一人旅のきっかけ
僕は大学受験に失敗し、高校を卒業してから1年間浪人しました。
その間、あまり勉強に身が入らないときは本屋に行って様々な本を漁っており、そんな時に読んだ一冊の本が、僕の一人旅のきっかけです。
本の名前は忘れましたが、10人ほどの亡くなった冒険家を紹介した本でした。
僕は、その本に紹介されていたうちの1人、「一ノ瀬泰造」というカメラマンに興味を持ちました。
実際には彼に興味を持ったのではなく、彼が当時内戦中だったカンボジアにあるアンコールワットを目指していたという事実に興味が湧きました。
当時のカンボジアは地雷がたくさん埋められて、ポル・ポトによりたくさんの博識を持った国民が殺害されました。
そんな中でアンコールワットを目指すという事は、そんなにアンコールワットはすごい場所なのかと。
「いつか絶対にアンコールワットに行こう。」
そう思ったのが僕の一人旅のきっかけです
大学生になり、一人暮らしを始めてアルバイト等でお金を貯めていた僕は、アンコールワットの事を思い出し、「せっかくだから行ってこよう」というような感じで軽々しく出発を決めたと思います。
それからはたくさんの人のブログを漁り、旅先で得た情報の方が正確だし、わざわざ行く前にいちいち現地の事を調べなくても良いという事を学びました。
旅先で得た情報を基に進んでいく、サバイバルのような感じを想像していました。
旅先のカンボジアでは・・・
僕はバンコク経由で飛行機を使い、アンコールワットのあるシェムリアップに入りました。
本当は陸路で入国してみたかったのですが、諸事情で一週間しか期間が取れず、現地でたくさんの時間を確保するために飛行機での移動にしました。
初めて1人で発展途上国に入国し、何もかもが安く衝撃だった事を覚えています。
周りの人にお金をせびられては払ってしまい、雇っていたトゥクトゥクのドライバーに注意されました。
結局5日間の滞在で$400使ったと思います。
旅慣れた方は、カンボジアにて5日で$400を使ったらどれだけ豪遊できるか想像できるでしょう。
初めての一人旅で感じた事、学んだ事、そして後悔したこと
僕は「アンコールワット」に興味を持って観光地を巡るという目的で現地に向かいましたが、実際に印象に残ったのは観光地ではなく現地の人や他の旅人との交流でした。
一人旅をしていると話す人がいないんじゃないかと想像する人が多いと思いますが、実際はそんな事なく、むしろ一人なので気軽に様々な人達と現地で交流する機会があります。
これは少し意外でした。
また、この交流が非常に楽しく、僕が一人旅にハマった理由でもあります。
一方、僕は事前にあまり下調べをせずに現地に向かったのですが、非常に後悔した事ばかりでした。
「事前に知っていたら予定に組み込んでいたのに・・・」という事が数多くあったのです。
事前に下調べをした上で、現地にて情報を更新する方が良いと思います。
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