社会人のセブ留学
セブ留学へ行くことを決意した社会人の私がまず決めた事は、留学の滞在期間と出発日。
滞在期間はすぐに1年と決めました。
理由は単純で、1年間留学しないと、セブでのイベントを一周できないと思ったからです。
次にセブ留学への出発日。
会社の繁忙期などいろいろな事情を考慮して最短で出発できる日にちを5/31(セブの学校の多くは日曜受け入れのところが多い)と決め、逆算して準備を進めました。
現地での生活費はどうする?
国際キャッシュカード作ったほうがいいのかな?
そもそも貯金全然ない!
現地でどこの学校に行く?
住民票は?日本の保険は?海外旅行保険は?などなどなど…
学生の時にいった留学とは比べモノにならないくらい社会人になると準備すべきことがたくさんありました。
(学生の時は、全部学校が手配してくれたので、どんな準備をしたか全然覚えてなかったです。)
お金の準備と留学費用について
まず1年間の計画を『最初1か月は語学学校に通い、残りの11か月は現地でインターンシップを探す』と決め、ざっくり見積もり費用を出してみました。
・語学学校費(寮・食費込)20万円
・お小遣い月3万円×12か月=36万円
・渡航費6万円
・海外旅行保険(1年間)10万円
・その他予備10万円
・帰国後の資金20万円
…あれ?
準備費用100万円超えた…。
セブ留学、たしかに欧米留学に比べて安いかもしれないけど、全然安くない…。
それが私の正直な感想でした。
さて、どうやって貯めようか…。
当時派遣社員で働いていたので、一番手っ取り早くWワークをする事にしました。
お給料ができるだけ高くて、土日だけの出勤で良くて、平日の仕事に支障がでなくて…。
結局Wワークをしようと決めてから1ヶ月後に、働き始めました。
2月からセブ留学出発までの約4カ月、ほぼ休みなしで働いていましたが、毎月給料日までに具体的にいくら貯めると目標設定した事でモチベーションを保つことができました。
お金は確保できる事になり、次の問題はそれをどうやって持っていくか。
以前オーストラリアに行った時は、現地に到着後すぐに銀行を開設しその口座に送金してもらいました。
今回もそんな感じかな、と思い調べてみると、セブ留学で銀行開設をするという情報は少なく、ほとんどの場合が現金+クレジットカード+国際キャッシュカードの3種類でやりくりするのが主流のようでした。
それまで馴染みのなかった国際キャッシュカードについて調べてみると一回に引き出せる限度額は決まっていて、一回あたりの手数料もかかるとのこと…。
しかもATMにキャッシュカードをいれたまま、カードも現金も戻ってこなくなる事もある…なんてことも起こるようで(頻繁にはないと思いますが、日本の感覚ではありえないので)完全にビビってしまった私は国際キャッシュカードを作ることは諦め、現金とクレジットカードで乗り切ると決めました。
が、基本的にセブでは大きなショッピングモール、スーパー以外ではクレジットカードは使えません…。
なので滞在期間によってはそれなりの額の現金を持ち込む必要があります。
語学学校の選び方
多くのエージェントも言っていますが、万人受けする語学学校はありません。
自分がセブ留学で何を求めているのか、何を手に入れたいのかをまず明確にして、それに1番近い語学学校を選ぶ方がいいです。
セブ留学なら、
①平日外出禁止、1日10時間授業のスパルタがいいのか?校則の少ないゆるい学校がいいのか?
②アットホームな小規模校がいいのか?大規模校がいいのか?
③TOEICやIELTS、CALLAN METHODなど、どうしても受けたい授業はあるのか?
④寮と語学学校が同じ建物内にある方がいいのか?別々の方がいいのか?
⑤学校の資本にこだわりはあるか?
(基本的に韓国資本だと校則が厳しく、日本資本だと校則ゆるめだそうです。)
この辺りを明確にして幾つかのエージェントに問い合わせてみるといいと思います。
何校か提案されるので自分でも調べてみて決めるもいいし、エージェントに更に相談して決めるもありです。
そしてもちろんですが、ホームページやエージェントの話だけでは自分に合う合わないはわかりません。
同じ学校でもすごくいい‼︎と思う人と、ありえない‼︎と思う人がいます。
エージェントに勧められるがままに決めて実際行ってみたら、なんか違う…ってことはよくあります。
最終的には自分で決めなくてはいけません。
なので、長期契約はしない方がいいです。
セブ留学をしたい人のほとんどの人が3ヶ月以内の短期だと思いますが、例えば半年いたいと思って、日本にいる時に集めた情報だけで半年契約したら、もし合わなかった時は地獄の日々が待っています。
語学学校が合わなくても1ヶ月、人によっては3ヶ月耐えられると思いますが、せっかくの決心したセブ留学で学校生活を我慢しなきゃいけないのはもったいなさすぎます。
最初にまとめて契約した方が節約できますが、とってもリスキーです。
気に入ったら語学学校を延長する事もできるし(日本の夏休み等の長期休暇で繁忙期はできないこともあるそうですが)、違うと思ったら他の語学学校に行くor帰国することも視野に入れておいた方がいいと思います。
住民票や保険について
海外に行く‼︎と決めて、ふと住民票はどうしたらいいのか…。という疑問がありました。
前回の留学時は、学生だったので東京に住んでいても住民票は実家のままだったし、保険も扶養に入っていたので、特に何もしていないはず…。
何かしてたのかもしれないけど、とにかく何にも覚えていませんでした。
社会人の留学となるとそう簡単には行きません。
ネットでいろいろ調べてみても、イマイチよくわからない…。問い合わせてみると、1年以上海外に行くなら『海外転出届』というものを住民票がある区市役所に提出する、とのこと。
これを提出すると国民健康保険、年金を払う必要がなくなるそうで(年金は任意で申込みをすれば、払い続けることも可能らしい)、もしかしたら、海外に1年もいないかも…という思いがよぎりながらも、とりあえず提出しておくことに。
この海外転出届を出していると住民税を払う必要もなくなります。
ただご存知の方も多いかと思いますが、住民税は前年度の所得に対して、請求がきます。
私は自分で納めていたので出国3日くらい前に区役所から十数万円の請求がきました…。
分かってはいたけど、出発直前に十数万払うのは、勇気が要りました。笑
(手続き方法など区市役所によって異なることがあるので、手続きする際はきちんと調べて1番いい方法でおこなって下さい‼︎‼︎)
準備も整い、いよいよセブ留学へ!
どんな世界が待っているのかワクワクです!
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