1,902 views

ワーホリ前の語学留学

DSC_0259

ワーホリを考えている人の中でその前にフィリピンやフィジー留学を検討している人は多いのではないでしょうか?
最近はこの流れが定着しつつあり私もその流れに乗った一人です。今回は私の経験から二か国留学のメリット・デメリットを書こうと思います。

まずは私の留学経歴を、、、

2016年2月~ 学生ビザで3か月間フィリピンのバギオで語学留学。
2016年5月~ ワーキングホリデービザで1年間ニュージーランド、その内最初の3か月間オークランドの語学学校に通いました。

留学前の英語力は中学校で習うような挨拶や自己紹介しかできないビギナーレベル。日本で事前学習もなく行けば何とかなるっしょの精神で渡航しました、、、

バギオはマニラからバスで5時間ほど行った街で高地にあるので朝晩は涼しく、治安も良かったので環境としてはとても良かったです。

私がお世話になった語学学校JICは年齢も留学の目的も様々な学生と経験豊富な先生たちが多かったので、社会人を経験して年齢にも不安があった私にはピッタリでした。

平日は朝から晩まで勉強、土日は旅行に行ったり街を散策したり、先生たちも交えて食事に行ったり。

学生も先生も洗濯物や食事の支度をしてくれるおばちゃんも、言ってしまえば街で会う現地の人や他学校の留学生もみんなと仲良くなれるような充実した環境でした。

しかし日本人がちょうど増えてきたタイミングで寮の部屋メンバーはたまたま私の部屋は全員日本人。学校はイングリッシュオンリーポリシーでしたし、先生からも部屋に戻っても英語使いなさいって言われたのに自分に厳しくできず、、

結局、部屋では日本語を使っていました(反省…)。それでも目的を持ち真面目な日本人ばかりだったので分からないことは気軽に聞けるし、変な気も使わないし、英語を話したければ部屋から出れば誰かしら居るので、それはそれでいい息抜きにもなって私にとっては良い環境だったと思います。

もちろん24時間英語漬けで3か月過ごしたらもっと英語力は伸びたと思いますが、、、

自分の中にある外国人との壁をなくしたい。ワーホリ前のステップにしたいと思っていた私には十分な収穫でした。

さて、フィリピンで最低限コミュニケーションを取るのに十分な英語力はついたから大丈夫!と意気揚々とニュージーランドに渡航した私でしたが、ここでつまずきました。

聞き取れないのは訛りのせい?

IMG_5840

最初の1か月お世話になったニュージーランド人(通称キウイ)のホストファミリーと上手く会話できない。学校はペーパーテストと簡単な面接で上から2番めのクラスへ入ったが先生もクラスメイトも何を話しているのかわからない。

なんでだろう?

留学経験のある方なら必ず経験すると思うのですが、そう。訛りでした。

同じ英語でもその国や話し手の国籍によってアクセントが全く違いました。

私にも日本人特有の訛りがあります。(もちろん発音良い人もたくさんいますが)

家ではキウイ訛りが聞き取れない。聞き返してもう一度ゆっくり言ってもらっても理解できない。最終的に単語で言われて私の英語力でも理解できるようなことを聞かれていた。

学校では中国、南米、インド系の学生の訛りに苦戦する。相手も私の訛りに???となることが多かったです。

そこで気づいたのがフィリピンの先生たちは発音をハッキリ、ゆっくり話してくれていたこと。そして第二か国言語として英語を学ぶ日本人の気持ちをわかってくれていたこと。(文法の違いや日本人が不得意な発音にも理解があったように思う。先生だからかも?)

フィリピンの学校で関わった外国人と言えば韓国人。そこで慣れた発音だけしか知らなかったこと。

ニュージーランドではみんな話すのも速いし、まるで初めて海外に来たような感覚になり、私のちっぽけな自信はみるみるなくなりました。笑

しかしニュージーランドは移民も多いし、人もとっても優しい!

私が何かを伝えたいのであれば待ってくれるし、向こうからも質問して引き出してくれる。

道で地図を広げようなら、必ず声かけて助けてくれます。笑

あと学校があったオークランドはニュージーランドで一番人口が集中していて語学学校も多いので留学生で溢れています。大通りを歩けば日本語が聞こえてくることもしばしば。期待していたニュージーランドとはかなり違いました。

韓国人の英語は聞きやすいので学校で仲良くなるのは韓国人が多かったですが、幸いなことに学校のクラスは国籍のバランスよかったので色んな人の英語を聞くことができました。

なので私が言いたいのは二か国留学しても結局はどっちも1から。

ある程度英語を話すことに慣れていたり外国人と接する機会があった人は行きたい国に飛び込んでしまえば良いと思います。

私が一番英語が伸びたと感じたのは他に日本人のいないバックパッカーで約6週間過ごした時でした。決まっていた仕事をクビになり、新しい仕事を探し安宿を探し、スマホをなくし、、驚くほど運が悪かったのですがそんな中、出会う人みんなが手を貸してくれました。

状況を説明したり、悲しさ嬉しさの感情を伝えるのにとにかく必死になっていたと思います。ピンチはチャンスと言ったところでしょうか。

英語を話さなければならない環境で、伝えたいという気持ちはこのときが強かったです。

色々な英語に慣れる、自分の英語力をつける、そして自分の思いを伝えたり表現する。

これらができる環境を自ら求めて作っていく方法は人それぞれだと思います。

二か国留学もその方法の一つなんだと思います。

 

今回私がフィリピン留学やNZワーホリで利用した留学エージェント

サットアブロード

サットアブロード

The following two tabs change content below.
RICO
最新記事 by RICO (全て見る)