海外旅行と留学の違いとは?
海外旅行と留学の明確な違いとはなんでしょうか?
海外へ短期で旅行する人は増えてきたように思える一方、日本人学生の留学生数は低いと言われています。
私の個人的な意見では、
旅行=観光地巡り、異文化体験
留学=現地の人とのより深いつながりが持てる、異文化交流(×体験)
であると思います。
また、留学はしてみたいけど、種類が多くてよくわからない、という人も多いと思います。
私も留学先や方法を決める事に苦労しました。
この記事を通じて、多くの方が各留学の定義とそれによって得られるものをわかっていただけたら幸いです。
交換留学とアメリカ選択の理由
Q.なぜ留学したかった?
A.①海外の学生の考え・価値観・将来の夢を知るため(=日本では学べない価値観を学び、自分の視野を広げる)
②海外における日本のイメージを知るため
(正直、後付けの理由。はじめは海外への単純な興味があっただけ。)
では、短期留学、語学留学、推薦留学など多くの留学方法がある中で、私が9か月の交換留学を決めた理由、そしてなぜアメリカという国を選んだのかを紹介します。
Q.なぜ交換留学?
A.推薦留学や語学学校への留学は、
①日本で通っている大学の費用+現地の学校代+生活費がかかる
②「英語」(基本の文法などの「語学」)を学びに行くため、現地の学生がとっている授業は受講不可=アメリカ人と友達になる機会はほぼない(英語を学ぶ他の国の友達はできます!)
③TOEFL iBTやIELTS(語学力テスト)の点数をとらなくても、留学させてもらえる場合が多い
一方、交換留学9か月は、
①日本の大学における一定以上の成績(大学により異なる)とTOEFL/IELTSの点数が必要
②現地での授業料はいらない!(日本の大学に授業料を払うことでカバーされる。実際に負担する余分費用は、生活費)
③現地の学生と共に英語「で」授業が受講可(経営学や心理学など)=日本にはない専攻も受けられる!
つまり、交換留学では、語学学校では学べない現地ならではの授業に参加でき、その土地の学生との交流が可能なのです。
Q.なぜアメリカ?
A.①多国籍なので、アジアやヨーロッパなど他の国から来た留学生とも関わる機会が多い
②日本の大学との協定校がアメリカに多かったから
③自分のアメリカに対する固定概念を変える良いきっかけになると思ったから
「アメリカに留学する」と言うと、「銃に気をつけてね!」「太らないようにね!」と必ず言われました。
私も昔は「治安が悪そう」「ジャンクフードばかり」という勝手なイメージを抱いていました。
実際は、銃の心配はほぼいらないですし(マサチューセッツ州は特に治安が良い)、サンフランシスコ、ニューヨークなど都市部ではオーガニック料理やコンポスト(生ゴミの堆肥化)など、日本よりsustainable(持続的)です。
私の留学しているUniversity of Massachusetts at Amherstのダイニングは、全米でも賞をとったほどに美味しく、地産地消にこだわっています。
留学で得たもの
Q.留学2か月で得たものは?
A.①日米の違い
②学問的知識(Hospitality, Psychologyなど、経営学部の私が日本では専攻していないクラス)
③英語力(ネイティブとの日常会話で確実に身につく)
④他の大学から来た、日本人交換留学生の価値観、知識量(それぞれの大学で彼らが何を学んできたのか、将来の夢、留学した理由)
⑤将来の夢(他の学生と話す中で、自分の将来について考える機会が増える)
⑥自分・日本についての知識(憲法9条など政治についての知識だけではなく、自分の大学について、自分の出身地などについて話す機会が多い。自分の性格、強みもたくさん知れた。アメリカ人は自身のことをよく知っているので、自分のことを話せないと恥ずかしい。)
こんな感じです。
始めはただ「行ってみたいな」という、単純な動機でも、行ってみると自分が留学して得たものはとても多いです。
始めの2か月で多くの友達が出来、日本の良いところ・悪いところもたくさん知りました。
留学を通して、日本にいるとわからなかった日本の良さや、日本人のだめな部分がたくさん浮き彫りになります。
残りの留学生活で、より深い学びができると思うと楽しみです。
この記事が、留学したいと思う人の後押しになれば大変嬉しく思います。
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