3,500 views

メルボルンでの交通手段といえば?

メルボルンでの交通手段といえば?

メルボルンでの公共交通手段と言えばトラム(路面電車)が有名ですが、その他にも電車やバスも広く利用されています。

この公共交通機関共通で定期券として使えるmyki passというものがあるのですが、その場合は30日でAU$138(12000円程度)かかります。※今のレートAU$1=87円で換算

ちなみに、こちらは日本のように遠くに行けば行くほど運賃が上がるシステムではなく、メルボルンがZone1とZone2という2つの地域に分けられており、2種類の運賃しかありません。

また1日の上限も(Zone1内のみの場合)AU$7.52(約650円)と決められており、何回乗ってもその金額以上にかかることはありません。

そう考えると移動回数が多い場合はお得ですし、ものすごく高いという訳ではないですが、こちらは物価が高いので節約できるところは節約したいと考えている人も多いと思います!

節約のために。Gumtreeで中古自転車を格安で購入!

節約のために。Gumtreeで掘り出し物を購入

そのように少しでも交通費の節約をしたい方におすすめなのが自転車です。

やはりこちらは車社会ですが、自転車も比較的よく見かけます。

特にマウンテンバイクやロードバイクなどの本格的なバイクに乗っている人が多いです。

私はマウンテンバイクには慣れていないことと、荷物を入れるかごが欲しかったので、いわゆるママチャリ型の自転車を購入しました。

Gumtreeというシェアハウスや仕事探しなどに使える万能サイトで中古(と言ってもほとんど乗っていなかったらしく新品同様)の自転車を$100で購入しました。

新品の自転車を買おうとするとなかなかの値段がしますので、中古を探すと費用を抑えられます。

いざ自転車通勤!しかし・・・

いざ自転車通勤!しかし・・・

こちらではヘルメット着用の義務があるのでヘルメットと、外に駐車する場合に必要な盗難防止用の鍵も購入し、いざ自転車通勤!と意気揚々と出発しましたが、あっという間に困難にぶつかりました。

困難①:坂が多い

広島県の尾道やサンフランシスコなど、坂が多い都市と比べてしまうと全くですが、実は意外と坂が多いです。

なので、地図上ではシンプルなまっすぐの道であっという間に着くように見えても、実際に行くと想像以上に時間がかかります。
シティーの方はそうでもないと思いますが、少し郊外の方に出るとちょっとした丘のような道がたくさんあります。

私はとても自転車で上る体力がなく、降りて歩いた時もありました。

困難②:車が怖い

こちらは標識が無い限り、自転車は歩道を走ってはいけないので車道を走りますが、こちらの車の運転はなかなか荒々しいです。

車道に自転車のマークが書いてある場合は、自転車用レーンなのでまだよいのですが、何もマークが無く完全に車道を共有している場合はかなり怖いです。

それなりのスピードで横を通り過ぎていくので、ヒヤッとします。

自転車がいるからスピードを落とそう、という心遣いはあまり感じられません。

安全なサイクリングコースを

安全なサイクリングコースを

このような困難に出会い早速挫折してしまいそうでしたが、そんな時に安全なサイクリングルートを教えてくれるサイトがあることを発見しました。

「melbourne bicycle routes」などのキーワードで検索すればいろいろとサイトが出てきます。

私はその中でもRide the Cityというサイトを見て、通るルートを調べています。

出発地点と目的地を入れ、どのような基準で探すか(安全優先か所要時間優先か)を選ぶと最適なルートを教えてくれます。

安全優先のルートは、車が通らないサイクリングコースなどを多く含むルートになるので、かなり遠回りになることもあります。

私は家からバイト先までの通勤に自転車を使っているのですが、初めはこの安全優先ルート通りに従っていたので50分ほどかかっていました。

確かに、ひたすら川沿いのサイクリングコースを通るルートだったので、坂も比較的少なく、車も通らないので快適でした。

ただあまりにも遠回りなので、途中で少しだけ車も通る道を通って近道するようにしたところ、30分程度で行けるようになりました。

慣れてきたらいろいろなルートを試して、自分に最適なルートを見つけるのがよさそうです。

みなさんも自転車での通勤・通学はいかがでしょうか?

みなさんも自転車での通勤・通学はいかがでしょうか?

私はヤラ川という川沿いのコースを通っているのですが、周りには自然が多く、ランニングをする人や、散歩をしている人なども多いです。
川はキレイではないですが、天気の良い日にこの川沿いをサイクリングするのはとても気持ちがいいです。

適度な運動と気分転換にもなり、交通費の節約にもなる自転車での通勤・通学はいかがでしょうか?

最近は夏に向かってどんどん気温が上がっていますし、オーストラリアの日差しはきついので、正直私はこれからも毎日続けることができるかどうか不安ですが・・・

The following two tabs change content below.
contributor
contributor
BoundtoBoundでは寄稿者を募集しています。 あなたの経験が、これから海外に飛び立つ方の力になるかも知れません。 お気軽にお問い合わせください。