アラサー女子が留学しようと思った理由
はじめまして。「アラサー女子の留学生活」ライターのMillyです。
まずは簡単な自己紹介から
29歳(2018年7月現在)
田舎生まれ田舎育ち
観光業・広報(現在休職中)
2018年2月~5月 フィリピン留学
2018年6月~ カナダ・トロント留学中
はい、がっつりアラサーど真ん中です。東京タラ●バ娘を見てると心が痛みます。
仕事は広報業務が中心だったので、オフィスワークが中心でした。
・プレスリリースの作成
・テレビや新聞の取材対応、館内各所の時間や人員配置の調整
・各季節ごとにメディアへの挨拶まわり
・印刷物の作成や文章確認
・記事校正
などが主な仕事でした。ハードな取材や校正が重なったりしてしまうと夜12時退社、翌日朝7時出社なんてこともありました。この働き改革が進む中ではありえない状況でしょう。
アラサーで留学する人ってきっと色んな瀬戸際にいるから、悩んでいたり踏み切れなかったり、若い子とは違うことで困ったりすることが沢山あります。そんな留学を考えている方々、留学予定の方々の少しでも役に立てればと思い、ブログを始めました!
さて、留学するには、よっぽど強い決意がなきゃ行ってはいけないのではないかと、思っていませんか?
「わーアラサー女子で留学なんて高い目標、キャリア志向があるんだろうね。わーバリキャリー」なんて…。
いえいえ、そうでもないです。
私が留学を決意したのはいくつか理由がありました。あまり誇れるものではないですが、きっとこの世代の方になら、分かっていただけると思います。
①仕事に疲れた
新卒で入った会社で、がむしゃらに働き早7年…
働き始めて6年くらいから何だか走り続けることに疲れちゃったけど、辞める勇気はなくて…
「学習休職」なる都合の良い制度を使って、一年お休みをしようと考えました。今の会社自体は好きだからまた気持ち新たにスタートできるのではと。
②「結婚」という強迫観念から逃げたかった
田舎生まれ田舎育ちのアラサーは「結婚」のふた文字にひたすら追われ続けます。
23〜28歳は結婚式参列ラッシュでいわゆる「ご祝儀貧乏」でした。
私は仕事に夢中になりすぎて長年彼氏もいなかったため
その話題になる度に様々な言葉をかけられました
もうそろそろいい歳でしょ?
彼氏は?
良い人紹介しようか?
子供は早めに産まなきゃ
もう本当にうんざり。
これらの言葉に流され、ひたすら必死に婚活する自分にも嫌気がさしてきました。お見合いやネット婚活使ったり、月に1度は合コンに参加し、1年間に出会った男性は30人以上になりました。もちろん誰とも結ばれることなく。
留学すりゃそんなこと言う人いない
もしかしたらいい出会いが海外にあるかもしれない
自分の中にもある苦しい固定概念を変えられるかもしれない
そんな逃げ出したい気持ちがありました
実際は留学直前に彼氏ができて、日本に置いてくるという羽目になりましたが…
③キャリアアップ
後ろ向きなことばかり書きましたが、もちろんこれも。観光業に勤めているなかで、東京オリンピックにむけての諸々の影響を受け英語の必要性はひしひしと感じていました。
2017年の訪日外国人は約2,869万人。これからどんどん外国人は増えていく。でも日本は島国だから英語を話せなくても正直生きていける環境にある中でこの危機感のなさは、逆に危機的状況なのではと思いました。
そんなことを思っていたある日、友人が長野県・地獄谷温泉に観光に行った時のことを話してくれました。観光ガイドの地元のおばさま達が臆することなく英語で外国人観光客を案内していたそう。
その話を聞いた時、自分の仕事のことを振り返ってみました。
確かに、私達は海外メディアが来た時は英語喋れるスタッフを通訳として同行させて取材対応をしていました。でも、人件費は2倍になるし、本当に私が伝えたい内容が伝わっているのかは分かりません。
だったら自分の伝えたいことを自分の口で説明して伝えたい、と思うようになりました。
その為、英語学習のゴールは「観光地の魅力を英語で語れるようにする」でした。
また英語以外にも日本では体験できないことをすることは、自分のこれからのキャリアで活かせるのではないかと。
まぁ、こんなところです。
随分ぼんやりとした理由でしたが、私のモットーが「思いたったら即行動」なので
とりあえずやってみるか!と一歩を踏み出しました。
でも今思うのは「決心は固ければ固いほど良い」ということ。
まだまだ留学の途中ですが、今のところ留学は楽しいことより辛いことの方が圧倒的に多いです。
その度に「私ここに何しに来たんだっけ・・・・」と思い悩み、苦しい思いをしました。
よく色んな留学サイトに「留学楽しいよ、人生変わったよ、キラキラ!」みたいなこと書いてありますが、あれは本当に英語めちゃくちゃ喋れる人か、喋れなくてもどこでも生きてける図太い神経の人など本当にごく一部の人だけで、騙されないで!と心の底から言いたくなる。。。
私にとって留学は「地味・地道・時に地獄」の道のりを進む「人生の修行」です。
さて、そんな軽い気持ちで始めた私の留学はどのような生活になるのでしょうか。
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