女1人旅をはじめるきっかけ
仕事を辞めて、女1人でバックパッカーで世界一周に行ったことは、3年経った今でも驚かれる話題になっています。
もともと看護師として働いている中で、世界一周行きたいと思ったはいいけれど、本当に実行をするのは結構勇気のいることでした。
バックパッカーで世界一周をするだけではなく、ブログ本を作成する!という夢を叶えるためにやったことや、そのきっかけ・経路について今回は書いていきたいと思います。
私が初めて海外に行ったのは高校生の修学旅行「シンガポール」です。
そこで見たものすべてが衝撃でした。
空気が違う!人が違う!木が違う!匂いが違う!!
世界ってとても広いんだ!!!
と、単純に感じたことが海外に興味をもったきっかけです。
それから学生の間にバイトをしては海外に行く生活をし、看護師として就職しました。
看護師として働いて半年経った時に、自分の将来・やりたいことと、現状に少し違和感を感じました。
看護師の仕事は好きだし、やりがいもあって、楽しい!と思っていたのですが、私はこのままでいいのかな、と疑問を感じました。
そこで決めたことが、3年で絶対1人前の看護師になって次のステップへ行こう!ということです。
そのために、夜勤の合間だったり、日勤の終わりだったり、休日の日も含めて猛烈に勉強をしたのを覚えています。
次のステップに行くと決めたのはいいけれど、次のステップって何だろう?
ということが次の課題だったのですが、友達と筑波山に登っていた時に、なぜか突然ひらめいてしまいました。
そうだ!世界一周に行こう!!!!
それが世界一周をしたきっかけです。
世界一周する理由を考える
世界一周を始めた理由は、思いついたことを行動に移しただけです。
世界一周をして何がしたいとか、こんな旅にしたいってのは、全くの後付けです。
ただ、思いついたはいいけれど、実際に行動していくのが難しいところですね。
当時23歳だった私は、思い立ったらとにかく動こうがモットーなので、そこからお金を貯めて、海外のことを調べだしたりして、世界一周へ行く気持ちを高め始めました。
そして1番の作戦はとにかく人に話すことでした。
沢山の人に世界一周へ行くって話をしたら、もう後には引けないことと、世界一周についての情報が沢山身近に溢れるようになりました。
2つめの作戦は、もう自分が世界一周のブログ本を作成しているかのように、見に行きたい国や、行ってみたい世界遺産の切り抜きを国別にノートに貼って、「世界一周自分ガイドブック」を作ったことです。
そのノートを見ると、絶対世界一周に行くという気持ちを高めることができました。
当時の私は、世界一周するってカッコイイ!!!と考えていて、色々な世界遺産を見たいとか、色々な国に行ってみたい!とか、美味しい物を沢山食べたい!とか、とにかくプラプラしてみたい…などなど、世界一周をしたら出来ることを考えてはワクワクする毎日でした。
ただそんなことを考えていたのですが、気づいたこともありました。
大抵のことは世界一周なんてしなくてもできてしまうのです。
仕事を辞めないで、普通の1~2週間の休みなどを使っても出来ることばかりです。
バックパッカーで世界一周をすることは特別すごいことではなく、特に旅先は観光か食べることくらいしかすることもないので、少し言い方変えれば、海外にいるニートになってしまうのです。笑
だから、世界一周して何がしたいかってのが大事になってくると思いました。
「2年後、仕事を辞めて世界一周に行くんだよね」
と、友達に話すと、ほぼ100%「すごいね!!!」と言ってもらえていたのですが、たまたま、お世話になっているトレーナーの方に話をしていたら、「何のために行くのか」と聞き返されたことも1つの要因でもありました。
なんで世界一周に行きたいと思うのだろう…と話していた時に「世界一周して本出したい!」とその場の勢いで話した自分がいました。
高校の修学旅行以来、旅行に興味を持ってから、有名な高橋歩さんの本を読み漁ったり、若槻千夏さんの「ちなつの歩き方」でテンションが上がったりしたこともあって、私も世界一周に行くのなら、見て感じたことを書いて、ワクワクしてもらえたら最高だな!と思うようになっていたみたいです。
私の得意な作戦、やりたいことはとにかく人に話すのも助長して、2年後実際に世界一周に行く頃には「本を書くために世界一周する」という考えに変わっていました。
そして、本を出した時には、ブログランキング≪女1人旅部門第1位≫って書きたい!
そんな思いも強くあり、世界一周中はブログをひたすら書いていました。
世界一周をしている間の「自分の仕事」として、ブログで1位をとって本を出す!ということを掲げて世界一周に奮起していたことを覚えています。
それが糧となって、世界一周を無事やりとげ、ブログ本を作成することができました。
ブログで「女1人旅部門1位」をとり、ついに本を出版
色々な考え方があると思いますが
私は、
普通に観光したり
旅行したり
色々な場所にいったり
美味しい物食べたり…
と、色々な出会いがあるし1人でも楽しいことは沢山あるのですが、実は大好きな家族や仲間や友達と行った方が絶対楽しい!と思う派です。
これも世界一周を1人で行ったから気づいたことなのですが。
大事な大事な家族や
一緒にがんばっている仲間や
気の知れあった友達や
日本にいる大切な人達と旅を共有できたら最高だと思っています。
だから、世界一周をしたことを本にして、人に見てもらった時に、「読んでくれた人も旅に出たい気分になってワクワクすること」ができたら私もすごく嬉しいな!と思いながら世界一周をしていました。
だから、世界一周中は、自分が楽しむだけの旅行では私が楽しめなくて、旅に出ているのか、ブログを書きに出ているのか、正直わからない生活でした。笑
世界一周に出る時は、両親には泣かれながらも猛反対され、仕事は辞めたし、引っ越しや家を友達に借りてもらったりと、沢山の迷惑もかけました。
ただ、そのプレッシャーもあったためか、絶対本を出すという決意日に日に強くなりました。
結果、無事ブログの《女1人旅部門1位》をとり、半ば最初は無理やりでしたが、自己出版として本を作りました。
今、世界一周を経験して丸3年経ちましたが、今でも私の本を読んでワクワクしてくれる人がいてくれることや、親と毎年海外に行けていること、旅行のお誘いが沢山くること、仕事の中でも旅行が活きていること…
世界一周行く時にはあまり想像していなかった今の状態があり、本当に勇気を出してバックパッカーで世界一周したことが、今の自分の大きな糧となっています。
4ヶ月という短い期間で本当に駆け抜けるように世界一周をしましたが、日本で見守っていてくれている家族や、仕事を代わりにがんばってくれる友達や、応援してくれている人たちがいるから、無事に世界一周することが出来ました。
そのことは、とても恵まれていることだし、本当に幸せだと思います。
だからこそ、ただ世界一周するだけではなくて、絶対自分のプラスになる旅をしよう!とがんばることが出来ました。
そんな20代での世界一周でしたが、30歳になった今、もう一度世界一周する時は、もっと気楽に遊び呆ける予定です♪笑
- カンボジアの村で日本語教師のボランティア - 2016年3月8日
- 世界一周の費用はどれくらい!? - 2016年1月28日
- 女1人旅ブログ1位!世界一周旅行本を出版するまで! - 2015年11月28日
- マザーテレサハウス「シュシュババン」のボランティアで学んだ大切なこと - 2015年10月27日