ワーホリでの語学学校とホームステイの選び方
みなさんこんにちは。
すっかりシドニーは寒くなりました。
さて、前回に引き続き、
・語学学校手配
・ホームステイ先手配
について述べていきたいと思います。
語学学校へ行くか行くまいか
まず語学学校について。
語学学校へ行くか行くまいか。
私は結構悩みました。
なんせやっぱり語学学校の授業料、高いんですよね~。
行く学校にもよりますし、多少前後ありますが、1ヶ月約10万円はかかります。
英語は元々少しは喋れる方だったので(大学の研究科目が英語での専攻だったので)、最悪行かなくていいかなーなんて思ってたのですが、やはり行きました。
オーストラリアにワーホリ経験がある友人や先輩からは、行った方がいいと言われて、しぶしぶ行くことを決めました。
そして、オーストラリアに来て2ヶ月が経とうとしている今、言えることは、行っておいてよかったということです。
何故か。
それはやはり友達ができるからですね。
友達から得られる情報は、やはりありがたいです。
むしろワーホリにおいては、お金より情報が活きてきます。
経験を踏まえますと、日本で仕事を探していかなかったので、オーストラリアについてから学校が始まるでの間、知り合いもいない私はすることが当然なかったわけです。
シドニー観光したいけど、日本の携帯しか持っておらず、ネットが使えない。
WiFiは限られたところにしか入らないので、観光しようにも道に迷い中々上手くいきませんでした。笑
そしてもしここで語学学校に行かない選択肢をしていたらどうなっていたかというと、それはそれはもう、無味なワーホリ生活の始まりです。
友達もいない中で、語学学校にもいかないなら当然仕事さがしをするわけです。
仕事探しについては、日本語で他のワーホリ経験者のブログやら何やらを参考にすればいいや~なんて思っていましたが、甘い甘い。
現実そんなウェブのように私は上手くいきませんでした。
私は現に語学学校の友達の紹介で仕事をゲットできたわけです。
そしてもし仕事が見つかったとしても、友達ができない中で仕事を始めて、家に帰っても友達がいないから飲みにも遊びにも行けない。
なんて寂しい生活でしょう…。
ってなるわけです。
だいぶ話がずれましたが。笑
ということで、なんだかんだ、行くことをおすすめします。
学校でできた友達とご飯行ったり、バーに行ったり、やっぱり友達あってこその楽しい充実したワーホリになると思うので。
学校選びは現地無料エージェントで!
語学学校の選び方については、現地の無料エージェントを利用するのがいいと思います。
やはり、現地のエージェントだけに、日本のエージェントよりも現地の情報をたくさん知っているわけです。
たくさんありすぎる語学学校の中で、金額や入学キャンペーン(2ヶ月コースを選択すると2週間無料)といった情報にも精通していたりするわけです。
もちろん日本のエージェントも精通していると思いますが。
情報量はやはり現地の方が多いかな、と。
私は、オーストラリアの大学に行っている友達から無料エージェントを紹介してもらって、その方とメールでやりとりしながら、語学学校の手配をしました。
もちろん無料エージェントなので、語学学校手配料などは一切取られていません。
語学学校にも、様々なコースがあり夜間コースがある語学学校もあります。
私はできるだけ安く勉強したかったという理由もあり、夜間コースを5週間手配しました。
5週間で入学料、教材料込みでAU1369$(約110000円)でした。
授業料だけに関して言えば、AU1195$で1週間あたりAU239$という計算になります。
通したエージェントによると、通常昼間で1週間350$以上するとのことだったので、かなり安くなってるのかなーと思います。
私が行った語学学校は、シドニーの中でも有名な「Navitas English」という学校です。
定評のある学校なので、参考にしてみてください。(^o^)
コース選びは慎重に
しかし、ここでもまた経験を踏まえた上での後悔があります。
安さを選んだ上に、夜間コースへの入学となったわけですが、私が通った夜間コースには基本的に20代後半から上の人が多かったです。
私が21歳だったために、16人中12人が28歳以上という結果でした。
そして夜間コースへ通う生徒というのは基本的に、昼間仕事をしている学生が多いようです。
もちろん全ての学校が、そういうわけじゃないとは思いますし、全てが初めてなので憶測でしかありません。
