ドイツのクリスマス
ドイツにおけるクリスマスは、大切なイベントです。
古い時代から始まり、今では宗教関係なく、家族や友人と過ごす大事な祝日です。
そんなドイツのクリスマスの過ごし方をご紹介します。
「アドベント」の過ごし方
【アドベント】
クリスマスまでの4週間(待降節)の期間を言います。
「アドベントクランツ」という4本のろうそくを立てられるモミの木のリースを使い、一週間おきに一本ずつ火を灯していき、クリスマスを待ちわびます。
アドベントクランツは、スーパーや花屋で売られていて、手作りする方も中にはいます。
【アドベント・カレンダー】
12月1日~25日までの日めくりお菓子入りカレンダーです。
一日ずつ、箱の窓を開けて、お菓子を食べてクリスマスを迎えることを楽しみます。
子供から大人まで楽しめて、また、様々なお菓子の会社からアドベンド・カレンダーは販売されています。
主に販売されているのは、スーパーやデパート売り場、お菓子専門店です。
【クリスマスマーケット】
ドイツの2,500以上の地域で開かれるクリスマス限定のイベントです。
人気の場所は、ニュルンベルクで、こちら発祥のレーブクーヘンやニュルンベルクソーセージなどが食べられます。
売店には、焼き菓子や手工芸品などドイツでしか見られないツリーなどが見られます。
寒い中で飲むグリューワインは、クリスマスマーケットの定番で、身体を温めてくれます。
【クリスマスクッキー作り】
ドイツの一般家庭では、クリスマスの時期になるとクッキー(プレッツエン)を焼きます。
焼いたクッキーは、丸い缶の中に保管します。
各家庭でオリジナルのクッキーのレシピなどがあります。
私のクリスマスまでの過ごし方は、11月下旬に家の中にクリスマスの飾りつけをして、クッキーを焼いて(クッキーは、無くなり次第追加で焼きます)アドベンドを灯しながら、休日はクリスマスマーケットに出掛けます。
クリスマス当日は、家族で食事をして、プレゼント交換をするのが毎年の恒例行事です。
クリスマスデコレーションでお家を飾る
ドイツに来てから、クリスマスの前に散歩することが好きになりました。
何故なら、夕方に散歩しますと、各家庭の窓越しに見えるクリスマスデコレーションが可愛らしく、電飾が光っていて、クリスマスの雰囲気を感じられるからです。
ドイツのお家のクリスマスデコレーションは、温かみのあるデコレーションが多く、家庭的な雰囲気のものが多いです。
たまに、家全体に派手な電飾を付けているお家も見かけます。
個性的ながらも、トナカイなどが庭に置かれていて、気合の入っている感じを受けます。
それもこのクリスマスの時期ならではの、楽しみ方の一つだと思います。
是非、ドイツの本格的なクリスマスの過ごし方を参考に、過ごされてみてはいかがでしょうか?
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