ワーホリ(ワーキングホリデー)・留学準備期間にオススメ!6つの準備!
ビザの申請や保険など、ワーホリ(ワーキングホリデー)前にしておくべき準備は多くあり忙しいと思いますが、具体的に到着後の生活を考えたときに、実は他にも大切なことがいくつかあリます。
渡航前はなかなか想像し辛いとは思いますが、カナダ・トロント、オーストラリア・メルボルンでのワーホリ・留学経験談を交えながら、実際に自分が感じた「準備期間のうちに日本でしておいたほうがいい」と思う準備を6つほど御紹介します。
①ワーホリ期間中に働きたい仕事を日本で経験する
②中学英語の復習
③日本について語れる準備をしておく
④会話を楽しむために世界共通の流行を知る
⑤出発前に自分を覚えてもらうものを用意しておく
⑥到着後の具体的な生活をイメージする
これらを準備するかしないかで、到着後の友人作りや仕事探しなど慣れるまでのスピード感が大きく異なってきます。
そもそも準備期間ってどれくらいが目安なの?最短はどれくらい??
そもそも準備期間はどれくらい必要でしょうか?一年間?半年間?三か月間?
人それぞれなので明確な回答は難しいですが、国選びや現地でやりたいこと(どれくらい語学学校に通いたいか、どんな生活をしたいか)から初めて、留学(ワーホリ)エージェントやワーホリ経験者の方々に相談して、実現可能なのか、予算はどれくらい必要なのかを検討していく必要があります。
この予算が足りなければお金を貯める必要がありますし、その分準備期間は長くなりますよね。
貯金が0円という人が仮に100万円貯めようと決めて、どれくらいの期間で貯められるかは人それぞれです。
僕の経験談としては、大学卒業後すぐの3月にはカナダ・トロントにワーホリをしたいと思いました。
周りの方々のアドバイスや、ネットでの情報収集をしていると、相場では予算100万円くらいは貯めた方がいいという意見が多かったので、大学卒業までの1年間で毎月少しづつ貯めたが思ったよりうまくいかず60万円しか貯めれませんでした。
キャリア的に「ワーホリのお金を貯めるためにアルバイトをする」というのを望んでいなかったし、企業に入社してお金を貯めたら退職するという考え方もポジティブに考えられなかったので、まあ何とかなるだろうと渡航してしまいました。
1ヶ月の語学学校、1ヶ月のホームステイ、往復の飛行機代で45万円近くの費用は必要だったので、現地での生活費は15万円分しか準備できませんでした。
ワーホリ3ヶ月目からすぐに働かなくてはいけませんでしたので、もう少し語学学校で英語の勉強をしたかったなという思いもありました。
逆に、余裕がなかったからこそ必死に生活できたので得るものは多かったとも思います。
長くなってしまうので興味があれば別で書いている体験談を読んでみてください。
そういう意味では23歳時のカナダ・トロントワーホリに対しての僕の準備期間は1年間だったと言えるかもしれません。
オーストラリア・メルボルンへ渡航したのは帰国してから働き始めて2年くらい経っていたので26歳時は準備期間は1週間ほどでした。
既にワーホリ経験済で、カナダ時代に作った人脈や英語力、帰国後の社会人としての武器も備わり、ワーホリに必要な最低限の金額もあったので、ワーホリビザをネット申請(1時間)、航空チケットの手配(30分)、取りあえずのゲストハウスの予約(30分)の計2時間のみとも言えます。
このようにお金や、自分の日本での生活とタイミング(退職や休学・恋愛や家庭の事情など)、海外で何をしたいかによって準備に必要な期間はそれぞれなんです。
しかし、準備期間は関係なく、渡航前にこれはやっておいた方がいいと、オススメできることを6つほど紹介いたします。
ワーホリ期間中に働きたい仕事を日本で経験する
まず、オススメなのが海外で働きたいと思っている仕事を準備期間のうちに日本で経験しておくことです。
例えば、ワーホリをする国のカフェで働きたいと思っている方は、日本のカフェで働いて経験をしておくなどです。
ワーホリ期間中に働いていた飲食店での採用活動(面接)にも関わっていましたが、日本での短い経験だけだとしても未経験者より経験者が優遇されます。
