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カナダ(トロント・バンクーバー)留学の持ち物リスト

バンクーバー

初めて海外に出るときにスーツケースを2個持って行ったほうがいいのは言うまでもないですが、日本から持っていける物の量にも限界があります。

そこで私が実際に経験、もしくは周りから聞いたことを基に、日本から持っていったほうがいいものと現地で調達すべきものをまとめてみます。

薬

日本ではあまり薬に頼らなくても、いざというときの為に一応持っていったほうがいいと思います。
ちなみにカナダの錠剤は異常にでかいので、飲み込むのが結構大変です。

お箸と菜箸

お箸と菜箸

菜箸は特に重宝します。

お湯を入れるだけタイプの味噌汁やスープ

味噌汁

初めて海外に出る場合は、現地の生活に慣れることが一番大事なので日本食はあまり持っていかないことをオススメします。

また、最初の数ヶ月はホームステイをする方も多いと思うので、料理をする機会もあまりないかもしれません。

多くの場所の場合、醤油やだしのもとなど基本の食べ物はアジア系の食材が売っているお店に売っています。ただし値段は日本の倍はします…

お米はタイ米でも現地で安く買えるますが、ふりかけはあまり見かけません。

現地で調達できる日本の食材がわかっている場合は、現地では手に入らない調味料を持っていくといいでしょう。

洋服類

カナダ留学の持ち物リスト 洋服

デザインよりも機能重視を心がけてください。日本でダサめの服でも褒められることもあるし、現地にはファッショントレンドがあるようでない場合がほとんどなので、そこまで周りを気にする必要もありません。

カナダ、特にバンクーバーあるあるですが、レギンスが心地良すぎておしゃれに億劫になる場合が多いので(笑)何回着ても飽きない服を持っていくといいと思います。

日本から持っていく服はあらかじめ数回洗濯しておいてください。カナダの洗濯機、乾燥機にかけると日本製の服は高確率で縮みます。日本で服を買ったとき、日本を出る前になるべく一回は洗濯するようにしていますが、それでも何着も縮んだ服があります(泣)

* パンツ:
ショートパンツは丈がかなり短いのか膝丈のしかなく、ちょうどいい長さのがなかなかありません。
逆にジーンズなどはサイズだけでなく、short, regular, longというように長さも選べるので、一人ひとりに合うものが選べます。

* リクルートスーツ:
あったら本当に便利です。仕事の面接以外にもたくさん使えます。

* 長袖のTシャツ:
カナダはみんな重ね着をするので、冬でも室内では半袖で過ごすことが多いせいか、ブラウスはあっても、長袖のTシャツはなかなか見つけにくかったのを覚えています。

* 靴:
かなり極端な話、ぺったんこ靴か10cm以上のヒールしかありません。
いい感じの高さのヒールは日本から一足持っていくと便利です。

* ヒートテック:
必須アイテムです。一枚あるだけで違います。

* サングラス:
自分に合ったデザインを探すのに一番苦労すると言っても過言ではありません。似合っているとしても鼻のあたりがずれることもしばしば…

* ハンドタオル:
結構いろんな場所で役立ちます。

* 化粧品(に結構疎い私が言うのもあれですが):
ファンデーションは日本のが切れた時に自分の肌に合った色を探すのに役立ちます。ペンシル型(鉛筆じゃなくて先をくるくる回して芯を出すタイプ)のアイライナーやアイブロウペンシルとチークはあまり見かけないので一本持っておくと重宝します。

韓国のブランドで日本にも店舗があるthe face shopでは、使いやすくて肌に合う化粧品がたくさん売られているのでチェックしてみてください。

* 圧縮袋:
かさばる服を詰めるのにかなり重宝します。オススメは手で丸めて空気を押し出すタイプのものです。各サイズ2-3枚あると結構役立ちます。

電子機器

apple-iphone

* apple製品:
WindowsやAndroidを批判するわけではありませんが(笑)、いざ壊れたときに修理に出しやすいです。

* 予備の電池:
乾電池は現地でも調達出来ますが、電池が充電できるカメラを持っている場合は予備の電池を忘れずに。
場所によって乾電池の呼び方が異なりますが、カナダで使われるAAは単三電池、AAAは単四電池と同じサイズです。

