留学エージェントの選び方
ワーホリに行く方の多くは留学エージェントを利用すると思います。中には費用を抑えるために留学エージェントを利用したくないという方もいるかも知れません。しかし、すでに英語がペラペラな人やセカンドワーホリの人以外は留学エージェントは100%利用した方がいいと思います。各種手続きをサポートしてくれたり、現地オフィスで日本人スタッフに対応してもらえたり英語に自信がない人や初めてのワーホリという方はこの様なサポートがあった方が安心でしょう。
「留学エージェント」などのワードをインターネットで検索するとたくさんの会社が出てきます。様々な留学エージェントを比較したり、ランキング形式で紹介したりしているサイトもあります。そういったサイトを参考にしながら、自分の条件と合わせて選んでいくといいでしょう。
この記事では、私が「ワーホリしたい!」と思い立ってから6社ほどの留学エージェントを回った経験をもとに留学エージェント選びのポイントをご紹介していきます。
1.予算から留学エージェントを選ぶ
やはり予算は第一に考える項目ではないでしょうか。行き先や語学学校が同じでも留学エージェントによって費用が異なる場合もあります。同じ内容であれば少しでも費用を抑えられる方が嬉しいですよね。
また、留学エージェントや語学学校が時期よってキャンペーンを実施している場合があります。入学金が無料になったり、滞在費が割引になったりする場合もあるのでそういったキャンペーンを利用して費用を抑えるのも一つの手ですね。キャンペーンの情報については各留学エージェントに確認しましょう。
語学学校に通いホームステイをする形の場合にはじめに留学エージェントにお支払いする費用はだいたい下記のようなものです。
・語学学校 入学金
・語学学校 学費
・語学学校 教材費
・ホームステイ滞在費
・ホームステイ先手配費用
・空港出迎え費
・海外旅行保険
・ビザ申請費用
・ビザ申請代行手数料
・サポート費用
・海外送金手数料
私の場合、留学フェアに参加したり、カウンセリングを受けたりして見積を出してもらって比較検討しました。留学フェアやカウンセリングでは担当者の方と行き先や語学学校をどこにするか、どのくらいの期間学校に通うかなどを相談し、相談して決めた内容で見積もりを出してもらうという流れでした。見積もりは当日中に紙面でいただけることもあれば、後日メールで送付という形のところもありました。
留学エージェントによって費用に大きく差が出るのはサポート費用です。サポート費用が20万円のところもあれば、10万円のところ、0円のところまで会社によって様々でした。
私が最終的に選んだのはサポート費0円の留学エージェントです。0円で大丈夫なの?と心配になる方もいるかも知れませんが、この留学エージェントは語学学校から受け取る紹介手数料で運用を行っており、利用者からはサポート費を取っていません。しかしながら、ホームステイ先の手配や出発前・到着後のオリエンテーション、現地スタッフによる仕事探しや滞在先探しのアドバイスなど様々なサポートが受けられます。私が選んだ留学エージェントについてはこちらに記載しています。
参考までに実際に私が留学エージェントに支払った費用をお見せしますね。サポート費用以外は別の留学エージェントでも同じ語学学校であれば大きく差はなかったのでサポート費がかかる留学エージェントを選んだ場合はこれに10万円~20万円ほどがプラスされると考えて大丈夫です。
ちなみにこれはあくまでも留学エージェントに支払った費用になるので、自分で手配する航空券やビザ申請費も必要です。
私はゴールドコースト行きのカンタス航空の航空券を66,420円でゲットしました。8万円くらいかかると聞いていましたが、早めに予約したことで思っていたより安く取ることができました。また、オーストラリアの場合のビザ申請費は37,847円でした。
2.サポート内容から留学エージェントを選ぶ
留学エージェントによってそれぞれオススメしている国や都市、語学学校などは様々です。自分が考えているプランとマッチしないプランをオススメしている留学エージェントにお願いしても思い通りのワーホリにはならないですよね。
例えば、オーストラリアのゴールドコーストに行ってみたいと思っていても、その留学エージェントの現地オフィスがシドニーとメルボルンにしかありませんといった場合、現地でのサポートが受けにくくなりますよね。
どの留学エージェントでも現地オフィスはそれぞれ構えています。しかし、すべての都市にある訳ではないので注意しましょう。
出発前や現地でのサポート内容はそれぞれの留学エージェントで色々用意されているので、自分が必要だと思うサポートが含まれてる留学エージェントにお願いしましょう。
サポート費が10万円や20万円と高くかかるところではより手厚いサポートが含まれていました。例えば、出発前の英会話レッスンが無料で受けられたり、帰国後の就活をサポートしてくれたり、ビザ申請を代行してくれたり至れり尽くせりといった感じでした。
しかし、自分でできる所は全部自分でやりたい派の私にとっては過剰なサポートに感じてしまいました。そのため私は自分にとって必要最低限のサポート内容が揃っているサポート費0円の留学エージェントに決めました。
各留学エージェントによって違いはありますが、主なサポート内容には下記のようなものがあります。
・語学学校の紹介
・ホームステイ先の手配
・日本人の現地スタッフによる緊急連絡サポート
・空港でのお出迎え
・現地での生活に関するオリエンテーション
・ビザの代理申請
・現地オフィスでのインターネット利用
・荷物の一時預かり
・日本での事前英会話レッスン
・帰国後の就活応援
etc…
自分がどれだけのサポートを求めるかによって選ぶべき留学エージェントも変わってきますね。自分にとって必要なサポートが含まれていればサポート費0円の留学エージェントでも十分と言えるでしょう。