また、仕事を通して日本のスタイルと海外のスタイルの違いを知ることも出来るでしょう。
現在、世界中で日本食がブームということもあり、料理人キャリアの長いシェフはワークビザを発行してもらいやすいなど、ワーホリ後のワークビザの可能性にも関わってきます。
到着後にレストランでのアルバイトを考えている大学生や、仕事を辞めてからの準備期間におすすめなのは、ホテルや結婚式場での派遣やアルバイトでのお仕事です。
僕が、カナダですぐに仕事が見つかり、サブマネージャーに昇給出来たのも、ホテルのレストランでのアルバイト経験があったからかもしれません。
質の高いサービスを学びながら、たまに英語を使う機会もありましたし、準備の合間に働きたい日だけ働くことができ、平均時給が高いので海外生活資金を貯めるのにも最適です。
居酒屋や、ファミレスよりもしっかりしたマナーが求められる分、仕事探しのときの武器にもなります。
また、海外渡航予定者や、帰国後に働いている人も多いので人脈を広げたり、情報を集めることもできたので良い仕事だったと思います。
もし、この記事を読んでくださっている方で、準備期間に東京周辺で働きたいけど困っているという方がいればFBページか当サイトからご連絡ください。
僕が以前働いていた高時給で時間の調整がしやすいホテルや、レストランのアルバイトをご紹介できるかと思います。
中学英語の復習
なんと言っても英語です。
ワーホリライフを楽しむ上で英語力が必須だとは思いません。
実際に僕は英語が全く話せない状況で初の海外生活をスタートしましたが一年間楽しむことが出来ました。
しかし、家探しや、仕事探しなど英語力が低いと困ることも多々あります。
到着後、語学学校で英語を勉強をする予定でも、準備期間中に基礎レベルの英語力を身に付けておくほうが効果的です。
何より、中学英語で基本的には生活できます。
もちろん難しい話についていったり、ベストな言い回しではないよな…と感じることは多々ありますが、難しいことに挑戦するより、「しっかりと会話の中で使える英語」を固めることが大事なのではないでしょうか。
また、限られたワーホリ期間中に、高い授業料を払って、中学校で習った単語を覚えるのはもったいないと思います。
僕は語学学校の一番下のクラスで、フルーツの名前を覚えるところからスタートしました。笑
語学学校中級以下のクラスの内容は中学英語の復習のようなものなので、日本で少し復習しておくと、到着後も良いスタートが切れるかと思います。
1ヶ月10万円の学費で、英語の苦手な日本人と韓国人に囲まれて中学英語の基礎をやっていたことを思い出すと、不思議な状況脱ったなと今でも思います…。苦笑
※友人を作ったり、現地の生活になれたりと非常に楽しかったので素敵な思い出です!!!
なかなか日本で勉強をする気にならない人には、駅前留学やスカイプでの英会話もおすすめです。
ワーホリ後の海外生活をイメージ出来るので英語学習の重要性に気付くことができ、モチベーションの向上につながります。
最近では、ワーホリ後の学費を抑えるために、ワーホリ前のフィリピン留学が人気ですが…様々な意見がありますし、個人的にはどうなのかなと思っています。
→ワーホリ(ワーキングホリデー)前のセブ留学は意味あるのか?
日本について語れる準備をしておく
どうしても出発前はワーホリ後の環境を考えてしまいますが、日本のことをしっかり勉強しておくがとても大切です。
海外に出ると、他国の友人に日本について質問されることも多々あると思います。
私たちからしても、他国の友人の国や文化について興味を持ち質問をしてみたいと思うように、彼らからしても他国のことを学びたいと思うものです。
日本人は自国を語れない国民だと言われていますが、内容は何でもいいので興味のあることを改めて見つめなおし、話せるように準備をしておくことが大切です。
政治や文化についての話が多いですが、歴史が好きなら歴史について英語で話せるようにする、アニメが好きならアニメについてなど何でもよいので英語で話せるようにする。
様々な国の人と触れ合う機会の多いワーホリ期間中では、世間話のように自国を語ることも多々あるのでしっかり準備をしておきましょう。
→海外でよく聞かれる質問。日本の文化・政治・宗教…どう説明する?
