ドイツで生活して分かったこと
ドイツで生活していて分かったこと。
それは、ドイツで暮らす人々が、アイスクリームを食べるのが好きなこと。
そして、太陽の日差しを浴びるのも好きなことです。
ドイツのアイスクリームの一人当たりの年間消費量は、なんと、8.7ℓです(2014年時点)
小売り店等の購入が7.6ℓで、残りの1.1%は外食。
ドイツでのアイスクリーム消費量は、世界でも8位にランクインしていて、ヨーロッパの中で見事に3位です。
しかも、若い人より55歳以上の高齢の方の消費率が高いのです。
面白い。
でも、なんとなくこの数値に私も納得してしまうところがあります。
アイスクリームを食べたくなる理由
たいてい、ドイツ内でどこかに出掛けて目に入ってくるのは、アイスクリームの大きい看板です。
観光地や田舎問わず、アイスクリームの看板があります。
しかも、その看板が妙に派手で、立体的な模型のアイスが入口手前に置いてあるので、ひときわ目立ちます。
このアイスの看板を掲げているところは、たいていカフェ。
夕方時にカフェの前を通ると、アイスを美味しそうに食べるドイツ人の集団を見かけます(笑)
ドイツのカフェで人気のアイスクリームは、【スパゲッティアイス】です。
ドイツ在住のイタリア人が発案したもので、たいていのドイツ内のカフェでは販売しています。
見た目は本当にスパゲッティのようで、パスタの麺に見立てているのは、バニラアイス。ボロネーゼのソースは、苺ソースです。
是非、ドイツに来た際には、スパベッティアイスを試してみてはいかがでしょうか?
ここで、話題を少し変えます。
冒頭で述べた、ドイツ人は太陽の日差しを浴びるのが好きという件についてです。
ドイツ人と太陽の関係
日差しの少ないドイツでは、太陽が大好きなドイツ人を多く見掛けます。
例えば、天気のいい日に友人宅に招待されたら、「ベランダと台所のどちらでお茶をしますか?」と聞かれます。
はじめは私も気づかなかったのですが、なるべく気を使って「外のベランダで。」と答えるようにしています。
紫外線が強い日本だと、太陽を避ける傾向があります。
しかし、ドイツだと、わざわざみんな太陽の日差しに当たりに行くという感じの人が多いからです。
繰り返しになりますが、日差しの少ないドイツでは、みんな太陽が好きです。
「でも、なぜドイツ人は太陽が好きなのか?」
実はちゃんとした理由があります。
それは健康上の理由です。
特に冬になると日射時間が少ない国なので、ビタミンDが不足してしまいます。
ビタミンDが不足すると、冬季うつや骨粗しょう症などの病気になりやすいのです。
そういった所から、太陽が好きな理由になるのでは?と私は考えています。
だから、太陽の日差しにあたりながら、カフェの椅子に座って、アイスクリームを食べることは、ドイツ人にとって“最高の幸せ”なのだと思います。
- ドイツのプールについて - 2017年8月30日
- おすすめ!ドイツのホテル種類について - 2016年12月14日
- ドイツの学校の新学期と長期休暇 - 2016年10月21日
- ドイツでの夏のバーベキュー(BBQ) - 2016年9月3日