オーストラリアの標準的な食事とは?
オーストラリア滞在中にもっとも変化があったこと。
それは英語力の上達でも、コミュニケーション力の上達でもなく、間違いなく体重が増えたことだろう。(あくまで個人の感想です。)
私は仕事柄、食事には十分気をつけていて、海外に行っても絶対太らないようにすると心に決めてはいた。
しかし、ここは“肥満体国”オーストラリア。
その強い意思は約1週間で打ち砕かれてしまった…。
ここで、オーストラリアの標準的な食事について簡単にお話しする。
朝食:トーストにバターを薄く塗り、ベジマイトという見た目はチョコレートだか味が苦いペースト状のものを塗る。
または、簡単にシリアル。
たまにベーコンや卵。
休憩時間:オーストラリアは会社ごとに休憩時間(約30分)があり、ここで紅茶を飲んだり、お菓子やナッツバーを食べたりする。
昼食:トースト、りんご、バナナ、みかんなど簡単に済ませる。
夕食:オージービーフ、チキン、ソーセージなどの肉類がどどーんと出される。
それにポテトを揚げたもの、冷凍のグリンピースやとうもろこし、ブロッコリーなど。
週に1、2回はテイクアウトしたピザやフィッシュアンドチップスを食べることも。
夕食後:アイスを食べたり、お菓子を食べたり。深夜にチョコレートなど…
日本と違って、食事にはあまり手間や時間をかけない印象があった。
家庭ごとに違いはあるが、みんなが集まって食べるという決まりは特になく、各自で自由に食べるような家庭が多いとのこと。
また、ホームステイをされる際には、日本の様に食べ物を残すことや捨てることにも抵抗があまりないので、申し訳ないからといって全て無理して食べなくても大丈夫。
私はホームステイをした最初の1週間は、それこそ残しちゃいけないと思い、出された食事やお菓子を全て食べていた。
大量に使われたバターや砂糖、油でほぼ毎日お腹を壊してしまい、とても大変な思いをした記憶がある…。
この様な高カロリー高脂質、バランスなど考えない食生活を続けている為、オーストラリアは肥満や糖尿病などの問題が深刻になっている。
最近では子どもの肥満も問題視されている。
海外での食生活から考えた”健康”のこと
中にはもちろん食事に気をつけているオージーもいる。
オーガニック食材の分野では世界から注目されており、ビーガンやベジタリアンになることが一種のブームのようにもなっている。
私がホームステイした家庭では食事にとても気をつかっていて、徹底したベジタリアンだった。
また、自主的に栄養学も勉強しており、極力甘いジュースやお菓子、ファットフードなどは食べないように徹底していた。
現在彼女は栄養士になる為に勉強しているとのこと。
現在の日本ではコンビニでも多くの健康本が置かれていたり、テレビをつければ1日に1回は運動やありとあらゆるダイエット法が特集されている。
また、普段の食事や健康に気をつけている人も少なくない。
その結果が、長年日本人が長寿国世界一位を維持していることに少なからずつながると思う。
私がオーストラリアに滞在し海外から日本を見る経験がなければ、ここまで日本食や日本の健康教育に感謝することはなかっただろう。
ちなみに、帰国後空港で一番最初に食べた“うどんとシラスご飯”は、最高に美味しかったなぁ。
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