997 views

ハワイでバックパッカー的生活をした体験談

ハワイでバックパッカー的生活をした体験談

うわ!地震だ!と思い起きてみると、 二段ベットの上の人が寝返りを打っただけのようであった。

ハワイホノルルの中心地にあるバックパッカー宿でのことである。

そうだ、二段ベットの下って、 結構揺れるんだったなあということを寝ぼけた頭でぼんやりと考え ていた。

ハワイは色々なものの物価が高いと聞くので、一番安い宿をインターネットサイトのHotels com.を使い予約した。

一泊30ドルという安さに引かれて予約したが、ワイキキビーチの直ぐそばで近くに水族館や動物園もある立地の良い場所で良かった。

しかしいくら安いし立地が良いと言っても4人部屋のドミトリーというのは緊張する。そりゃあ8人部屋とか 12人部屋よりもマシだが、ドミトリーということ自体緊張する。

長時間のLCC飛行機でホノルルの空港に着き、 市バスで長いこと揺られてやっとたどり着き、 チェックインしたらカードキー、シーツ、枕カバー等を渡される。 どんな人いるだろうと緊張して、ドアを開ける。

今回は荷物だけ置いてあり、人はいなかったのでホッとした。

二段ベットの上か下か悩む。最初、 安全面から上の段にしようとしたが、 荷物を取るのが面倒くさいなと思い、下の段にした。

ベットに腰を下ろし、ぐわーと横になりたがったが、 シーツを引かなければならない。 ベットにゴムでカバーする形になっているが、出来ない。

隣の人のベットを見ながら適当に多少シワシワになりながら、 敷いた。

スマホを充電したかったが、 近くのコンセント口では電動歯ブラシ器が充電されており、 他を探して充電した。電動歯ブラシをわざわざ旅に持ってくるなんて、几帳面で清潔好きなのかなと思うと几帳面でない私はちょっと面倒だなと思う。

とにかくドミトリーというのは、 慣れるまで緊張するし面倒くさい。ホテルだったら、 こんな面倒くさいことしなくていいことが、いっぱいある。

シャワーとかトイレの順番とか。 夜トイレに行くときには手持ちのライトがないと困るとか、 目覚まし時計はすぐさま消さなければならないとか。

そして、 外国のドミトリーは日本みたいにベットにカーテンがない所が多くプライバシーがない 。

そんなこんなでハワイのバックバッカー宿に3泊滞在した。

慣れてくると、そんなものかと思えるようになった。周りには、 大きなホテルとハワイの土産物屋ABCマートが立ち並んで日本人 観光客がたくさんいて、まるで日本の様な緩やかさあったが、 ここは外国のバックパッカー宿であった。

泊まり客に英語が堪能なアジア人が居て、日本人のようであったが、違ったかもしれない。他に日本人は見られなかった。外に出れば、日本人いっぱいなのに。

宿の食堂

宿には駐車場の隣に併設された、キッチンと食堂があった。スーパーで パックの肉を買ってきて調理している人を見て、レストランで食べるより美味しそうだと思ったり、日清カップヌードルと豆腐を食べている金髪の人を見て、面白いと思ったり…。

皆、好き勝手に していて大きな音楽をかけて歌って踊る人や、 サッカーやアメリカンフットボールの試合に熱狂している人もいた。

季節が雨季であったので、壁がない食堂では、雨が降り風が、 吹く中ご飯を食べることもあった。

まあ、しかし、慣れるとどうということもないし、 言葉が話せない中でも交流が出来る。

朝食に、焼いてくれるホットケーキが中々出来ずに待っている時、遅いよね、とドイツからきた女の子と笑って話した。

サラダに塩と胡椒をかけていたら、 女の子から次貸してくれと言われたことで、 私が持っているパンと、 その子が塩胡椒したアボガドを少しずつトレードし、お互い、 アボガドパンが食べられた。

同じ部屋の英国からきた女性は、 日本やタイなどアジアで英語教師をしながら、 旅行していると言っていた。

英語圏の人ってなんて羨ましいんだと思いながら話した。

その女性が言っていた。旅は学校である、と。

色々学ぶことが出来る、と。

あまり安眠は出来ないし、同じLCC航空を使ったハワイツアーでバストイレ付きの普通ののホテルに泊まった値段とそんなに変わらないんじゃあないかと思うと、わざわざバックパッカー宿に泊まらなくてもいい様な気もする。

朝食にホットケーキが焼かれるのを並んで待たなくてもいいし、コーヒーは隣のチェックインカウンターまで行かなければなかった。

しかしこの不便さも、言葉が通じないことも、 実は有難いことなんじゃないか。

そんな3泊5日のバックパッカー的ハワイ旅行であった。

The following two tabs change content below.
KOSHINO
39歳で仕事を辞め、だいたい三か月ほどバックパッカーでアジア、ヨーロッパを巡る。帰国後、再就職し、仕事のシフトを調節しながらアジアを旅している。