ドイツ人男性と国際結婚した私
ドイツ人男性と 国際結婚してから、よく言われることの一つに、「国際結婚に憧れる。」「素敵~。」との意見があります。
しかし、 国際結婚の実際はというと、どちらかの国を犠牲にしなくてはならないし、極端な話、国際結婚したなら、自分の家族とは、一生会えない位の覚悟が必要になります。
それほどの覚悟をしたうえで結婚されている方がいるか?というと分かりませんが・・・。
でも、国際結婚にはそれくらいの心の覚悟が必要になります。
軽はずみで国際結婚されている某歌手の方とか見ていると、正直、驚いてしまいます。
私達の場合は、はじめにドイツ人の夫が、日本にワーキングホリデーで来日していて、私と出逢い、国際結婚しました。
結婚してからは、日本に3~4年程滞在して、2人でドイツに引っ越してきました。
日本で暮らしていた時、私達は私の家族である、両親の住まいの隣に住んでおりました。何かあったら、お互いに色々と助け合ったり、旅行に行ったりといい思い出が多かったです。
だから、ドイツに来た現在、自分の家族と少しの間でも、一緒にいられたことを、今ではとても良かったと感じております。
何故なら、ドイツ人と日本人カップルで国際結婚した方の中には、両親が反対して結婚した為に、「自分の息子や娘を取られてしまった。」という親御さんの話も聞くからです。
結婚して分かった家族の大切さ
国際結婚をしますと、やはり、どちらかの国には、いられないので、結婚してそのままいなくなるということが多くなります。
そんな中で、心の用意ができていない両親は、自分の大切な家族が・・・と、寂しい想いをされている方も中にはいらっしゃいます。
国際結婚は、自分達だけではなく、やはり自分の家族や親族との調和も必要になってくるのだと思います。
私が国際結婚して、日本との違いを一番感じた点は、ドイツでは家族がとても大切とされており、家族からの影響も強いことです。
日本では、メディアの影響が強いのですが、ドイツでは、メディアの情報より、家族の情報を第一に重要と考える所があるように感じます。
私達は、国際結婚をして、ドイツに来てからは夫の義理両親と暮らしております。
ドイツの文化、表現や考え方の違い、食の違いなどもありますが、徐々に慣れてきている所です。
また、家族だけでなく、親戚との付き合いも多くあります。
でも、国際結婚しても、こういう家族同士の付き合いは、忘れずにちゃんとしていきたいと思います。
国際結婚して、家族みんなが満足するようにとは、なかなかいきませんが、やはり結婚した以上は、双方の両親や親戚を大事に想う気持ちが大切だと思います。
もし、日本人で国際結婚したい方がおりましたら、この点を思い出してくださると幸いです。
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