そのため21時に学校が終わったらすぐ家へ帰り、翌日の仕事のために早めに寝るという生活をしているクラスメイトがほぼでした。
28歳以上がほぼなので、英語も達者で、アクセント以外は本当に流暢にしゃべる学生ばっかりだったので、すごくいい勉強にはなったのですが、語学学校へ行く「友達づくり」という目標はあまり叶わなかったなぁというのが実感できます。
やはり夜間よりも日中の方が、21歳の同世代は多いと聞きましたし、16時に学校が終わりそのままみんなと遊びに行ったりもできるので、私個人としては、日中のコースの方が情報を得るための「友達づくり」の目的にかなっていたんじゃないかなぁと思います。
ホームステイ先手配について
さて、ここからはホームステイ先手配に関しての話になるわけですが、私が迷っていたのは、まずホームステイをするか、それともホテルに2週間くらい滞在してから、その間にシェアハウスを探すか、ということですね。
もう本当にお金に余裕がなかったので、できれば安く安く~って考えていたわけなんですが、ここでも友人の意見が活きました。
私はオーストラリアが人生初めての海外でした。
日本での旅行でさえ初めて行くところには、地図と携帯があっても、色んな人に道を尋ねてから辿り着けるものだと思います。
まして海外なんて言語も違うし、本当に見知らぬ土地で、しかも初海外でいきなり1から自分でシェアハウスを探すっていうのには無理あるでしょう、という友人のアドバイスを聞いて、確かに、とすごく納得したのを覚えています。笑
しかも語学学校に行くと決めた際、ホームステイの方が必然と会話が生まれるので、授業で習った英語をホストファミリーと話す際に使えるっていう利点が生まれる、というのが友人の意見でした。
まぁ、私の場合はそんな利点なかったんですけど。
これも後でお話します。
そんなわけでホームステイに決めたわけですが、ホームステイ先は語学学校を手配してもらった、無料エージェントの担当の方に探してもらいました。
ここでは、無料エージェントの方の友人が経営する会社がホームステイ先を手配するとのことなので、ホームステイ先手配料としてAU195$(約16000円)がかかりました。
シドニーでは1週間に270~280ドル以上が通常の値段となります。
そして基本的に平日朝夜2食、土日休日は朝昼夜3食という内容になっているのがほとんどだと思います。
私の場合は1週間270ドルで上記のように平日朝夜2食、土日朝昼夜3食の契約だったのですが、いや~それにしてもホームステイ1週間270ドルは高い。
本当にたっかいなぁ~って思ってました。
今回は1ヶ月のホームステイだったので270ドル×4週間AU1080$(約87000円)かかりました。
語学学校が手配するホームステイ先のすすめ
ここまで、語学学校手配とホームステイ先手配について述べてきました。
そんなわけですが、ここでも私の経験を踏まえて意見を言わせてもらいますと、ホームステイ先は語学学校が手配するホームステイ先がいいと思います。
というか強くお勧めします。
何故なら、いざという時にクレームが出せるからです。
前回も述べましたが、私は航空券を水曜日の平日で購入してしまったわけです。
そして、平日といいますと基本的にどのホストファミリーも日中は働いていますので、仮に平日を到着日にしてしまうと、日中ホストファミリーがいるホームステイ先の手配となり、数が限られてしまうわけです。
数が限られてしまうとどういうことが起こるか。
ホームステイ先手配が難しいんですね。
2016年4月14日に出発予定で、ホームステイ先が決まったのはなんと2週間前の3月末でした。
大学に色々提出しないといけない書類があったのもあり困ったのですが、ホームステイ先を探すのに、結構手こずっていたようです。
2月頭から手配していただくように連絡を取り合っていて、3月上旬には決まるというお返事をいただいていたのですが…笑
何はともあれ、最終的にホームステイ先が決まりました。
シドニー中心部(シティ)から35分かかる郊外のお家でした。
シドニーに到着してから、エージェントの送迎でホームステイ先まで行きました。
述べるのを忘れてましたが、空港からホームステイ先に行くまでに、エージェントが送迎をしてくれます(私の場合は有償)。
空港送迎料がAU135$(約11000円)かかりました。
もちろん自分でステイ先まで行くことも可能ですが、長時間のフライトの上、重いスーツケースを運びながら地図見てバスや電車の乗り方調べてってなると、結構時間もロスしますし、もしかしたら海外の人から目をつけられる、なんてことも起こりうるので、私はもう必要経費と割り切って空港送迎を利用しました。
