カナダの携帯電話のプラン「Nation wide」「Province wide」「Local」の違いについて解説します
どうも、Doga(@DogadogaTv)です。
カナダの携帯電話の料金プランを確認しているとよく目にするのが「Nation wide」「Province wide」「Local」という言葉です。特に安い料金プランだと「Local」と書かれていることも多いです。例えば以下のFidoの料金プランをご覧ください。
$25の方ではTalkが「Local Minutes」と書かれていますよね?つまり電話に「Local Minutes」という制限がかかっているとうことです。反対に、$35の方は「Canada-Wide Minutes」と書かれているのが分かりますね。
本日は、そんなカナダの料金プランで目にする「Nation wide」「Province wide」「Local」についてのご紹介です。
「Nation wide」「Province wide」「Local」とは?
各言葉の定義からご説明いたします。まず「Nation wide」とは「カナダ国内電話無料」という意味です。カナダ国内であればどのエリアにいる人にかけても電話代が特にかからないのです。(制限時間がある場合は別です)最近では結構この「Nation wide」が一般的になりつつある気がします。
続いて「Province wide」とは「同州内の電話無料」という意味です。例えば僕が住んでいるトロントはオンタリオ州ですので、オンタリオ州に住んでいる人にかける電話であれば追加料金なしで電話ができるということです。
最後に「Local」。Localとはまさに自分のいる都市のことです。僕の場合トロントですね。このエリアの境界は必ずしも地理学的なエリアと一致するというわけではないようなのですが、トロントだとエリア番号は「647」と「416」と決まっております。
つまり、料金プランの電話に課せられている「Nation wide」「Province wide」「Local」とは、どこまでのエリア範囲なら電話無料でかけられるのかを示しているというわけです。
どうやってエリアを認識するの?
では携帯キャリアはどうやって電話をした際にエリアを認識するのでしょう?ちなみに上記写真はカナダ各州ごとのエリア番号です。
これは各携帯キャリアや、電話をかける方か、受ける方かによって違いはあるようですが、主に実際に自分と相手がどのエリアにいるのかでエリアを認識します。
例えばFidoの場合ですと「Local」プランに入っている人が、自分がトロントの電話番号を持っていたとしても、バンクーバーからトロントに住んでいる友人の電話番号に電話をするとLong Distance Call(長距離電話)として認識されます。
ダイアルをし、電話回線に繋がると最寄りの鉄塔に紐付きますので、それらからその人が電話をかけているエリアを割り出すわけです。
「Local」の人が別の州、都市の人にかけるとどうなるの?
この場合「Local」電話のみ無料のプランですので、Long Distance Callは追加料金がかかってしまいます。カナダで見かける格安キャリアで電話とテキストのみのプランだと$25というプランが普及しておりますが、キャリアによっては「Local」のみのケースもあるようです。
最初は「$25で電話もテキストも無料なんて素敵!」なんて思うかもしれませんが、しっかりその料金プランに課せられるルールを確認するようにしましょう。
特に他の都市に電話をする機会がない人は「Local」でも全く問題ないかもしれませんが、友人が別の都市に住んでいたり、旅行した際に電話を使おうとすると追加料金をとられる可能性もありますのでご注意を!
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