ミラノ万博を御紹介
物心ついた時から無意識に惹かれていたイタリア。
都市国家を経て統一し歴史、土地、料理、どの街も個性を放ち何度も行きたくなる魅力溢れる国。
イタリアデビューは添乗員付きツア ーでしたが、
今ではフライト、ホテル、電車も自分で手配し現地密着プライベート旅をしています。
ところで今ホットな話題といえば、ミラノ万博ではないでしょうか。
5月開幕直後の万博へ早速出掛けてきました!
4月30日迄は日にち限定で割引チケットを購入できたので、オンラインで事前購入。
個人旅行はお得な情報を集めるのも楽しみの一つ。
万博会場の最寄駅RHO Fiera (ロゥフィエラ)へ到着すると既に人でいっぱい!
道なりにしばし歩き、会場入り口で手荷物チェックを済ませます。
ついに来たという思いと、各国パビリオンを訪ねる楽しみで自然と気持ちが高揚します。
会場が広すぎるため、まずは地図をもらうことに。
会場内はボランティアの人達が何人もいて英語、イタリア語、フランス語等の地図を配っています。
私は英語とイタリア語の地図をもらいました。
日本館に感激
最初に日本館見学と決めていたので、日本館を目指して歩きましたが、広すぎるのでなかなか日本館へ着きません。
結局入口から徒歩で30分近くかかりました。
万博見学はある意味で体力勝負です!
一番奥のエリアに位置する日本館を目にした時は感激しました!
が、驚いたのはずらりと並んだ長蛇の列。
並ぶ人もいなく空いているパビリオンがある中で、日本館の人気が高いのは明らか。
その理由は日本館を見学することでよくわかります。
館内はいくつかのブースに分かれて展示され、案内順に進みます。
結論から言いますと日本館のレベルの高さは一番なのではないでしょうか。
それは私が日本人だからということではなく、日本という国と和食をあらゆる角度から「見せる」プレゼン技術がこれほどまでクオリティが高いとは!イタリアにきて『日本を知る』機会となりました。
一番印象深いのは日本館は参加型プレゼンテーションをしていたことです。
一方的に 見せるのではなく、ブース内で疑似食卓、同じテーブルの人と日本の食卓風景を疑似体験させているのが他国にはありませんでした。
非常に素晴らしいプレゼンテーションで隣にいらしたミラネーゼマダムも「日本は本当に素晴らしい!パーフェクトだわ!」と絶賛。
参加者が会場と一体になって楽しむ参加型プレゼンテーションが終わり、疑似食卓ブースを出ようとしたら見覚えのある姿が。
なんと2週間前に知り合ったばかりのイタリア人の友達とばったり!
お互いに驚いて大笑い。こうした偶然も個人旅行の醍醐味ですね。
続いて日本館食堂へ移動しました。
ランチタイムでしたが平日だったためか割とすんなり入れました。
メニューは、天むす、蕎麦、天ぷら、まぐろ丼、、カレー、カツカレー、すき焼き。
私が訪れた5月は、お寿司とラーメンがなかったのが少し残念でしたね。
コモ湖近くにお住まいだというアルゼンチン出身のご夫婦とお隣になり、日本に旅行へ行ったことが
あるということで日本食は好きと楽しそうに話されていました。
ランチタイムを終え、万博内の散策を再開しました。
立ち止まってゆっくり見学したり、偶然知り合った人との会話を楽しんだり。
プライベートな旅は、楽しさの余韻が続きます。
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