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デンマークワーホリ生活の概略

デンマークワーホリ生活の概略

こんにちは!

今回の記事では『幸福度No.1のデンマークをワーホリに選んだわけ』『デンマークの治安』『物価』『用意したお金』『言語』などの現地の情報と『デンマークに来ている日本人/バイト事情』『学校生活(フォルケホイスコーレ)の過ごし方(授業中の様子や放課後の過ごし方、イベントなど)』『フリースクールでの実習の様子について』などワーホリ生活の実体験、そして、『デンマークに来てよかったと思うこと、共感したこと』など帰国してからのことまで綴っています。

長文ですが、これからデンマークワーホリに行こうか迷われている方にとって少しでも力になれば幸いです!

まずは簡単に私のデンマークワーホリの概略を…2017年から、2018年にかけて1年間、デンマークにワーキングホリデーで滞在しました。デンマークでは2つのフォルケホイスコーレと呼ばれる、成人向けの教育学校に通い下記のような勉強をして過ごしました。

・1校目では主に教育や福祉、その他自己成長について
・2校目では主にデンマーク語による、デンマーク語やデンマーク文化について

また、学校に通いながら、先生方のコネを頼りに、学童保育のボランティアをしたり、フリースクールの実習をさせてもらったりしていました。

最後の1か月だけ、コペンハーゲンにて一人暮らし(難民として生活している家族とルームシェア)を経験しながら、アポなしで施設見学をさせてもらったり、英語でインターンの面接をさせてもらったりして、帰国…となります。それではまだワーホリが盛んとは言えないデンマークを選んだ理由から綴っていきます。

幸福度No.1のデンマークをワーホリに選んだわけ

幸福度No.1のデンマークをワーホリに選んだわけ

一番のきっかけは、職場でしんどい時期があったからです。

それをきっかけに、自分の人生は仕事のためだけではない、興味のあることはやってみよう。大学時代から教育に興味があり、新卒で入った会社も教育に関連していたので、海外の教育事情を肌で感じたいと思うようになりました。

同時に、自分の進路や、自分の性格についてゆっくり時間をとって見つめ直したいと思い、教育で非常に有名で、幸福度も高い北欧を渡航先に決めました。その中でもデンマークを選んだのは、①大学以外で現地語ができなくても入れて、日本人にビザが下りる学校がある、②物価が多少安い、という理由でした。

デンマークの生活や教育を1年という短期で、かつ肌で感じたいと思ったので、入試がない、成人向けの学校に通うことに決めました。

基本的にはデンマークに行くのを楽しみにしていましたが、唯一会社をやめてからの渡航だったので、帰国後にきちんと仕事が見つかるかどうかが少し不安でした。

さて、そんな気持ちで行ったデンマークですが、デンマークと聞いてもあまりイメージがわかないと思うので、デンマークの印象を簡単にお伝えします。

治安

治安は海外の中では安全なほうだと思います。昼間に身の危険を感じたことはありませんでした。

しかし、コペンハーゲン中央駅の夜は、柄の悪そうな人達がその辺にいるため、女性が一人で歩くと少し怖いなと思うかもしれません。

なので、海外でよく言われる、夜道は一人では出歩かない、というのを意識すれば大丈夫だと思います。田舎の場合は、夜に外を出歩いても、人っ子一人見当たらない、ということがよくありました笑

物価

物価

日本に比べて割高です。というか日本がいかに安くて質がいいサービスを提供しているのか、今回のワーホリでよく分かりました。物の値段は、だいたい日本の1.5-2倍くらいだと思います。

例)ランチをレストランで食べると、3千円くらい

例)コペンハーゲンで一人暮らし(ルームシェア)していた時の食費は、全て自炊して月1万2千円くらい(最低限のものだけ食べていました) 

例)コペンハーゲンの郊外でルームシェアをすると、保険がついて6.5-7万円くらい

例)オーフスとコペンハーゲン間の電車移動は、片道6千円くらい

用意したお金

上記のようにお金がかかったので、ある程度のお金は用意していきました。

私の場合は向こうのローカルで働けなければ、働かない、という頑固な意思をもっていました。笑

結局向こうでバイトをしていないので、今回のワーホリ費用はトータルで200万弱くらい使っている計算です。

私自身はそこまで観光にお金を使っているほうではないと思いますが、近隣諸国に行かなかったり、デンマーク内をあちこち行かなかったりすれば、10万円くらいは費用が浮いたと思います。

