5,254 views

ワーホリ後は日本での就活を選択

ワーホリ後は日本での就活を選択

様々な経験・多くの友人ができ、そして英語にも慣れてきた頃ワーホリが終わり、日本に帰国したら待っているが就職活動ですよね。

私の場合、帰国前はカナダにいるのを延長するか、第二ワーホリで別の国に行くか、日本に帰って就職するか、その三択でかなり迷いました。

日本に一度帰ってしまうと仕事に就くため、そう簡単に海外に出るということはもうできない。

それでも、日本に帰りたい、日本が恋しいという気持ちが何にも勝って強かったので、一旦帰ることに。

その「一旦」というのは一旦ではないと心ではわかっていましたが…。

ただ、就活に関しての不安は、今思えばあまりなかったように思います。

というのも実はカナダにいたときから、日本にいるキャリアカウンセラーの方と自分が何をしたいのか話したり、強みになる部分を整理したりしていました。

そして、その方に求人情報をもらったりもしていました。

また、カナダに拠点を置く留学エージェントが日本に支店を開くための人員を募集しており、私の帰国時期と重なったので応募。

履歴書や作文の一次試験後、スカイプでの面接、その後バンクーバーでの直接の面接まで進みました。

日本に帰国する前に決まるか?!とも思いましたが、結局日本にいる留学関係の経験者の方に決めたそうで、軌道にのるまで給与も安定していないというのは私にとっても不利だろうとのことで断られました。

やっぱりそんなに甘くないな、と思いながらも、今となっては断っていただけたことで今の仕事に就けたので、私にとってはその結果で良かったんだろうなと。

帰国後から仕事決定までどれくらい?面接での評価は?

帰国後から仕事決定まで
ところで、帰国後どのくらいで仕事を得たかと言いますと、帰国後約一ヶ月半で仕事が決まりました。

仕事が決まるまでの間、転職サイト5つくらいに登録して、気になるところにエントリー。応募した企業は多かったと思いますが、なんだかんだで最終的に面接までいったところは5社くらいだったと思います。

ワーホリで仕事を得るためにカナダで必死に行動したように、日本でも求人が出ていないところにでさえ電話をし、履歴書を送ったりしたこともあります。

帰国後一ヶ月半で仕事が決まるのが、早いのか遅いのか普通なのかはわかりませんが、実家の福岡から東京に来て約二週間で内定を二社からいただきました。

そのうちの一社で働くことを決めたのですが、面接を受けていく上で、ここで働いている人たちなんかいいなと、ここで働きたいなと、自然に感じている自分がいました。

ありきたりな表現かもしれませんが、やっぱりフィーリングって大事なのかもしれません。

内定をいただいた二社の面接では、英語を使う仕事なので英語での面接もありましたが、相手は日本人ということもあってか、もしくはカナダで仕事を得る時には英語の面接が当たり前だったからか、思ったよりは緊張せずに話せた気がします。

もちろん日本語で答えるよりは緊張しましたが…。

面接では、ワーホリに関して質問されることは思ったほどなく、志望動機と絡めて自分から言ったくらいです。

それよりも、なぜ前の仕事を辞めたのかや、前職での経験、自分の強みや仕事において大事なものなど、普通の転職時と変わらないであろう質問をされました。

履歴書にはワーホリでの経験を思いっきり詰め込みましたけどね。(笑)

ちなみに、今の仕事はカナダで出会った人に影響を受けて目指した仕事であり、英語を使う環境にあるので、ワーホリでの経験を活かせればと思っています。

また、時間があるのであれば、受からなくてもいいから興味があるところは受けてみるのがいいんじゃないかと私は思います。

その方が後悔しないで済みます。

カナダに行く前の私だったら、受ける前から諦めていた仕事が山ほどありました。

けれど、帰国後は大学生の頃にあきらめて応募すらしなかった仕事にも応募したり、受かるか受からないかだけで判断するのではなくて、自分が本当にやりたいかやりたくないのかを常に問いかけるようになっていました。

やはり途中いいところまでいってダメになったりもしましたが、それは今の私の適職ではないということ。

すぐに切り替えることが大事です。

面接でボロボロだったこともあるのですが、落ち込むというより、途中まで行けただけでも、そこまで行ける力はあるんだと、良いように考えるようにしました。

(ボロボロだったんだから受からなくて当たり前だな…とも(笑))

カナダで仕事を見つけられたんだし、日本でも大丈夫!という気持ちと、ワーホリでも熱意が通じて希望の仕事を得ることもできたという自信が私を少しは強くしてくれたのかもしれません。

また、ワーホリから帰ってきて、面接官に『ワーホリ?どうせ遊んできたんでしょ?』などと評価されないためにも、ワーホリ中にも帰国後の就活に備え、履歴書に書いたり面接で話せるネタを作っておいて損はないと思います。

そのネタが多ければ多いほど良いです。

それにとらわれすぎてワーホリを楽しめないということになるとそれは良くないですし、やはりネタは就きたい仕事に関することであればそれが一番です。

そして、就活のことはワーホリから帰国してから考えよう!というよりは、海外にいるうちから帰国後の就職についても考えたり、求人をみておいたり、海外にいる時点で応募できるのであれば応募してしまうのがいいと思います。

転職サイトに登録するのも、海外にいる時からやっておいた方が日本に帰ってから楽な気がします。

そうすれば、なんとなく心にも余裕が生まれるはずです。

カナダにワーホリに行くまでなりたいもの、したい仕事が決まっていなかった、そんな私と同じような方には、海外にいる段階で、日本に帰ったら何がしたいのか、自分にまず問いかけてみることからオススメします。

The following two tabs change content below.
HARUE YANO
カナダワーホリでの経験を中心に執筆中。帰国後は英語を活かした仕事をしています。