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ベトナムの文化・習慣

あけおめ2015

※今年の1月の『あけおめ2015』(日本文化の紹介のお祭り)正体不明のコスプレ集団。身長は皆150cm近辺。笑顔が眩しい。

今回は一年間で感じたベトナム人について書いてみる。

一年いると様々なベトナム人に出会うが、大多数に共通することを書こうと思う。

(もちろん皆さんが出会う・出会ったベトナム人に当てはまらない可能性もあるので、その辺はご了承頂きたい。)

民族構成は90%(10%は北部の山岳地帯にいる少数民族)がキン族。ただ、顔立ちは多種多様。いかにもベトナム人というタイプから、中国系・韓国系・欧米系・日本系・その他東南アジア系と正直どれがTHE ベトナム人なのかよくわからない。ただ、概して鼻は低く、丸い。また身長は男性が165cm、女性は150cmぐらいで、日本人より男女共ちょっと低い。最近は食事の変化で、高いベトナム人もちらほら見かける。183cmある私はベトナムでかなり目立つ。

少し前にテレビ番組で特集されご覧になった方も結構いると思うが、アジアで美人が多い国No.1はベトナム。ベトナム人に聞くと『まさか!!』と言われるが、確かに街を歩いていると美人が多い。女性が細い。アオザイを綺麗に着られる状態を保つのが理由らしい。最近は韓流ドラマの女優さんたちの影響で、女性たちは化粧をし、オシャレになり、日焼けを極端に嫌う。(化粧に関しては日本人女性と違い、化粧の場数を積んでいないのでお世辞にも上手とは言えない。昭和の歌謡曲とか歌ってそうな顔になる。というか、化粧しなくても綺麗。)

前回、旧市街のHoan Kiem湖へ行くと、結婚アルバム作成のカップルを見かけると書いたが、女性にとっては人生に一度・一世一代の写真の為、かなり気合を入れて化粧しているが、それはただの厚化粧だろうと思う。ベトナム人のナチュラルな美しさが消えていて、少々残念。毎度毎度えぇーーー!!!って、突っ込みたくなる。)

Hoan Kiem湖の畔にある百貨店の大理石のエントランス

※旧市街のHoan Kiem湖の畔にある百貨店の大理石のエントランス。週末はこういうカップルが山ほどいる。

性格・気質

美白崇拝

・美白崇拝(女性のみ)

韓国ドラマの女優の影響により、日焼けを極端に嫌う。ベトナムの夏は陽射しが非常に強く、湿度も高い。35℃以上は当たり前。湿度も80%超えがザラ。にも関わらず、上から下までテルテル坊主のように長い服を着る。最初見たとき、結構びっくりするw

更にサングラス・マスクで完全防備。もう誰だかわからない。脱ぐと顔は汗だく。そこまでしなくても、、、といつも思う。ちなみに男性は上半身裸でバイクに乗ってるやつもいる。

プライドが高い・動機付けが好き(男女共通)

人前で公開説教されることを嫌う。私もその辺は注意している。これを間違うとへそを曲げ、その後の関係が非常に難しくなる。また何でも『どうして??』が気になるらしい。特に日本人と一緒に仕事をすると彼らからすると効率悪っ!!!とか不可解なことが多いらしい。私も『なんで??』と学生に聞かれたりすることが多々ある。理解しないとやってくれないし、自分の意見を曲げない。

ルーズ(男女共通)

これは割りと各国どこもそうかと思う。8時~17時が一般的な勤務時間なのに、8時出勤で朝ごはんが8時半~9時始業は当たり前。日本でやったら、説教くらう。約束もあってないようなもん。締め切りに遅れるのは当たり前。本気で忘れていることもよくある。悪気がないため、タチが悪い。何度もケツを叩くことをオススメする。

プライベートではそれでもいいが、ビジネスでやられるとかなりイライラする。ハノイに来て、白髪が絶対増えた。

学校での昼休みも11時半~1時半と長い。昼食後はそこら中にある道端のお茶屋で同僚や友達とおしゃべりタイム。一杯3,000VND(約15円)。お茶は日本の緑茶より少し濃い。

サッカー(特に男性)

サッカー熱が異様に高い。日本と違い、フットサルコートがそこいらにあり、5時以降はどこのコートもいっぱい。コート予約は必須。フィジカルコンタクトも結構激しい。夏の炎天下(4時~5時もまだ暑い)でやると運動不足のアラサーは死ねる。少し前にU-18・U-23の日本代表とベトナム代表の試合があったが、放送しているカフェは立ち見&店の外にも溢れるぐらい熱狂していた。試合は日本が勝ってしまった為、私はそそくさと退散。

ベトナム人男性(特に若い子)は筋肉質が多い。公園の無料筋トレ施設も必ず満員御礼。これであと5cm~10cm身長が高ければ、日本人女性のウケはかなり良くなると思われる。

フットサルコートが街中に結構たくさんある。休みの日は朝から、平日ですら5時以降はどこも一杯。

是非肌で感じてみてください

文化・習慣の違い

おそらく短期の旅行であればびっくりすることはあるものの、そこまでカルチャーショックを受けるものはないと思う。とんでもない量のバイクぐらい??

2014年12月25日クリスマスはおそらく1年で一番道が混む日。仏教徒+旧暦の国の割に日本みたいにイベント事には敏感。1月1日も一応イベントある。1月1日~2月19日(今年の旧暦の元日)まで『Chuc Mung Nam Moi(明けましておめでとう)』の幕や看板がぶらさがりっぱなしw

食事の味付けは日本人に近く、目上を敬う気持ちも日本人より強いくらいなので、居心地は全く悪くない。外国人のみのグループの場合、ぼられることもあるがそれは外国はどこもそうだから、ご愛嬌。

発展途上で今まさに成長の真っ只中にあるベトナムをぜひ自分の肌で感じてほしい。

なんか元気になれるw

私も旅行でハノイに滞在したいと日々思うw

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MIYAMOTO YUUKI
ベトナムのハノイに来て、ちょうど1年です。現地法人に勤務中です。