり真剣です。
比較的じっくり話すことができるので、3パターンの中では圧倒的に良い家と感じることが多かったです。
もちろんパターン1、2でもよいハウスメイトと住めると思いますが、何しろ一緒に住むまで会えないとなるとほぼ賭けになるので、私にはその勇気はありませんでした。
ワーホリのシェアハウス探しは就活と似ている
当たり前ですが、全てが自分の理想通りのシェアハウスを探すのは至難の業です。
必ず物件によって良い点があれば悪い点もあります。
私は何軒か見学しているうちに、自分がシェアハウスに何を求めているのか、どういう優先順位なのかが分からなくなったことがありました。
”もう少し探せば更に良いところがあるかも”という思いが捨てきれず、どこで妥協するか、もしくは妥協しないか悩む場面が多かったです。
かと言って、あまりにモタモタしていると他の人に取られてしまうこともあるので、時間的にも焦らされ、シェアハウス探しにはなかなか判断力が問われます。
さて、”この物件に住みたい!”と思える物件が見つかって相手に”住みたいです”と伝えたとしてもここで最後の難関が待っています。
なぜなら、最終的な決定権は相手側にあるからです。
どんなにこちらが良いと思っていても、相手側に他に一緒に住みたい人がいたり、こちらのことを良いと思わなければOKは出ません。
「先に住みたいって言った人がいたから、ごめんね」と例え嘘をつかれたとしても、こちらには分かりようがありません。
メルボルンでの物件見学のパターンで言うと、3のシェアハウスに残る人たちが選ぶ場合は特にそうです。
1と2は恐らくOKは出やすいのでしょう。
ちなみに、私は3回ほど振られちゃいました。
(ただし1回はまだ住みたいとも言っていないにも関わらず、「じゃあ決まったら連絡するね」と完全に向こう主導で進み勝手に振られました)
これが意外と悲しいです。
”この気分はなんだろう、なんだか懐かしいような・・・”と思っていたら・・・
そう、就活!
“I hope you can find a nice sharehouse. Best Wishes!”ってお祈りメールがあるところまでも一緒。
結局、最後は相性なんですよね・・・
決まるまでにかかる期間
結局、ワーホリでメルボルンに到着してから今の家を見つけるまでに5週間かかりました。
見学した家は24軒、送ったメールは70通以上ありました。
苦労して見つけただけあって、今のシェアハウス、というよりもハウスメイトにはとても満足しています。
車で買い物に連れて行ってもらったり、夜ご飯作ってもらったりと、世話好きかつ日本好きなハウスメイトでとても楽しくやっていけそうです。
自分の人を見る目に間違いがなかったことを確信できて嬉しいです笑
メルボルンでのシェアハウス探し、意外と奥が深いので、強運の持ち主でない限りはある程度の忍耐が必要なことにご注意下さい。
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