言語について

母語はデンマーク語ですが、みんな基本的にものすごく英語が上手で、ネイティブ並みに上手いです。

ある程度年齢を重ねている方でも、英語を話せる方が多い印象です。向こうの英語がうますぎて、圧倒されることもありましたが、安心と言えば安心かと思います。難民の方でも、必要最低限の英語は話せている印象でした。

デンマークに来ている日本人/バイト事情

デンマークに来ている日本人/バイト事情

意外とオーフス大学などに留学しに来ている日本人の学生さんが多かったです。それ以外で、ワーホリで来ている人達だと、フォルケホイスコーレの学校に通っている人、働いている人の割合は、6:4もしくは7:3くらいだった気がします。働いている人達は、ジャパレスで働いていることが多いようです。

ちなみに、フォルケホイスコーレに通う場合、大半の学校はかなり田舎な場所にあります。そのため、元々働ける場所も少なく、かつデンマーク語が必須になります。働くことを第一に考えるならばコペンハーゲンなどに住み、ジャパレスに応募するのが、一番雇ってもらいやすく、募集も多いです。(もしくはオペアとして働くなど)

学校生活(フォルケホイスコーレ)の過ごし方:授業中の様子

学校生活(フォルケホイスコーレ)の過ごし方:授業中の様子

通常の時間割では、朝はおよそ8時15分~8時30の間に始まり、学校によっては朝会があるところもあります。そこからメインの授業を2コマ分ほど受けて、適宜休憩をはさみつつ、お昼をみんなで食べました。場合によっては施設見学に行く日もありました。午後は大体選択科目1コマを受けており、15時位には大体授業が終わるというようなスケジュールでした。

たまにテーマ週というようなものがあるのですが、その時は学校が複数のテーマを出して、学生はそれぞれのコースに参加します。1校目に行ったデンマーク人が比較的多い学校のテーマ週では、テーマクラスはほぼデンマーク語が飛び交い、一部の友達がデンマーク語から英語に翻訳してくれた、というようなハードなものもあったようです。

2校目の学校では、私はデンマーク語を勉強していたのですが、デンマーク語専攻のグループで、障害や知覚、アートといった様々な切り口で、毎回のテーマが決められ、それに沿ったカリキュラムが組まれていました。ちなみにデンマーク人+デンマーク語がよく話せるチームは、アウトドアのコースとして、スウェーデンにて三泊四日の自給自足生活を送っていました・・・。

放課後の過ごし方

15時以降は本当にゆったりできる時間がたくさんあるため、みんな思い思いに過ごしていました。

アフリカ出身の子と、五右衛門風呂を作っている日本人の人達もいましたし、ずっと部屋にこもって動画を見る人もいましたし、私はボランティアに行ったり、国籍問わずみんなと話したり、ヨガをしたり、海に行ったり・・というように、のんびりとした生活を送っていました。

その日ごとに、日直の先生というのがいて、先生達が午後のアクティビティーというのを決めてくれて、近くの街に連れて行ってくれたり、トレーニング、編み物など、様々なものを提案してくれたりしました。

もちろん、生徒から自由に意見を出すのもOKで、これまでだと、人狼ゲーム、サウナ、焚火、ダンスレッスン、映画鑑賞会、お別れ会(飲み会)など、様々なものが提案としてあがりました。

ただ、生徒側から意見がでてくるかどうかというのは、その時期に参加している生徒の様子によって大きく違います。2校目の学校にいたデンマーク人は、シャイボーイとシャイガールが多かったので、どちらかというと日本人勢が頑張った気がします。

特別イベント

その他、修学旅行があり、私は2校の学校で、それぞれドイツのベルリンと、デンマークのコペンハーゲンに行きました。また、ハロウィンパーティーがあったり、自転車の世界大会の予選会にボランティアとして参加したり、がんの啓もう活動に生徒全員で参加し、夜通しリレーをしながら歩き続けたり、ということをしてきました。

フリースクールでの実習の様子について

フリースクールでの実習の様子について

このフリースクールでの実習は、デンマーク生活の中でも、とても印象深いです。

2校目の学校では、幼稚園での実習の実績があると聞き、小学校あるいは中学校での実習の手配を入学前にお願いしていました。最終的にフリースクールで、授業の手伝いをさせてもらい、教材の準備や、子供達とコミュニケーションをとることをメインしていました。

