海外の幼児教育・幼児保育が見たい!という夢を持ってニュージーランドへ!
「挑戦」と聞くと、スケールの大きな難しそうなイメージを受けませんか?
けれど、実は私にとってこの「挑戦」はまさにワクワクとドキドキの塊でした。
それが、日本からニュージーランドに出発した頃の気持ちです。
まだ見ぬ世界。まだ見ぬ人々。全てが新しい、そんな見知らぬ土地に足を踏み入れたのです。
私は、日本では幼稚園教諭を3年間していました。
もちろん仕事ですので、大変なこともたくさんありましたが、この仕事に誇りを持っていました。
そして何よりも大きなやりがいを感じていたのです。
…が、就職する前から自然のたくさんあるニュージーランドでの幼児教育・保育を見に行くと決めていました。
自分の保育観を広げたい、もっともっと世界中の子どもたちの笑顔を見たいと思ったからです。
応援してくれる人もたくさんいる中、反対する人もいました。
心配して言ってくれている気持ちを感じたことも何回もありました。
けれど、これは私の夢。
強い想いがあったので、私の気持ちは一切変わりませんでした。
そして、ついにニュージーランドへ飛び立つ日がやって来ました。
私は、この行くまでの過程であるひとつのことを感じました。
「応援してくれている人達、行くことを認めてくれた人達、心配してくれる人達、そんな人達に感謝し、向こうでベストを尽くそう」
そして「自分の近況を発信しよう。遠くにいても近くにいるようなそんな存在になろう。」と…。
子供たちを通して苦手な英語に魅了される日々
こうして私のニュージーランド生活が始まったのです。
実は、ニュージーランドに行くまではそんなに英語が好きではなかった私。
学生の頃は何のために英語を勉強しなければならないのか分かりませんでした。
ニュージーランドに行くことを決意してからも、保育を見たいという思いばかりが先行してしまって英語の勉強は二の次になってしまっていました。
とにかく現地の幼児教育や保育を見たい!
その強い願いだけを持って、語学学校を探していました。
そんな中で出会ったTECSOLコース。(第二言語が英語の子どもたちに英語を教える教授法を学ぶコース)
現地の幼稚園にも行ける、歌やダンスを通して英語を学べるというものでした。
私にはとても魅力的でした。
毎日のようにプレゼンデーションがあると言われましたが、そこは何とかなる精神で自分をただただ信じて。
そして始まったこのコース。
やることはたくさんありました。
けれどそれ以上に学ぶことがたくさんありました。
英語で絵本を作ったこともありました。この絵本は今では私の宝物。
現地の園で、この絵本を読み聞かせすることもできたのです。
このコースを終え、英語に魅了され、子どもへの想いもますます大きくなりました。
そこで、しっかりと英語を学ぶことを決めた私。
日本人のほぼいない語学学校を探して、やっと見つけた学校。
ここで私は寝ても覚めても英語の生活に入りました。
この頃には仕事もしていたので、帰ったら疲れ果てていることもありました。
それでも、全く苦にはなりませんでした。
きっと英語を好きな気持ちが、日に日に増していき、ある意味英語中毒になっていたのかもしれません(笑)
英語嫌いだった私が、こんなに英語を好きになるなんて夢にも思っていませんでしたが。
たくさんの国の人とコミュニケーションを取れる英語。
それによって、たくさんの考え方や世界を知れる。
私の世界は、大きく大きく広がっていきました。
日本では英語のテストなんて目にも入らなかったのに、IELTSというテストを受けるまでやっていました。
このテストを楽しめたこと、いい経験になったなぁ、と心から思います。
子供たちを通して、苦手だった英語の魅力にも惹かれていったのです。
夢だったcreche(現地保育施設)でボランティア
そして私の夢であったニュージーランドの保育に携わりたいという夢が目の前までやってきました。
自分の英語力も、一定のレベルまで上がり、私の一番大きな挑戦の時期がやって来ました。
現地ニュージーランドの保育施設でボランティアをするために履歴書や、自分の職歴、IELTSの結果、推薦状を用意しアタックをかけにいきました。
たくさんの人から「今は受け入れてもらうのはなかなか難しいよ。」と言われました。
…が、私は諦められませんでした。
もちろんいくつもの保育施設に断られました。
悲しくもなりました。
けれど、可能性が0なわけがないと信じ、私はアタックし続けました。
そしてついに!!
受け入れてくれるところに出会いました。
本当に本当に嬉しかったです。
人間は嬉しかったら本当にジャンプするんです。(笑)
私のNZ生活の中での一番の幸せな瞬間だったと言っても過言ではありません。
現地の保育園では、もちろん英語だけ。
けれど大好きな子どもたちに囲まれて私は本当に本当に幸せでした。
また、ひとりでも多くの子どもたちを笑顔にしたいという気持ちはどんどん大きくなっていて…
その時期に日本語学校の幼児クラスの補助教員にもなりました。
様々な理由でニュージーランドにいる子どもたち、その子たちと共に過ごす時間は幸せそのものでした。
始めは、なかなか馴染めなかった子たちの成長が嬉しくてならないからです。
それ以外にも子どもに関する仕事をたくさんしました。
ひとりでも多くの子どもたちを笑顔にしたいという気持ちを持って。
ニュージーランドを出るときには、子どもたちのその笑顔や成長した姿が私を支えてくれました。
決してどんなときもひとりじゃない。
何事も挑戦すれば、何か得るものがある。
失敗しても大丈夫、きっと成長していると信じて。
私はニュージーランドでの生活と「挑戦」を通して、自分を信じて生きていくことを決めました。
自分らしく★
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