僕のニュージーランドワーホリ体験談
今回は僕が初めてニュージーランドに来たときの体験談を書こうと思います。
海外に出てみようと決めたのは突然のことでした。
それまでに一年ほどRarejobというskype英会話でレッスンを受けたり、就職のためにとTOEICのスコアでも取っておこうと思い、漠然と英語を勉強していました。
その当時スコアは835点ほどだったと思います。
始めに言っておくと当時はなんとかなるだろうと思っていた英語は、こちらに来てから苦労の連続です。
行く前に準備したことといえば、ワーホリビザの取得、ニュージーランドへの航空券と住まいの手配でした。
住まいはflatmateというサイトを使ってメールでやりとりしていました。
オークランドでは見つからず、そこから車で一時間ほどの閑静な街に住むことになりました。
今思えばこれはうまい方法ではありません。
うまいやり方はバックパッカーに一週間ほど泊まり、その間にいい物件を探す方が確実でした。
メールはほとんど返ってきませんので、こちらに来て携帯番号を手に入れ電話やtextでやりとりしたほうが確実です。
家族に見送られ、飛行機に乗り込みニュージーランドに到着。
シティへのバスの乗り方もわからないまま、あたふたしました。
オークランドシティから僕の住む街への都市間バスの窓から見える景色は、ニュージーランドで初めての感動。
最初に住んだところは大学近くのぼろぼろな一軒家で、小さな部屋がたくさんあり、その家には大学生が多く、たくさんの友達ができました。
インド人、ネパール人、東ティモール人、中国人、トンガ人、フランス人女性、性同一障害を持つキウィの若者、タバコの吸いすぎで働けなくなった初老のキウィのじぃちゃんなど盛りだくさんでした。
※ニュージーランドの人々は自分たちのことをキウィと呼びます
僕の住む部屋は一番安く小さなところで、暖炉の裏にあったので凍えるような寒い冬の夜は助かりました。
屋根は透明のとたんだったので雨の日ほすごい雨音でしたし、晴れた日は小鳥がパンを食べているのをベッドにいながらみることができました。
キウィのじぃちゃんいわく、ここは部屋ではなくスペースとのこと。
今思えば、週120ドルも払ってこれはなかなかひどいところだなと思います。
けれど、親元を離れたのも初めてな僕にはそんなことはわかりませんでした。
危ないことは全くなかったのですが、向かいの家には電線にスニーカーが引っ掛けられていて、それはドラッグの密売所の印でした。
僕はこのニュージーランドのじぃちゃんや、インド人の学生と特に仲良くなりました。
じぃちゃんには近所のスーパーに一緒に車に乗せていってもらう一方で、肺を悪くしていたので、簡単な力仕事などは僕が手伝ってあげていました。
インド人の学生は僕のことをなにかと気にかけてくれました。
この一軒家で体験した生活はとても楽しかったです。
ただ、自分の食材がなくなっていることに関してそのインド人とネパール人と喧嘩してしまい、そこに居づらくなり引っ越すことになりました。
ひどいことも言われました。
仲直りの機会を彼らは作ってくれましたが、それでも打ち解けることができないままでした。
初めて体験する飲食店勤務
仕事に関しては、片田舎の町なので職場はそんなにはありませんでした。
そんな中で日本食レストランにひたすらレジュメを配り、といっても4店ほどしかなく、寿司レストランで働き始めました。
レジ打ちとして入った僕ですが、愛想がないという理由で、キッチン補助メインのサブレジ打ちとして半年間勤務。
飲食店勤務は初めての体験だったので、なかなかきびきびと動けなかったのですが、真面目に働く姿はみてくれていたようでした。
二ヶ月目くらいの頃、寿司レストランの常連客の日本人宅に引っ越すことになりました。
おそらくかわいそうに思われたのか、食事込みで130ドルで住まわしてもらうことになりました。
その当時僕はパートタイマーで、週120~170ドル程しか稼げていなかったのでこれは非常に助かりました。
今でもその日本人の方にはすごく感謝していて、たまに連絡をとっています。
お気に入りのパブで一杯のビールと音楽を楽しむ
ライブミュージックのパブでは、少ない給料で一杯のビールを飲んで、バンドの演奏を楽しみ踊ったりもしていました。
1度、黒のドレスでかっこよくドレスアップした80歳くらいのおばあさんと踊ったのは、なかなかの思い出です。
僕の入り浸っていたところは、若者からお年寄りまで楽しめる場でした。
そんなこんなでワーホリ生活半年を過ごし、次なる都市オークランドに向かうことになります。
次はオークランドに移ってからの、話をしたいと思います。
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