最初はデンマーク語での声掛けの仕方も分からず、簡単な挨拶と文法しか分からず、単語もよく分かっていなかったので、挨拶と、名前と何をしているのか聞くことで精いっぱいでした。

しかも、向こうが答えてくれも、何を言っているのか、まったく分かりませんでした。そのため、授業に参加しても子供と話せず、はたから見たらぼーっとクラスにいる人、というような状態のことがありました。正直、初回を除いて最初の方は、実習に行くことがつらかった時が多々ありました。

しかし、周りのティーチングアシスタントの人の声かけの仕方を必死で覚えたり、言いたい文章を作って事前に調べたりして、少しずつ子供達とコミュニケーションがとれるようになりました。話していることも多少は分かるようになり、クラス全員の子と仲良くなれたと思います。

最終日に私が挨拶した後、「行かないで」「今までありがとう」と、子供たちが私の周りに集まってハグをしてきてくれた瞬間は、本当に嬉しかったです。

デンマークに来てよかったと思うこと、共感したこと

デンマークに来てよかったと思うこと、共感したこと

1番デンマークに来て良かったと思うことは、自分を前向きに受け入れることができるようになったことだと思います。

学校に通い始めて最初の方は、こんなにゆったりしていいのだろうか、もっと勉強しなくちゃいけない、何かをしていなくてはいけない、とひたすら焦っていました。

しかもSNSを見ると、結婚報告や、子供の誕生ラッシュ、仕事では大きなことを任されるようになったというようなポストで溢れていました。キャリアを中断させて、自分はこんなところで何をやっているのだろう・・・と一時期悩んでいました。

でも、時間に追われず、友達とじっくり話す時間を持てたことは、自分の人生にとってなくてはならない大事なことだったと、今は思います。一人の時間よりも周りと過ごすことが好きだと気づいたり、自分が気にしている性格の部分についても、仲の良い友達に、「そのままでいいんだよ」と言ってもらえて、自分の今後の在り方を考えたり、自分自身に自信を持てるようになりました。

また、デンマーク人が、家族や親しい人との時間を大切にしているところが、素敵だと思いました。

何人かのデンマーク人の友達のホームパーティーや、ちょっとしたランチなどに呼ばれたのですが、そこでみんなでお菓子を作ったり、ボードゲームをしたりしました。このように、大事な人たちとの時間をきちんととったり、楽しいことを自分達で見つけてつくり、それを大事な人と共有したりする姿勢が、素晴らしいと思いました。仕事とプライベートのバランスについて、改めて考えさせられました。

加えて、デンマーク人が自分のやりたいことに自信を持つ、という姿勢に感銘を受けました。例えば、大変失礼な言い方ですが、学校に音楽のバンドが来てくれたのですが、想定していたレベルではありませんでした。しかし、そのやりたいことをやる、そしてそれを楽しめる、そうした姿勢が良いなと思いました。

帰国してから

帰国してから

帰国前に転職活動のことを心配して、ドイツでTOEICを受けてから帰国しました。点数も自己ベストを更新し、860点とれたので、数値で成長を実感できるものが1つあって、ほっとしました。
帰国してからの1番の心配は、転職できるかどうかということだったのですが、無事に転職もでき、自分が行きたいと思える会社に入社できました。
正直、デンマークで培った、教育や福祉の理論、英語、デンマーク語が今後私の人生ですぐに役立つ、という訳では私の場合はありません。それでも、友達ととことん話した毎日や、色々なことにチャレンジした日々は、今後私の人生を支えてくれると信じています。

デンマークの魅力について

デンマークの魅力について

行きたいと思ったその瞬間が、きっとベストなタイミングだと思うので、迷っている方は、ぜひデンマークワーホリにチャレンジしてほしいと思います。

自ら積極的に動き、周りと常にコミュニケーションをとっていれば、自然と実りあるワーホリ生活にしていけると思います。
デンマークは、都心を少し離れると平野が多く、海はきれいなスポットばかりです。

都心もそこまでごみごみしておらず、コンパクトにまとまっており、住みやすいと思います。歴史的な建造物や、素敵な街並みも多く、デンマークに行った際には、ぜひ色々と足を運んでほしいと思います。

皆さんのデンマーク生活が充実したものになることを、願っています!

デンマークに行くまでの具体的な準備の仕方や、向こうでの生活の様子などについて、自分のブログにも書いていますので、よければこちらもご覧ください。

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