3.留学エージェントの会社の雰囲気や担当さんの人柄から留学エージェントを選ぶ
私は、留学フェアやカウンセリングを通してたくさんの留学エージェントの方とお会いしました。直接お会いして、その留学エージェントとの相性を確かめて決めたいと思ったからです。
上記に記載した予算やサポート内容ももちろんですが、自分のワーホリをお任せする大切なパートナーとなる方なので直接会ってお話しして決めた方がいいと思います。
私が留学エージェントを決める時に気にしていたポイントは以下のようなものです。
・私の要望をきちんと聞いてくださるか
一方的にオススメのプランの話ばかりをしている方もいらっしゃいました。また、早く契約を取りたいのかこちらはまだ検討中なのに回答を急かしてくるような方もいました。
・メールの返信の早さなど連絡を取るのに時間がかからないか
どの留学エージェントでも特に返信が遅いなどといったことはなかったのですが、大切なやりとりをするにあたってスムーズに連絡が取れる方がいいと思いこちらのポイントを気にしていました。
・ネガティブな情報も教えていただけるか
留学エージェントとしてはもちろん契約を取りたいのでポジティブな情報をたくさん教えてくださいます。しかし、ワーホリのプランを決めるにあたってネガティブな情報も大切だと私は考えます。出発後に想像と違った、こんなはずじゃなかったのにとがっかりするよりはあらかじめ都合の悪い情報も頭に入れておきたいですね。
たくさんの方とお会いして色々な情報を得ることは大切です。どの留学エージェントでも無料のカウンセリグを実施しているので、私はその留学エージェントに決める決めないは一旦置いておいてとりあえずカウンセリングを受けてみるというスタイルでした。そうすることで各留学エージェントからワーホリに関する知識を学び、その留学エージェントの特徴が自分に合っているかどうか判断していきました。
4.紹介してもらえる語学学校から留学エージェントを選ぶ
留学エージェントによって紹介してもらえる語学学校は異なります。自分で行きたい都市にある語学学校を調べて、どの留学エージェントが紹介しているかという順序でアプローチしてみてもいいかもしれません。
特に大手の留学エージェントなどではオススメしないといけない学校が指定されていて、ある特定の学校を強く勧められることなどがあります。
留学エージェントで紹介される学校以外にもたくさん語学学校はあるので、以下のようなポイントから自分に合う語学学校を探してみましょう。
・授業料
・学校の場所や施設設備
・学校の規模(生徒数)
・コース内容
・日本人比率
・English Only Policyがあるかどうか
これはその名の通り英語しか話してはいけないという規則です。厳しい学校では母国語を話すとその日は停学処分となるところもあります。
自分が行きたい語学学校が見つかったら、留学エージェントに「この学校は紹介してもらえますか?」と問い合わせてみるといいでしょう。
5.現地のエージェントから選ぶ
私が留学フェアに参加したりカウンセリングを受けたのは全て日本の留学エージェントでしたが、現地の留学エージェントを利用するという手もあります。
日本の留学エージェントとの大きな違いは費用です。現地の留学エージェントでは無料のところがたくさんあります。日本にいる間はメールでのやり取りが中心となり、直接合って相談などができない点がデメリットとなります。
しかし、日本の留学エージェントを利用するよりも費用を抑えることができ、現地での対応や学校選びのカウンセリングなどは現地の留学エージェントの方が優れています。日本の留学エージェントでは留学経験のない方や現地に行った事がないスタッフが学校を紹介している場合もあり得るので、その点は現地の留学エージェントの方が確かな情報を得られると思います。
6.留学エージェントの会社の規模から選ぶ
留学エージェントの会社の規模は大手から小規模なものまで様々です。それぞれメリットもあれば、もちろんデメリットもあります。
大手企業のメリット
・大手ならではの安心感がある
・日本国内各地にオフィスを構えており相談に行きやすい
大手企業のデメリット
・サポート費用が高くつく場合が多い
・マニュアル的な対応になりがち
中小企業のメリット
・サポート費用が抑えられる
・融通が利きやすくひとりひとりの希望に合わせたプランを考えてくれる
中小企業のデメリット
・大手企業のような安心感は得られない
・オフィスやスタッフの人数が少ない
それぞれのメリット・デメリットはほぼ対になっています。自分にとってはどちらの方のデメリットを許容できるかというところで大手企業か中小企業かを選択していきましょう。
例えば私の場合は費用はなるべく抑えたいという気持ちが大きかったです。そのため、大手ならではの安心感は諦め、中小企業でもここなら信頼できるという留学エージェントを見つけました。
7.最後に
最後に私が選んだ留学エージェントについて紹介します。私が今回のワーホリでお世話になっているのは「サットアブロード」さんです!
サットアブロードさんではサポート費0円のゼロホリでワーホリを応援してくださいます。ゼロホリとはいっても大手企業と同等の充実したサポートを受けることができ、現地オフィスも構えているため出発した後も安心です。
サポート費0円以外で他の留学エージェントと違っていたのは、現地で見学してから学校を決められるところです。もちろん事前に申し込むことも可能です。私は事前に学校を申し込みましたが、高い学費を払って学校に通うので学校の雰囲気や環境を自分で確かめてから決められるのは嬉しいですね。
サットアブロード代表の木村さんは、ご自身もオーストラリアでのワーホリのご経験をお持ちで親身になって相談にのってくださいます。
留学エージェント選びに迷っている方やワーホリにご興味がある方、ぜひ一度相談してみてください。
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