ワーホリで海外へ…携帯電話はどうすれば良い?
どうも、Doga(@DogadogaTv)です。
ワーホリなんかで海外への住まわれる方の多くがまず初めに悩まれるのが携帯電話についてではないでしょうか。
僕もこちらへ来る前には、カナダの携帯電話についてかなり調べたのでその気持ちはすごく分かります。
また、日本で使っていたiPhoneやスマートフォンを無駄にしたくないという気持ちも同じでした。
こちらへ到着してからすぐに必要になるであろう携帯電話。
仕事探しにも、ネットワーク作りにも欠かせないアイテムですので、ほとんどの人が購入されるのではないでしょうか。
ただ出来る限りお金をかけたくない!という方が多いのも理解しております。
そこで本日はそんな方向けに、日本から持ってきた携帯電話を活かすための「ケータイ二刀流のすゝめ」を僕の実体験を元に語りたいと思います。
1.僕の初期装備
僕がトロントに来た時に持っていた装備は以下です。
・iPhone 6(ばっちしSIMロック)
・ZenFone 5(SIMフリー)
そしてSIMフリー携帯のZenFone 5と実際に契約した携帯キャリアがmobilicityです。
料金プランは以下。(現在は料金体系が変わっております)
・電話/SMS使い放題:$25
・インターネット(6GB):$10
当然ながら日本から持ってきたiPhoneは使えませんので、僕もiPhoneは自宅での利用のみに絞っておりました。
一応、外出時は持ち歩きはするものの、結果的にバッグの中に眠ったまま役立たず同然の位置づけまでなりさがりましたね。
音楽の利用(Spotify)、チャット(LINE、Facebookメッセンジャー)は専らZenFone 5を利用することとなります。(そのために購入したわけだからそりゃそうだ)
2.テザリングを最大限活かす方法
しかしある日転機が訪れます。
ZenFonne 5の画面を割ってしまったのです。
使えないことはなかったのですが、その日から僕の「ケータイ二刀流」生活が幕を開けることとなりました。
そしてそんな僕が取った「二刀流の構え」は以下です。
・iPhone 6をインターネット専用の携帯として利用
・ZenFone 5を電話とSMS、そしてテザリング用として利用
ポイントはこの「テザリング利用」です。
こちらでAndroidの携帯電話を購入されている方はほとんどご存知かもしれませんが、こちらの携帯はいちいち携帯キャリアに申し込みをしなくてもテザリングの機能が使えることがほとんどです。
日本だと「テザリングのサービス」に加入する必要がありますよね。
念のため説明しておくと、「テザリング」とは自分の携帯電話のインターネットを経由して他の端末でインターネットを利用するための機能のことです。
携帯電話がWiFiルーターのような役割を果たすということですね。
ちなみに今Androidの携帯電話を握っている方は、「設定」→「その他」(端末によっては「もっと見る」とか)→「テザリング・ポータブルホットスポット」へ進むと、テザリングをONにするためのボタンがあるはずです。(古い端末だと機能そのものがないかもしれませんが。)
僕はこのZenFone 5からテザリングでWiFiを飛ばし、iPhone 6のインターネットを外出先でも利用できるようにしたのです。
しかしこの利用方法には欠点があります。
ZenFone 5側の端末のバッテリーが切れやすくなるのです。
外出時は常にテザリング機能を利用している状態になりますので、端末そのものにかなりの負荷がかかるわけですね。
そこで改善するためのオススメの方法が、「省電力モードをONにする」という方法です。
端末によるかもしれませんが、Androidには省電力モードというものが機能として付いていることが多いのです。
節電の仕方や、レベルも端末によりますが、このモードをONにすると、携帯のバッテリーを限りなく抑えることができます。
例えば僕のZenFone 5は省電力モードを最大限のレベルのものにすると、端末がスリープモードの時にはバックグラウンドでのインターネットの利用を限りなく抑えられます。
そもそもバックグラウンドでアプリが起動しているとインターネットも自動で使っていることが多く、それによりバッテリーの消耗も進むこととなるのです。
このバックグラウンドのインターネット利用をカットするだけで、かなりバッテリーの持ちは改善するはずですよ。
もちろん省電力モードでも電話とSMSはしっかり通知が来ますし、テザリングがカットされるということもありません。(端末の違いで、もし都合が違ったら申し訳ございません!)
これでZenFone 5をWiFiルーターとして最大限活かすことができるようになるわけです。
3.利用してみた感想
実際にこの「二刀流の構え」で利用してみた感想ですが、やれなくはない!といったレベルでしょうか。
というのもmobilicityのネットワークが大手キャリアに比べたらまだ多少不安定なのと、テザリングを経由しての利用となるため、場所によってはネットの繋がりが不安定な時も正直ありました。
例えば、ZenFone 5側でブラウザを立ち上げてみるとネットに繋がるのに、テザリングで利用しているiPhone 6側では何故かネットに繋がらないといったような感じです。
ただ、他のキャリア、端末によってはテザリングで繋がるネットワークの質に差が出てくるかもしれませんので、この辺りは一概には言えませんね。
もちろん繋がっているときは快適に利用できます。
移動中はiPhone 6側でSpotifyを聴いたり、マップを調べたり、LINEを利用したり、時にはYouTubeを観ることもありました。
自宅、学校、職場ではWiFi、ネットは移動中、屋外のみでの利用という方であれば、特に困らないと思います。
4.まとめ
以上、日本から持ってきたiPhoneやスマートフォンを生かすための「ケータイ二刀流のすゝめ」でした。
僕のように事前にSIM携帯を買うのではなく、現地で格安のスマフォを買ってそれをテザリング機にするという手もありますよ。
例えばトロントだとAndroidのスマフォが新品でも$150前後くらいで売られていたりもしますので。
このケータイ二刀流術は、通信環境にもよりますがトロントに限らず他の国でも実践できる方法です。
今まで使い慣れてきた携帯を手放すのは気が引ける、という方はぜひ試してみてはいかがでしょうか!
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