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カナダ留学前の準備から飛行機に乗るまで

カナダ留学前に準備から飛行機に乗るまで

2017年も始まり、今年はワーホリ、進学、留学などで海外に出ようと考えている人、その準備をしている人もいると思います。

現地の留学サイト、Facebookなどで情報収集をしている人がほとんどだと思いますが、準備万端で現地に行って、ネットには載ってなかった事などに驚いた経験がある人もいると思います。

今回はそんなネット上ではあまり見かけない(かもしれない)海外渡航、移住前にやっておきたい事、飛行機に乗る時にあると便利なものを実際の経験をもとにまとめてみようと思います。

ほとんどの内容はカナダに渡航する人たちに当てはまることかもしれませんが、参考になれば幸いです。

gmail, hotmail, もしくはoutlookのアカウントを作っておく

gmail, hotmail, もしくはoutlookのアカウントを作っておく

日本とは違い、海外の携帯には電話番号しかありません。携帯の端末についてあるEメールアドレスはありません。

つまり、海外の携帯にはテキスト、C mailしかない場合がほとんどです。

ビザを発行するときから新しい銀行口座や携帯のアカウントを作るときまで、あらゆる場面でEメールアドレスが必要になります。

大学や会社などで使うEメールアドレスの他に、公用、私用で使えるアカウントをあらかじめ作っておいてください。

ちなみにyahooなど、jpで終わるアドレスは、時々メールをフィルターしがちなのでおすすめしません。

LINEにパソコンのメールアドレスを登録しておく

LINEにパソコンのメールアドレスを登録しておく

これは特に半年以上海外に住む方、日本の携帯を解約してから海外に引っ越す方は絶対にしておくべきです。

LINEはパソコン以外では一つの端末でしか使えませんが、Eメールアドレスを登録していれば、番号を変更してもアカウントを同期させることが出来ます。

メールアドレスはあればLINEが使えるので、携帯を解約してもタブレットで同じアカウントを引き続き使えます。

携帯を機種変更する前にバックアップもできますし、チャットは消えても連絡先は残るので、日本用とカナダ用…と言うように、2つのアカウントを2つの端末で使う必要がなくなります。

出国前に現地の住所宛に何か送っておく

出国前に現地の住所宛に何か送っておく

携帯電話を契約したときと銀行口座を作ったときはどうだったかはもう5年前の話になるので覚えていませんが、図書館のカードを作るとき、住所の証明として現住所が書かれた葉書や封筒を持っていかなければいけなかったのを覚えています。

現地に着いて身分証明書としてパスポートを使うことがほとんどですが、住所確認をされてもいいように、出国の1-2週間前に自分宛にポストカードや手紙を書いてはいかがでしょうか?

ソーシャルメディアに慣れておく

ソーシャルメディアに慣れておく

特にFacebookとInstagramのアカウントは新たな出会いに必要不可欠です。最近はSnapchatも人気です。
Twitterは日本語と英語などで使い勝手が違うのでオススメしません。

ホームシックを少しでも防ぐするために…

ホームシックを少しでも防ぐするために...

海外にいて、家族や友達、ペットの次に恋しくなるのは食べ物だと思います。

日本で食べる日本食と海外で食べる日本食は全く違います。カナダにある日本食レストランの味は基本的に関東風味なので、関西の味がよく恋しくなります。

海外に住み始めて最初の3ヶ月で起こりやすいホームシックですが、何年も海外に住んでいても、日本にしばらく帰っていなければ突然ホームシックになることはよくあります。

納豆や新鮮なお魚、ご当地グルメは海外ではまず手に入らないので、日本を出る前にたらふく食べておくことをおすすめします。

普段当たり前のように食べている洋食も案外ないことが多いので、食べておくこと、もしくは作り方を覚えておくことをオススメします。

卒業証明書などのコピーを取っておく

卒業証明書などのコピーを取っておく

カナダの多くの会社ではバイトの面接に受かって正採用される前に、background checkを行うことが義務付けられています。

実際にreferee(s)、主に前の上司や通っていた学校の関係者に連絡をし、レジュメに書かれたことが真実かを確認する作業のことです。

これは実際に起きたことなのですが、私は日本の高校を卒業したことをレジュメに書いたので、background checkとして高校の卒業証明書を要求されました。

母に連絡し、facebook経由で母校の先生に連絡し、状況を説明し…なんとか無事正採用されましたが、予定よりbackground checkが2-3週間長引いてしまいました。