* USB:
カナダでは結構値段がするので、日本から持ち込んだほうがいいと思います。

逆に現地で調達したほうがいいもの

* 文房具: ルーズリーフ、ノート、バインダー…

stationary

日本の文房具が一番いいのは言うまでもないですが、かさばるのとサイズが合わないのを防ぐため、ほとんどの文房具は現地で安く調達しましょう。

普通のボールペンはまとめて安く買えます。

* 消耗品:
Tシャツ、靴下、シャンプー、タオルなど。
特にシャンプーとタオルは重いしスーツケースの幅を取るので、長期滞在の場合は現地でダブやパンテーンなど、日本でも売られているメーカーのものを買うといいと思います。

* 日焼け止め:
日本のものはカナダでは効きません。ベタつくことはありますが、カナダの日焼け止めはかなり大きいし種類も豊富なので買って損はありません。

* 電化製品:
コンセントで繋がないといけない製品は、電圧やコンセントが違うことがほとんどなので、買えるものは現地で買いましょう。

短期滞在なら変電器や旅行用の製品で何とかなるとは思いますが、長期滞在となるとドライヤーやヘアアイロンなどは現地で調達した方が安いし安全です。

* カラコン:
海外保険、または現地の保険に目の治療が含まれていないことが多いので、トラブルが起こりやすいカラコンは避けたほうがいいアイテムです。

コンタクトレンズも結構値段がするそうなので、普段使いできる眼鏡は必須です。
* 生理用品:
日本の生理用品が一番!という声をかなりよく聞きますが、極薄のものでも案外スーツケースの場所を取る持ち物の一つです。

初めの数ヶ月分は日本から持っていってもいいと思いますが、現地に着いたら少しずつ現地の生理用品も試してください。
ちなみに私はカナダのナプキンの方が好きです。

* 冬服(カナダの場合): コート、ブーツ、ジャケット、セーター…カナダの冬はかなり厳しいので、ヒートテックは日本から持っていくとしても、この4つのアイテムは絶対にカナダで調達すべきです。
どんな種類を買えばいいかわからない場合は、現地の冬を知っている人に聞きましょう。

* 文字入りのTシャツ:
ブランドのロゴ以外にローマ字で何か書かれている服は、着ているだけで不思議な顔をされることや突っ込まれることが多いので避けましょう。お気に入りの1着があって持っていきたい場合は、あらかじめなんと書かれているか調べてください。

* 日傘 / 傘:
夏は日傘よりもサングラスと帽子を使ったほうが周りに迷惑がかからなくていいと思います。折り畳み傘は探せばどこにでも売ってありますが、小雨程度ならなくても大丈夫です。

ちなみに雪の中で傘をさしたら、雪の重みで傘が壊れやすくなります。カナダで売られている冬のコートは基本的に防水加工がされていて大きなフードが付いているので、雪の日に傘をさしている人はまず見かけません。

あったら何だかんだ便利なもの

あったら何だかんだ便利なもの

* ちょっと洒落た付箋 (意外に喜ばれます)

* 日本製のマーカー (写真参照: 線も引けて文字も書けるタイプ)

* シャーペンと芯 (特にHBよりも濃い芯が好きな方は予備を持っていくことをオススメします)

* カードと小銭が入れられるコインケース: 実際に私が4年前に一時帰国した時に必死に探したアイテムの一つです。

* 日本で使っている化粧水や洗顔フォーム。海外に出ると肌質が変わりがちですが、日本で愛用しているものがあれば持って行くといいと思います。

* ご当地Tシャツ (I ❤ ParisのTシャツをどこでも普通に着れるならI ❤ OsakaのTシャツも着れます、確実に。)

* お弁当箱用の容器や仕切り

* 日本の歴史や文化について書かれた、写真付きの本

* 麦茶 (案外見当たらないものです)

いかがだったでしょうか?

今回は日本からダンボールで荷物を送らずに、スーツケースだけ持って行くことを想定して、必要最低限のものをまとめてみました。

日本の製品は海外、特にカナダでも比較的手に入りやすいですが、現地に着いて初めてこれって案外ないんだな…と気づくことは多いかもしれません。

日本を離れる前にしておきたいことについても別の記事にまとめてみたので、合わせて読んでいただけると幸いです。

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Asuka S
物心ついた時の将来の夢は外人になる事で、その当時から日本語よりも英語に食いついていていたらしい。高校生の時スイスに一年間留学。卒業後は渡加し、現在はトロントにある大学で国際学を専攻中。日本語、英語、フランス語、ドイツ語とスペイン語を話し、写真、野球、食べ物などを愛する大学生。