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オーストラリアは乾燥している

オーストラリアは乾燥している

「オーストラリアは乾燥している」と言うのは有名だと思います。

私も渡航前から見聞きしていましたし、こちらに来てからも他の人が言っているのをよく聞きました。

しかし日本でも保湿にあまり関心がなかった私は、オーストラリアの乾燥を甘く見ていました。

5月末にメルボルンに来てから約4か月は乾燥を意識することはありませんでした。

洗濯ものを干しておいても乾くのがすごく早いわけでもなく、髪がパサパサになるわけでもなく、たまに手がカサカサしていても日本にいる時と変わらないと思っていました。

しかし10月初め頃からカサカサしている部分が徐々に痒くなりはじめ、無意識のうちに掻いてしまっていたようです。

気づいた時には皮がひび割れており、更に湿疹のように赤くなり始めました。

ひどい個所は掻いてしまったせいか、膿んだり血が出たりするまでになってしまいました。

両手の甲と指の付け根にできているので、非常に目立ちます。

大袈裟化もしれませんが、なるべく人に会いたくないという憂鬱な気持ちにすらなりました。

しばらく日本から持参した軟膏を塗っていたのですが、一向に良くならなかったのでさすがにおかしいと思い病院へ行きました。

医者に手を見せた瞬間に「ああ、それね」という表情をされ、即座に「飲食店で働いてる?」と質問されました。

1か月ほど前からちょうど飲食店でバイトを始めたことを伝えると、洗剤や石鹸などに対するアレルギーを起こしているとのことでした。

オーストラリアは乾燥しているので、日本では全く大丈夫だった人でもこちらに来て飲食店で洗い物をしたりするとこの症状を起こす人は非常に多いらしいです。

ステロイドを処方され、肌に刺激のない石鹸や保湿用クリームをもらいました。

ステロイドはなるべく使いたくなかったので、他のもので保湿し、洗い物をするときは家でもバイト先でもゴム手袋を着用するようにしたところ、まだ完全にではないですが今ではかなり良くなりました。

まさか保湿を怠っていたことでこんなことになるとは思っていなかったので、反省しました。

保険は大事です

保険は大事です

そして今回の件でしみじみ感じた事。

海外旅行保険は大事ですね。

お金の心配をすることなく病院へ行けることは非常に心強いです。

キャッシュレスなので診察が終わってすぐに帰れるのもとても楽です。

今回もらった石鹸や保湿クリームは、この症状が治ったとしてもオーストラリアにいる間は使っていた方がよいとのことだったので、無くなったらまた来てと言われました。

薬局で同じものを見たところ、それなりの値段がするものだったのでタダでもらえるのはとてもお得感があります。

(本当はそれ以上の保険料を事前に支払っているので全くお得ではないのですが。。。)

マメな保湿対策を

マメな保湿対策を

薬局には乾燥肌用や低刺激な石鹸やシャンプーなどのコーナーがあるので、心配な方は最初からこれらを使ってみるのもよいかもしれません。

人並みに保湿していればここまで悪化することはなかったかもしれませんので、私のように乾燥に鈍感な方は要注意です。

乾燥していないよう感じても乾燥しています!

対策しておくに越したことは無いと思うので、マメな保湿をおすすめします。

オーストラリアの乾燥、甘く見ると痛い目にあいます。。。

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