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留学は就活(就職活動)に有利ですか?という問いに対する私の答え

ボストンキャリアフォーラム

こんにちは!

「留学は就活(就職活動)に有利ですか?」

このタイトルに興味をもった皆さんは、「海外留学に興味がある」「でも就職活動に漠然と不安がある」「留学が就活時期とかぶってしまう」「周りよりも遅れて就職活動しないといけないのか」、そんな想いをもっているかと思います。

わたしもアメリカへの約1年の交換留学に応募する前は皆さんと同じ疑問を抱えていました。大学で留学をサポートする団体で後輩と話している際もよく聞かれる質問が、留学に行く前・最中・帰国後の就職活動についてです。

この記事を通して、就職活動が不安!でも、海外に行きたい!とおもっている皆さんの背中を後押しできたら嬉しいです。

まず、タイトルの「留学は就活に有利ですか?」という問いに対する私の答えをお伝えします。

ー断然、有利だと思います!!!
(何をもって有利とするかは、自分次第。)

(理由)
・留学を通じて、自分の強み・弱みについて はっきりと把握できる(いわゆる就職活動における自己分析)

・長い目で見て、将来的なキャリアアップとしても留学は知識・経験人脈など得るものが多い

・日本で生まれ育った学生とは違う物の考え方ができるようになる(視野が広がり、新しいアイデアが生まれやすくなる=自分の意見をグループディスカッションで堂々と話せるようになる)

・留学中の努力次第で、英語力が飛躍的にアップする(海外展開する企業にとって、英語が話せる人材は絶対に必要)

などなど、就職活動における留学のメリットを数え出せば、きりがありません!

また、新卒採用だけでなくとも、人生の中で留学をするという決断をした事で、何事にも新しい事に挑戦する事に抵抗感がなくなりました。

留学先で出会ったアメリカ人のみならず、他国からの留学生(ヨーロッパ・アジア・南米など)や他県からの日本人留学生(東京・大阪・北海道・・)との交流を通じて、自分のやりたい事は何だろうと考えるきっかけをたくさんもらえます。

以前、ドイツ人の友人と話していた際、「日本人はなんで大学を卒業してすぐに就職活動をするんだ?履歴書に貼る写真もみんな同じ顔に見えるよ」と言われた事があります!(笑)

ヨーロッパでは、大学卒業後に旅に出て、自分のやりたい夢を 見つけてから、仕事探しをする事が多いらしいです。

日本では、「就職活動」はみんなが卒業後にすぐしなければならない様な風潮がありますが、一歩日本の外に出てみると、そんな常識はありません。

ネットや周りから「就職活動の時期とかぶるから留学は不利」と言われて、海外留学の夢を諦めるのはもったいなさすぎる!と私は思います。

就職活動と留学に関して書き出すと、本当に書ききれないので、私がおすすめする、「留学を就活に有利にする方法」を、ここで一文にまとめようと思います!(笑)

「留学を就活に有利にする方法」=親や周りに「なんで留学をしたいの?」と、聞かれた時、留学をして何を得たいのか(経験?英語力?知識?人脈?)なぜ留学をする必要があるのか、自分の答えをはっきりと話せる様にする事、です。

デメリットやリスクよりも大切なこと

留学は就職活動に有利ですか?

「ただ、海外に行ってみたい」私もはじめはそんな動機がきっかけで長期留学に興味を持ちました。昔、オーストラリアでの短期滞在をした経験から、「海外の文化っておもしろい!」「もっと海外の文化について知りたい!」と思いました。

しかし、帰国後に「なぜ留学したのか?」と聞かれた際に、自信をもってこれだ、と言えるものを身につける必要があります。

動機がなんであれ、就職活動の面接や親などに「留学で得たもの」を伝える機会がきた時に、「留学を通して、このスキル(主体性?柔軟性?企画力?etc.)を身につけました。

なぜなら~(エピソードを語る)」という事が出来る自分になっていよう、そのためにどうすれば留学を充実させられるのか、そんな目的を常に意識して、留学をすれば、必ず就職活動に生かす事のできるスキルを身につけて帰国する事が、絶対にできると思います!

なにか目的をもって行動に出た、留学に挑戦した、その事実だけでも、自分の主体性をアピールできる十分なエピソードだと思います。

「海外へ行きたい」という、単純な動機で海外に出た私も、無事に大学を4年間で卒業できる単位を取得し、日本の企業で内定をいただく事が出来ています。(会社に入ったからゴールだとは言い切れませんが、留学をして、自分の納得のいく「就職活動」は終わらせる事ができました。)

もちろん、留学をする事による、「日本の就職活動のスケジュールと帰国時期がずれる」「留学中は説明会に参加できないので、日本にいる学生よりもネットを使って企業研究をする必要がある」というデメリットは踏まえた上で、留学に挑戦する事は大切です。

しかし、不安やリスクに気を取られて、留学の夢を諦める事は絶対にするべきではないです。

周りが自分に伝えてくれる「留学をする事によるデメリット」を理解した上で、「じゃあ、どうすればそのリスクを越えた、スキルや経験を得て帰ってこられるのか」を自分で決断して実行する事です。(留学に出発する飛行機の中でも遅くはないです!笑 決めて、やり遂げる努力、を忘れずに^^)

ここまで読んでくれた皆さん、ありがとうございます。

この記事を読んで、「留学、やっぱり挑戦みよう!」と思ってくれたら幸いです。

これからの記事では、さらに皆さんを支援するために、具体的に留学中の帰国前・最中・帰国後にやった事について書いていこうと思います。(ボストンキャリアフォーラム ・3月の就職活動解禁にむけて、友達に協力してもらった事 ・Linkedinのアカウント作成・・・などなど、詳しくお伝えします!)

今後も留学をしたい・海外へ行きたいと思っている皆さんのお力になれるように、執筆していきますので、よろしくお願いします^^

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