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私が留学を決意した理由

ブリスペン_大学

上智大学法学部4年生の後藤和希と申します。

現在、大学を休学してオーストラリアのブリスベンに留学しています。

なぜ、大学を休学してまでオーストラリアに留学したのか?

多くの人が疑問に思うかもしれません。

その理由は、私は小さな頃から、将来、海外で活躍できる人間になりたいと考えていたからです。

「グローバル化」という言葉を当たり前のように日常で聞き、日本企業が続々と海外に進出している現代、英語は出来て当たり前、という認識を持って育ちました。

そんな中、自分は日本での英語教育しか受けておらず、海外での生活を通して本当に使うことの出来る英語力を身につけるべきだという考えに至ったのです。

中学3年生の時に、学校で海外研修をしました。

そのとき、いくら英語のテストで点数が取れていたとしても実際に英語を話した経験がないとコミュニケーションをとることは出来ないことを経験しました。

仕事で英語を使うには、コミュニケーションが取れないと意味がない、との思いから留学にこだわり続けていたわけです。

また、過去に一度留学を諦めてしまったことがあり、そのときの経験からも留学に対する思いは日に日に強くなっていきました。

諦めてしまった、過去の自分

私は中学校3年生の時にオーストラリア クイーンズランド州のギンピーという小さな街で、10日間のホームステイを経験しました。

そして、高校1年生の時にカナダのバンクーバーで1ヶ月のホームステイを経験しています。

実は、高校生の時、1年間留学をしたかったのですが、親の反対に合いました。

「留学をするなら高校の時に行くのではなく、大学で勉強をするために留学をしなさい」

これが、親の意見でした。

まぁ、今考えるともっともな意見です。

ですから、高校の時には留学を諦めました。

そこで、大学でオーストラリアへの留学を考えます。

大学入学後、留学前に英語の勉強を更にしたかったので、上智国際法研究会という、サークルに入りました。

サークルでは、英語の資料を読み、模擬裁判という大会に出場しました。

その活動を通して、留学前に英語力を高めたのです。

大学2年生が終わった春休み、自分の進路を考える際に、頭の中に「留学」の文字が再度はっきりと浮かび、高校の時に諦めてしまったことを強く思い出しました。

あの時は、親の反対にあって、留学を諦めましたが、年月がたっても、自分の中で“留学”を諦めきれなかったのです。

そこで英語の勉強をし、再度留学を目標にすることにしました。

目的は中学生の時に行った、オーストラリア。

大学3年生の秋、大学の交換留学に応募をし、留学という自分の夢に挑戦することにしました。

しかし、結果は不合格・・・。

ついにオーストラリアに留学が決定!

ですが、どうしても留学を諦めることはできませんでした。

そこでもう一度イチから、留学について考え直すことにしたのです。

・社会人になってから会社の制度を利用して留学をするのか

・大学院に行ってその中で留学をするのか

・それとも次の春にもう一度交換留学に応募するのか

数ある選択肢を前に、悩みに悩みました。

その時に寮の先輩や大学のキャリアセンターの人、留学担当の事務の人などいろいろな人に相談に乗ってもらいました。

その中で未だに覚えていることがあります。

それは留学を否定する人が一人もいなかったこと、また「学生のうちに出来ることはしておいた方がいい」といって、たくさんの人が留学を応援してくれたことでした。

その時幸運にもゼミの先輩で休学留学をした方がいました。

その方はICCという留学斡旋業者のIBPプログラムに参加し、イギリスの大学での学部授業、ならびに現地企業でのインターンシップを経験した方でした。

一般的な留学だと学部での留学だけだけれど、このプログラムだとインターンシップという実務経験を積むことができる、ということからこのプログラムに参加することを決意しました。

そして、現在、オーストラリアのブリスベンに無事留学しています。

もし、あなたが留学に興味があるなら最後まで留学に対する思いを諦めないでください。

お金がかかることでもあるので親の許可が必要ですが、その面が解決するのであれば絶対に留学をするべきです。

この文章が、1人でも多くの留学希望者の助けになれば幸いです。

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今年の3月から1年間大学を休学し、オーストラリアで留学生活を送っている後藤和希です。留学や、海外の生活に興味を持ってもらいたい、と思い同じようにオーストラリアに来ている仲間と共にサイトを運営しています。
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