セント・クレア通りから聞こえるサルサ
今週末(2015年7月5日、6日)は、ぼくが滞在しているトロントのSt. Clair Street(セント・クレア通り)で、サルサ祭がありました。
セント・クレア通りは、ぼくの滞在しているシェアハウスのすぐ近くの通りで、歩いて1〜2分で出られます。
シェアハウスにいてもはっきり聞こえてくる楽器の音や人々の歓声。
なんだろうと思って、シェアハウスの同居人であるカナダ人のアダムに尋ねると、「ああ、あれはサルサ祭だよ。よかったら行ってみなよ」とのこと。
サルサ?
調べてみると、サルサはラテン音楽の1ジャンルだそうです。
その活気溢れる音に引き寄せられるようにぼくは外に踏み出しました。
たまった洗濯物を片付けに、セント・クレア通りにあるコインランドリーに向かっただけなんですけどね(笑)
セント・クレア通りに出ると、すぐに目につくのは、車道封鎖の大きな看板と、その周囲の路チュー、ではなく、路駐の車。
ちなみに、サルサ祭の開放的な空気の中、愛情表現をためらわない西洋の人たちならではの、いやらしさのない、清々しい路チューにも時折お目にかかれました(笑)
トロントの夏・サルサ祭には様々な露店が
セント・クレア通りに出るとそこはもう、サルサ祭に来た、大勢の人だかり。
車道も路面電車(ストリート・カー)の線路も解放されて、歩行者天国になっていました。
イベントがあるときのトロントは本当に活気に溢れています。
通り沿いの飲食店はだいたい忙しそうで、それに加えて臨時の露店もたくさん見えました。
ジュースなど清涼飲料、サルサ祭ならではの、チキンやビーフなどの焼肉にライスといったラテンアメリカ風のプレートなど、飲食系の出店は数多かったです。
でもそれだけでなく、タトゥー、フェイスペインティングなど飲食店以外の出店も多く、バラエティに富んでいました。
サルサ祭での人ごみの中、友人何人かにも会いました。
セント・クレア通りに出ると、近くに住んでいる知り合いとも、よく遭遇します。
そして今回の目玉。
サルサを奏でる音楽家たちと、それをバックに踊る人々。
熱のこもった空間に広がる、はつらつとした笑顔。
セント・クレア通りは、東西を走る通りで、南北を走る数々の通りと交差しています。
今回のサルサ祭は、その南北を走る通りの中で、クリスティー通り(Christie Street)からウィノナ通り(Winona Drive)までの、わずか600mほどの範囲でのイベントでした。
その中で、多様な人種、幅広い年代の人々が、思い思いの格好をして、好きなようにサルサ祭を気ままに楽しんでいる。
そこにはトロントという世界有数の多民族・多文化都市が持っている個性・色が凝縮されたものがある。
そんな風に感じることができた、夏のトロントの週末でした。
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