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カナダで生活をしてみて感じたこと

TORONT CITY

英語をモノにしたくて去年の10月にやって来たカナダ・トロント。

気がつけば既に四ヶ月も経った。

当初は6ヶ月という期限付きだったが今ではカレッジ進学と就職を真面目に考える所まで来ている。

そんなこんなで、まだまだ僕のカナダ生活は長くなりそうなので、こっちでの経験や情報をチマチマ書いていこうと思う。

働き方と生き方について

LIFE in TORONT

トロントにきてから今日までに感じた東京との最大の違いは、なんといっても夕方のラッシュアワーの時間帯です。

東京では大体5時半頃〜なのに対して、トロントのラッシュアワー帯の開始時間は4時。

とてつもないカルチャーショック。

日本では到底ありえないだろう。

その謎はすぐに解明された。仲良くなったカナダ人(日本人の彼女持ち)が教えてくれた。

カナダでは定時になると同時に社員が一斉に帰るそうだ。残業は周りが認めないという日本と正反対のワークスタイルである。

ちなみに定時は会社に依るが基本的には4時か5時である。

時間内で最大限に自分のパフォーマンスを発揮することが求められるのだ。

定時後は各々好きなように過ごしている。友達や同僚と飲みに行ったり、趣味に時間にしたり、中には学校に通っている人もいるという。

なんとも様々だ。

日本で働くよりもはるかに充実した人生が送れると思うのは僕だけじゃないだろう。

しかし一方で、個人の能力次第で給料が上がったり下がったりもするそうだ。

完全な成果主義という訳である。

給料が下がるということは、首になる可能性も日本に比べると遥かに高い。

現にホームレスを多く見かける。

状況は全く違うが日本とは別の意味で辛い所があるのかもしれない。

とはいえ、やっぱりトロントの人たちを見て、みんな人生を楽しんでいるのだなと思わされる。

仕事とプライベートがきっちりと分けられているカナダだからこそ、なのかもしれない。

こんな事を感じるのも、「本当にこのままでいいのだろうか」思いながら仕事をしていたからなのかもしれない。

日本では、未だ夜遅くまで残る人間が上司から好かれ、周囲と足並みを揃えることが良いとされている。

後者に関しては、日本人の民族性、美学とも言えるので納得しているが、後者に関しては未だ謎のままである。

その答えは、今後身を持って理解することになると思う。

では、また次回の更新で。

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MIDORIKAWA SATOSHI
トロント在住。現在カレッジ進学を目指して勉強中。
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