旅行ではなくワーホリをしている
観光ではなく、海外で生活するということ。
旅行とは全く違う。
生活をするということは、その国の文化や生活習慣を知ることになる。
そしてオーストラリアは移民がとても多い国。
実に国際色豊かである。
留学生も多く、ワーキングホリデーで来ている人も多い。
アジアだけではなく、ヨーロッパ、南米、中東。
そこでされる会話は、やはりそれぞれの国の文化や、生活様式だったりする。
え?そんなことが?
え?それは当たり前ではないよ!
え?そんな考え方初めてだ!
え?それは食べ物なの?
えーーーー?
なんてことはしょっちゅうある。
政治について、若者の流行や、ものの考え方など、話題になるのは実にさまざま。
日本に居たらそんなことを話す機会はなかなかないし、考える機会もそんなにない気がする。
だって私たちにしてみたら当たり前のことだから。
母国の歴史について、戦争について、宗教について、政治について深く考え、様々な比較を聴いて意見を述べたのは正直初めての事だったと思う。
改めて、自分の国の事を調べたり、こっそりと勉強したりした。
当たり前は、当たり前ではないんだなと感じながら。
変わりつつある私
とにかく意見を伝えあったり、私たちなりの考えをまとめたり、特に語学学校ではそういう時間が多く、それがまた充実していた。
どれが正解ということもないし、おかしいということもない。
ただ、世界はこんなにさまざまな違いを持っていて、それを知ることで見えてくることがあるということ。
それは自分の国に対しての思いだったり
尊重すべき、尊敬すべき、誇るべき部分だったり
もっと柔軟性を持たせてもよいと感じる部分だったり、それぞれ様々だと思う。
この経験が、きっと視野を広げることや、様々な視点を持って考えることができるようになるのだろうと感じた。
オーストラリアの国民性は、ざっくりとしていて、寛容な感じ。と私は感じている。
学生や移民が多く、それを受け入れてきた今までの経験から成り立っているのかなとも感じる。
私の性分からすると、もともと職業が看護師だったこともあり、ちゃきちゃきとして、まとめ役が多かった日本での生活。
それがここでは20代前半、はたまた10代の友人たちと、真剣に楽しむ、話す日々を過ごし、自分で決め込んでいたかもしれない私のイメージが、完全にリセットされた感じがしている。
肩ひじ張って必死だったこと、それは悪いとは思っていないけれど、自分で自分を疲れさせていたことも正直ある。
それが今は良い感じにゆるくなってきた。
楽しむことや、それでいいんだということを知っていくと、改めて見えてくるものがある。
それは日本の事だけではなくて、自分自身の事もだったりする。
と、同時に自分がやりたいなと感じること、やっていきたいなと感じることに素直になれる。
ゆるーく、そして漠然としていたものがはっきりとしてくる。
まったく違った環境に身を置くことは、勇気が要るけれど、その分帰ってくるものが実に濃厚で、味わい深い、そんな気が私はする。
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