会話を楽しむために世界共通の流行を知る
自国のことを語れるようになるのと同様に、世界中で流行っていることを知ることも良い人間関係を築くきっかけとして重要です。
ワーホリでは、どうしても自国の人間同士で集まってしまいがちですが、その原因の一つとして、共通の話題が多くて気楽に話しが出来るということが挙げられると思います。
海外に出ると日本のように共通の話題がいくつもあるわけではありません。
音楽、映画、ニュースなど、世界中で流行っているものを知っておくことで会話の入り口が広がります。
また、自分の好きなスポーツチームや、アーティストなどが、どこの国で人気なのかを改めて認識しておくのもいいでしょう。
会話の種になることはもちろん、そのスポーツチームや、アーティストがワーホリ滞在中の国で試合やイベントをすることもあります。
海外生活のなかで情報を追いきれない時でも、友人が誘ってくれたおかげで、せっかくのチャンスを逃さずに済んだなんてこともよくあります。
僕自身、ヨーロッパ系の友人はあまり共通の話題がなかったのですが、サッカーの話で盛り上がり仲良くなった人は多くいます。
ドイツ人の友人と香川やロイス・ゲッツェについて語りあったり、長谷部など(当時だと岡崎や乾、清武など)のブンデスリーガで活躍している日本人選手の情報などは非常に盛り上がりました。
他にも、急にイタリア人に本田や長友、中田の質問をされたことがあります。基本的にヨーロッパの人たちは皆サッカーの話で盛り上がれるんじゃないかと思うくらい、日本とは比べ物にならないほどのサッカー文化がありますからね。(セリエ時代の名波浩について語れる人なんて日本では珍しいので本当に楽しかった!笑)
名刺など出発前に自分を覚えてもらうものを用意しておく
デザインが好きという方はポストカードなどを用意するのもいいかもしれません。
ワーホリ期間中は多くの人と出会う機会がありますが、滞在期間が違うため、どうしても一回会ってそれっきりになってしまうことがあります。
そんな時、facebookを交換するのみでなく記憶に残るものを渡すことが出来れば、一つの出会いから長い関係を築くための良いきっかけになるでしょう。
特にビジネスや自分のアピール・イベントの主催等を考えている方にとって名刺はとても重要です。
ワーホリ一カ国目だったカナダで、ビジネス・イベントを企画する際、日本で使っていた名刺は持っていましたが海外用の名刺を用意していなかったので、急いで作りましたが、慣れない環境で準備をするのに時間がかかってしまいチャンスを活かしきれなかった苦い経験があります。
それ以降、英語用の名刺を準備し常に持ち歩くことにしていますが、そこに日本での連絡先やfacebookのURLも載せるのもオススメです。
ワーホリが終わり日本へ帰国した後も、彼らがその名刺から連絡をしてもらえたりもするので役立っています。
また、こちらが名刺を持っていることにより相手としても名刺交換を望んでくれますし、渡した名刺から話しが広がり、友人の友人を紹介してもらえたりと、ネットワークが重要な海外においては大きな武器になります。
到着後の具体的な生活をイメージする
交流会やイベントなどで経験者から話を聞くことや、当サイトなどでワーホリ経験者の体験談を読むことによって具体的な海外生活をイメージすることが出来ます。
渡航前はなかなか現地での生活をイメージできないとは思いますが、体験談を通して海外生活の厳しさや、魅力に触れることが出来るかもしれません。
僕自身、右も左も分からない状態で、しっかりと渡航準備をせずに海外生活をスタートしてしまいました。
それはそれで面白いですが、一年(もしくは二年)という限られたワーホリビザのなかで、やりたいことをやりつくすためには事前の準備が必要なこともあります。
海外生活がスタートしてから「もっと準備しておけばよかった」と後悔することの無い様に、出発前の準備期間もワーホリの一部と考えて、後悔のない楽しいワーホリをスタートさせましょう!
準備期間に重要だと思うことは、人それぞれですので「準備」について、他の方の経験談も参考にしてもらえると幸いです。
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