そんなこんなでステイ先につき、ホストファミリーの構成は、母(43歳)、娘(18歳)、息子(16歳)、娘(8歳)の4人家族でした。
笑顔の明るく素敵な家族だな、と思ったのですが、雲行きは怪しくなりました。
ここからは、ホームステイ先への個人的な意見となります。
片親しかいないため、ホストマザーは日中は働いていました。
そのため家には日中はいません。
生活費を稼ぐためにホームステイを受け入れる家庭もあるくらいだと友人から聞いたので、納得はしたのですが、朝ご飯を一切作らない家庭でした。
朝起きたら食べるものは毎朝、バターを塗ったトーストパンにバナナと、コップ一杯の牛乳を自分で用意。
そして私が夜間の学校にしてしまったために、21時まで授業があったので帰り着くのは22時過ぎ。
ホストマザーから、学校が始まる際に、「今日帰ってきてから夜ご飯いるの?」って聞かれたのですが、私的に帰ってくるのが夜遅くになり、申し訳なさを感じたため、「いいよ自分で作るよ」って言ってしまいました。
なんと、そこから1ヶ月の間、夜ご飯も一切作ってありませんでした。
その時はまさか、本当に1ヶ月の間全部夜ご飯がないことになるとは思わなかったのですが、よくよく考えると1週間270ドルというお金を払っていたわけですから、もっと言いたいことは言えば良かったのです。
しかし、1度言ったことを取り消すのって難しいのかなとか、英語にまだ慣れていなかったので、上手く自分の考えを言うことができずにいました。
語学学校の友人に相談した際、「それはおかしいでしょう。だって君はお金を払ってるんだろう。契約は契約なんだから守らないのがおかしい。君には相談する権利があるよ。」と言われ、ああやっぱり言えばよかったのかなぁと、ステイが終わってから強く後悔しました。
そしてやはり、不満が一度でも出てしまうと、人間関係にヒビが入ります。
朝ご飯も夜ご飯も作ってくれない上に、ホストファミリーの洗濯物は、天気が晴れていようが晴れていなかろうが、常に乾燥機を使っていました。
しかし、私の洗濯物に関しては必ず日に当たらないようなアパートとアパートの間に挟まれた場所に、自分で干すように毎回言われていました。
ここでもやはり、「なんで自分の洗濯物だけ乾燥機を使わずに干さなければならいのだろう」という不満が生まれてくるわけですね。
徐々に不満は積みかさなり、溜まりに溜まってしまった不満というのは、私の場合、「あーホストファミリーに会いたくないなぁ」という気持ちや態度になって現れてしまいました。
最後の2週間は上辺だけの生活となり、ほぼホストファミリーと会話をすることはなかったと思います。
私がちゃんと自分の意見を主張することができたらよかったんですけど、それができなかったのは自分の力量不足だと思います。
しかし、もしこれが無料エージェントが手配したステイ先ではなく、語学学校が手配したステイ先なら、「契約違反だ」とクレームを出すことができるわけです。
私の場合はホームステイ先と語学学校は繋がっていなかったため、クレームを言うことはできませんでした。
やはりホームステイ先には、当たり外れという言葉が存在する通り、良し悪しがあります。
それはホームステイをしてみるまで判断することはできません。
そのため、もし何か不都合や不満が生じた際にクレームができるよう、語学学校が手配するホームステイ先を選ばれることを強くお勧めします。
無料エージェントのデメリット
不満はこれだけではないのです。
やはり現地の「無料」エージェントなだけあって、手配料などが安く抑えられることが魅力である一方、日本のエージェントと違い、やりとりが主にメールになるため、どんなホームステイ先が選ばれ、どんなところになるのかというのは選びようがありません。
そして、海外にいて、「無料」であり、やりとりがメールになるがゆえに、責任を追及しづらいのもまた事実です。
しかし、もし日本のエージェントであったなら、直接そのエージェントの会社へ赴き、その担当の方と話しながらステイ先の詳細を決めることができたりするのではないだろうか、ということを考えると一概に「無料」エージェントが良い、とも言い切れないのが事実だなぁと感じました。
長くなりましたが、これがワーホリを志す誰かの糧になれたら幸いです。
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