なので日本の経歴(学校、職場など)が証明できる書類はあらかじめ準備しておくと後が楽になります。

資格や免許証などを英訳しておくと卒業証明書と同じように、いざというときに役立ちます。

自分の健康状態を現地の言語で説明できるようにしておく

自分の健康状態を現地の言語で説明できるようにしておく

持病やアレルギー、 視力の検査結果…など、現地で病院に行っても困らないように準備しておくと後で楽になります。

特に歯に関する情報はきちんと知っておきましょう。

実際に、差し歯が欠けてカナダの歯医者さんにお世話になったことがあるのですが、差し歯がどう作られたのか、どうやって作り直すのかをきちんと日本の歯医者さんに聞いておくべきだったと後悔しました。

飛行機に乗るときの必須アイテム

飛行機に乗るときの必須アイテム

日本からカナダまでの飛行時間はかなりハードで、到着したらグッタリしてしまうと思います。

直行便でも下記の時間くらいはかかってしまいます。

バンクーバーまで9時間から10時間
カルガリーまで10時間から11時間
トロントまでは12時間から13時間

航空機代を節約するために乗り継ぎをする方もいれば、日本国内での移動に時間がかかる方も多いのではないでしょうか?

初めての国で到着早々に疲れてしまわないように出来るだけの準備はしておきましょう。

カバン

飛行機に乗るときの必須アイテム

・底がキャリーみたいになっているリュック(写真参照): 10kgもずっと背負うのはしんどい!と言う人にオススメです。スーツケースと一緒に預けることも出来ます。それに一週間分の荷物が詰められるので、現地で国内旅行をするときにも使えます。

・スーツケース二つ: 事前に航空会社のホームページを確認して、スーツケースが二つ持ち込める場合は持ち込みましょう。移動には不便ですが、日本から送る荷物が減らせます。

・エコバッグ: リュックにエコバッグを忍ばせておくと、飛行機に乗る前にスリッパやつっかけに履き替えたときに靴を入れられるので便利です。また現地で食材を買うときにも使えます。カナダではレジ袋は一枚$0.05なので、少し出費を抑えることができます。

・ウエストポーチ: 貴重品を肌見放さずに持ちたいときにオススメです。サイズによればスマホだけでなく歯ブラシも入ります。

持ち物

持ち物

・スリッパかつっかけ: 長時間のフライトだと足がむくむので、スニーカーでも少しきつい場合があります。メディキュットも使えます。

・イヤホン: 機内で音楽を聴いたり映画を観たりするときだけではなく、耳栓としても使えます。

・本: 眠気を誘います。

・枕、クッション、ぬいぐるみ: 心なしかよく眠れるので。

・ペットボトルの水: 出国手続きをしてから買ってください。水分補給にもうがいにも使えます。荷物検査をする前にペットボトルの水を買うと、持ち込めなくて職員に渡すか意地で飲みきるかどっちかになるのでお気をつけて。

服装

服装

・重ね着をしましょう。パーカー、ブランケット、もしくはストールが一枚あるだけで冷房対策ができますし、掛け布団としても使えます。

・カバン: 安全のためチャックがついているもの、肌見放さずに持ち歩けるもの、もしくは肩にかけられるものをおすすめします。

・レギンスかスウェットパンツ: ベルトがある服は手荷物検査をする時面倒になります。

まとめ

今回の記事では日本に出る前にやらなければならないビザの手配、予防接種やトラベラーズチェックの発行以外にやっておきたいこと、飛行機に乗るときにあったら便利なものについてまとめてみました。

この記事とは別に、現地に持って行くべきものと持って行く必要がないものに関してもまとめたので、併せて読んでみてください。

番外編になりますが、目的地関係なく、最低限の英語は覚えておきましょう。

英語圏じゃない国を訪れるとしても、空港職員や税関の人は基本英語で(のみ)話しかけます。

日本で勉強したのに空港に降り立った瞬間に何が話されているのか、何を話したいのか分からなくなることは普通なので、

^ なんの目的で来たか

^ 最終目的地はどこか (特に乗り継ぎをする場合)と現地でどこに住むのか

^ どれくらい現地に住むのか

をどう言うか、あらかじめメモしておくといいと思います。

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Asuka S
物心ついた時の将来の夢は外人になる事で、その当時から日本語よりも英語に食いついていていたらしい。高校生の時スイスに一年間留学。卒業後は渡加し、現在はトロントにある大学で国際学を専攻中。日本語、英語、フランス語、ドイツ語とスペイン語を話し、写真、野球、食べ物などを愛する大学生。